14-017. 社長考
2014.05.19
2014年5月19日の日経新聞に出ていた広告:小学館の大辞泉。
あなたにとって「社長」とは?
社長さんに訊きました、として いろんな社長のコメントが収録されている。
「全てのサラリーマンが目指すべき役職。景気の良い時は辞めたくない役職。親戚からも「社長」とあだなで呼ばれる役職。」
「癖ある馬どもを乗りこなし、信じられないくらい楽観的で、自分達が世界を変えることができると信じられたら最高。」
その中で気に入ったもの:
「なってみて何一つ自由にならないことを思い知らされる存在」
「尻をまくる人でなく、腹をくくる人。」
自分だったらなんと答えるだろうか・・・
14-016. 「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」
2014.05.14
14-016. 「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」
いい本なのですが、このタイトルはどうかと思いました。
努力を継続していくための方法論を説いているので
極めて実践的で、精神論や抽象的議論をストイックに排除しています。
方法、方法。実際にどうするか。これにフォーカスしているので著者の人柄も垣間見られて好感の持てるガイドブックになっているのに、逆に「天才」という言葉や著者のキャリアが素直な読者を当座けてしまうのではないかといらぬ心配をしてしまう。
いかに反復・継続するか。
不得意分野での努力はやめること。
1、正しい努力のための方法論
2、努力を始めるための方法論
3、努力を続けるための方法論
4、努力を完遂するための方法論
方法論に徹している。
実践的。おすすめします。
14-015. ゾンビーとりんご
2014.05.3
14-015. ゾンビーとりんご
賃貸マンションのオーナーさんには、会社への手数料とは別に担当営業マンに直接お礼をする人がいる。これに対して三人の仲介・管理会社の社長が三人ともこんなふうにコメントしていた。
会社に申し出ないで個人的に取得した場合それがわかると最終的には首になる可能性が高い、すくなくとも私の会社ではそうしている、と。
よく言われることだが、腐ったりんごが箱の中に入っていると周りのりんごも腐るので、と。
そんな話を聞いてゾンビーを思い出した。
ゾンビーは身近の人間に噛み付き、ゾンビー仲間を無限に増やしていく。もう死んでいるので殺すことはできない。その動きを止めるのは頭を切り離すことである。マックス・ブルックスが書いた世界的名著(200万部出版のベストセラー)「全人類必携」の「ゾンビサバイバルガイド」の原本英語版では「ゾンビーの攻撃から生き残るためのトップ・テン・レッスン」の3番目レッスンとして「あなた自身の頭を使いなさい:彼らの頭を切り離しなさい」と書かれている。
噛み付かれてゾンビーになっても困るし、周りがゾンビーだらけになってもこれまた困る。せめて腐る前にアップルでもがぶりとかぶることといたしましょう。