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会長ブログ

月別アーカイブ: 2012年11月

12-041. 柿を採りながら

 

 11月23日は祭日である。

カレンダーを見ると「勤労感謝の日」とある。

11月は感謝の月のようだ。

アメリカでも THANKSGIVING DAYがある。

おそらく収穫への感謝祭なのだろう。

 

 毎年のことながらこの時期になると柿採りで連休が費やされる。

今年は一見して例年に比べ実の数が少ないのが分かる。

それでも採りだしてみるとなかなか終わりそうもないほどの収穫だ。

採りにくいところは無理をせず、近くから採れるところだけにしておこうと決めた。

二段バサミで届くところだけでも膨大な数の柿がとれた。

いくつも群がっている枝もある。

見落としてしまいそうな箇所もある。

 

 柿を採りながらふと考えた。

われわれの仕事の種も、そんなに無理に遠くまで手を伸ばさなくても、

すぐ身近に、手の届く範囲にあるのではないか。

熟した実がたわわに実っているのに気がついていないのではないか。

目を凝らしてよく観察し、いろんな人に尋ねて回ってみよう。

きっといろいろあるはずだ。

 

 柿を採りながら考えたこと、もう一つ:

実はひとつひとつ丁寧に丹念に採らないといけない、ということ。

乱暴に扱って割れてしまっては元も子もない・・・

 

 労働力を要請されるこの祝日、

おたくの柿は美味しい、と一言いってもらうために

持病の腰痛には沈黙を強制する。

 

12-040. 「東成・生野モノづくりフェスタ」いきました

11月22日(木)生野区民センターへ行きました。

生野区と東成区を結んで行っているイベントです。

お知り合いの企業がいくつも参加しているのでちょっと覗いてきました。

それに株式会社エンジニアの高崎社長がセミナーをしたので

それも聞きたかったので行きました。

セミナーも学ぶ点の多いものでしたし

展示している企業の人ともゆっくりお話できて

楽しいひと時を過ごすことができました。

ちょうど大阪商工会議所の佐藤会頭が来ておられたので

何枚か写真を撮らせていただきました。

和鋼さん、文楽せんべいさん、クルワさんの

ブースの前です。

文書112-039. アルジェリアとモロッコの思い出

ある会でお話をさせてもらう機会がありましたので、

「アルジェリアとモロッコの思い出」というタイトルで昔話を披露しました。

 

フランス留学をしていて1971年暮れから1972年に6ケ月アルジェリアに通訳の仕事で

滞在したことがあります。

北アフリカのマグレブ三国のアルジェリアの西部にあるオラン

(この町はカミュの「異邦人」の舞台になった都市です)近郊の

アルズーで日本揮発油が製油所建設を請け負った時に働きました。

伊藤忠なんかも関係したプロジェクトでフランス語圏で初めての大型プロジェクトで

フランス語通訳が多く雇用されました。

当時パリにいたのでかなり好条件で働き、貴重な経験をしながら、

楽しい時期を過ごしました。

楽しく暮らせた要因のひとつは仕事以外の時間に動ける足を確保できたことです。

私用に使う車をパリから運び込み余暇を利用して遊んでいました。

パリからフランス国内の高速を南下してマルセイユまで走り

マルセイユ港からフェリーで一晩かかってアルジェ港まで渡りました。

その後アルジェからオラン、アルズーという結構長い車の旅でした。

 

フランスナンバーの車で週末になると

日本人医師やコックさん、通訳仲間と一緒に、モロッコ国境まで走って

国境の町ウジダへ行きました。

モロッコまで行くと使いきれなかったアルジェリアのお金を交換することができました。

 

またモロッコまで出ると

メリリャという町へ行くのが大きな喜びでした。

ご存知のようにアラブの国は我々にとってストレスのたまる国で

アルコールは飲めない(原則として)

女性は家の奥に隠れて姿を現さない、のです。

ところがメリリャという町に入るとその雰囲気が一変するのです。

酒を飲むところがあり、そこには女性がいるのです。

まったくの別世界です。

 

北アフリカのモロッコ領土内にありながら

メリリャという町はスペイン領なのです。

いわゆる「飛び地」になっていて、ジブラル海峡のところに

もう一つ同じようなセウタという町が存在します。

そんな地位の都市ですのでその町に入るには国境を越え

税関の審査を受け入国することになるのです。

 

今回こんな話をしようと過去のことを調べて

古いパスポートを引っ張り出してみました。

過去の日付の入国・出国のスタンプが見つかりました。

今思い起こすと、貴重な経験でした。

 

アルジェリアのアルバイトを終えた後

車でパリに帰ろうといろいろ旅行しました。

チュニジアではカルタゴの遺跡を見たり、

モロッコでも旧都をすべて回りました。

 

最近はモロッコ観光も盛んなようですが

個人的にはフェズの街は最大級のおすすめです。

世界にはいろんな素晴らしい都市がありますが、

たとえばベニスのような街、ローマのような街、プラハやクラコフのような街、

美しい都市、驚異的な町がありますが、フェズはそんな中に入るでしょう。

モロッコのマラケッシュも面白い都市ですが、

フェズの迷路、立体的な迷路さにはシャッポーを脱ぐことになります。

街歩きの好きな観光旅行者は是非一度行かれることをお勧めします。

 

まだまだ昔話を続けたいのですが

これぐらいにしておきます。

 

12-038. 感謝と恐縮

立て続けにお花をいただきました。

ありがとうございます。

同時に申し訳ない気持ちで恐縮の極みです。

ひとつは弊社でお願いしている囲碁の会のインストラクター古家裕子先生からいただきました。

もう一つは、物件をお預かりしていながら結局弊社ではテナントさんを見つけきれなくて

最近別の同業者さんのご尽力で契約されたオーナー様からのものです。

そんな状況なのに、折角いろいろノボリ・チラシなど広告してくれたから、と

わざわざお花をいただきました。

誠にお恥ずかしい次第で恐縮いたしている次第です。

これからはもっとしっかり仕事をして大威張りで仲介手数料をいただけるように

がんばりたいと存じます。

これからもよろしくお願いいたします。

12-037. 「木に登る」の記

 メルマガ「うごくもの うごかないもの」を発信しているが、

正直それほど多くの人に読まれているとは思っていない。

ただ何人かはいつも読んでくれているので、その人たちを念頭に置いて書いている。

 

 「メールマガジン 拝読しています」などと初めての人から連絡をもらうと

もう単純に喜んでしまって、そんな「おだて」にすぐ乗ってしまう。

まさに「豚もおだてりゃ木に登る」体である。

 

 時々自分でも「アホなこと やってるな」と自虐的心理に陥ることがあるが

それはそれ、豚も豚なりに、なかなか木から降りられない。

登ったままどうしたものかと思案に暮れることもある。

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