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会長ブログ

月別アーカイブ: 2011年9月

11-087. プラスを見るか、マイナスを見るか

 

雑草の生命力・成長力はすごい。

雨の一降り毎に草の背は伸びてゆく。

 

雑草を退治するのには根ごと引っこ抜かなければならない。

根治する、根絶する、という言葉に「根」が生えている。

根ごと引っこ抜こうとすると腰を痛める。

 

それでもがんばった。

なかなか広い範囲の雑草を退治するというわけにはいかない。

疲れて休む。そして雑草抜きの作業を終える。

まだまだ終わりそうにない。

 

さあ、そこで私は考えた。

まだまだ残っているところが多い、これからやらないといけないことは多い、

それを考えると大変だ。

しかしゴミ袋一杯分の雑草は集められたぞ、

ちょっとは雑草がないところもできて、きれいになっているではないか。

 

どっちへ行こうか。

どっちを考えようか。

やっぱり自己満足の道を歩もう。

やったことをプラスとして、後は積み重ねて行こう。

ちょっとずつやろう。

 

まあ、いい加減かもしれないが、

完璧からは程遠いかもしれないが、

自分をだましだまし、行けるところまで行ってみよう。

 

今日のところは、満足!満足!

それにしても、腰が痛い。

11-086. ストーリー、メッセージ

 

会社でホームページを作成して外部に発信するとき

あるいはチラシを新聞やパドに入れようとするとき

あるいは同業者や顧客への物件資料を作成するとき

いろいろ頭を悩ませ、どうすればこちらの意図がうまく伝わるか

一生懸命考える。

 

会社には会社の歴史があり、その中で訴えたいものを抽出してホームページを作ろうとしている。

宣伝にしても一つ一つの商品に過去からのいきさつ、これからの効用、意味、価値づけを顧客に分かってもらいたい。

不動産の物件についても同じことで、とくに不動産はひとつひとつ顔が違い、

どうして売りにだされているのか、賃貸にだされているの、今まではどのように活用されてきたのか、

まわりはどうなのか、これからどんなふうになっていくのか、

それぞれの物語がある。

そんなことをお伝えしたい。

 

作成側、情報提供側にたつと、いろいろ工夫して、時間と手間をかけている。

ところが一方受け取り側に立つと、

広告宣伝をみても、「ポイ」捨て、

資料も「チラッ」と見るだけ。

 

ものみな、ストーリー・物語を内包しており、ものみな、メッセージを発信している。

じっくりと読み取り、耳を澄まして聴きとらないといけない。

一枚の紙の中に込められた宝の山、情報の鉱脈。

名刺の整理をして、昔の物件資料を破棄しながら、

そこに込められた作成者の努力と熱意(の存在と不在)を感じた。

 

ものみな、無駄なものはない。

ものみな、意味をもっている。

自分のところに届いたとき、タイミングよく理解できてつかめるかどうか、

人との出会いにせよ、

外部からの何気ないメッセージにせよ、

知らないうちにそのチャンスはするりと通り抜けているのだろう。

11-085. マンション管理業務

 

我社の仕事の大きな比率を占めるのはマンション管理業務である。

地味でなかなか評価してもらえない「縁の下の力持ち」の仕事である。

掃除清掃といったハードの管理から集金・クレーム処理、募集・契約・退去の立会、

業務の内容は多岐にわたり手間のかかる仕事である。

 

このような管理業務を増やしていきたい。

オーナーが自分でやっているか、誰かに委託しているか、

いずれにせよ我社に業務を委託してもらえないか、

我社がきちんと管理業務を行っていく、

こんな仕事の受注をとっていきたいと考えているが

そのための営業活動ができていない。

 

我社に頼まれるためには我社の管理業務のすぐれた点を表現できなければならない。

着実に愚直に仕事を遂行しています、という以外に

これが我社のノウハウです、と自信を持って言えるものがない。

残念なことである。

 

そんな話を内部で検討しているときに

柏原の遠方からわざわざ我社を訪ねてきてくれる方があった。

現在リフォーム中のお部屋を見学がてら、

我社が北巽のマンションで行った募集キャンペーンのお話を聞きにこられた。

(幸いにして今回みんなの努力によって新館の方は満室になった)

 

現在どの賃貸マンションでも稼働率をいかにして上げていくか、

上げられないまでも下げないようにするか、が焦点で

このノウハウを持っていればノーベル賞ものではないだろうか。

 

我社の例をお話しするにしても、他でやっていること以上のもの、

以外のものは特にないだろう。

細々した業務を丹念に繰り返し根気よく続けていく、

活発に元気よく気持ちよく業者さんとも協力してやっていく、

みんなの力を合わせてやっていく、

そんな気持ちがまず第一なのではないだろうか。

 

こんな精神論では、マンション管理業務を委託してもらうための営業戦略にはならないだろう。

さて、もっともっとオーナーさんを説得できるよう、いろいろ自分たちで工夫して

ノウハウを蓄えていかなくてはならない。

11-084. 安普請

11-084. 安普請

 

「安普請」なる言葉を聞いて何を思うか。

明治の開国から近代国家建設を大急ぎで実行した日本の姿を見て

批判的に表現した作家がいたようだ:安普請と。

 

今の日本の物事に対する対処の仕方も

政府だけでなく自分自身の考え方も含めて

なんとなく「安普請」のような気がする。

トントントンのやっつけ仕事・・・

 

といった前置きはさておいて、

もっともっと痛切なのは自分の体のことである。

ガタガタきている。

ガタがきている。

あちらが痛い、こちらが痛んでいる。

「安普請」という言葉を実感する。

 

「堅牢な建物」にならないものか。

「堅牢な肉体」に建て替えられないものか。

契約の更新を払ってもいいが・・・

あーぁ!?

11-083. 主は変われど・・・

 

毎朝のチワワの散歩、これは夫婦二人の仕事、

平日は通勤前の亭主が朝飯を食っているあいだに妻が連れて出、

その代わり週末は亭主の担当になる。

 

祝日の朝家を出て玉串川沿い、二人とも似たような道のりの散歩である。

「ホッ、今日はオトーチャンと一緒かい」

チワワに声をかけてくれる人がいる。

家内が散歩に連れている時に見知ってくれているのだろう。

 

主は変わっても、連れられる愛犬チワワは変わらない。

顔見知りというわけだ。

 

「主は変われど・・・」などという表現が思い浮かんだが、

本当の「ご主人」はチワワかもしれないな、と思った。

散歩に連れて行ってやっているつもりだが、

よく実態を考えてみると、ペット愛犬に引き連れられてこちらがお伴している図である。

 

結局、「お伴変われど、ご主人変わらず」ということか・・・?

朝の寝ぼけ頭でふと考えた。

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