16-009 ビールとワイン
2016.05.29
16-009 ビールとワイン
「巴里カフェ」という枠で2ケ月に一回フランスと日本のことを話し合っているが
先週は「フランスのワイン」について勉強した。
ビールとワインは同じようなアルコール系飲料水ではあるが、
勉強してみると対照的なことがわかって面白い。
ビールの材料は小麦で食料的にも重要なものだ。
北の国々で産出される。
一方ワインは葡萄から造られる。
食料としてはお腹がふくれるものではないだろう。
おそらく最初からワインを作るために栽培されている。
産出する地域には北限があるようだ。
ビールの生産は比較的簡単で
また日常的に消費される庶民的なものであったようだ。
一方ワインは当初から高級なものという認識があり
特別な機会に高級階級が消費している。
ワインは昔から「ブランド」志向であったようだ。
ワインから世界を覗いてもいろんなことがわかって面白い。
16-008 タカラヅカ物語
2016.05.29
16-008 タカラヅカ物語
タカラヅカの人の話を聞く機会があった。
宝塚を退団してまだ数年しか経っていない年代の若い女性なのだが
見るからに凛とした感じで
体全体から宝塚を発散させていて興味深かった。
タカラヅカの話をしてくれたのだが
その中で面白いなぁと思ったことをメモ書きしてみます。
「すみれコード」というのがあるらしい。
訊かれて答えたくない時に使うようだ。
プライバシーを守り、他の人に迷惑をかけるような返答をしないための言い訳に使えるようだ。
もう一つ面白いと思ったのは
「タカラヅカ」が優美な楽園、まるで北朝鮮に拉致されて保護されている監獄のような感じがしたことです。
同年輩の女性ばかりで過ごす何年間はおそらく彼女の人格形成に大きな影響を与えたことだろう。
彼女自身「リハビリ」という言葉を用いていたが
男役から女性への性転換はまだ過渡期のようで
スカートや外股の歩き方などまだ「リハビリ」に時間がかかりそうだ。
ふと・・・
北朝鮮の楽園から外の世界はどのように見えるのだろうか。
自分の感覚で感じること、違和感を持つということは可能なのだろうか。
そんな変なことを考えてしまいました。