12-031. パリ! パリ!
2012.09.30
12-031. パリ! パリ!
我社で開催している「杉の実サロン」で大好きなパリについてお話をしました。
「パリの魅力」どんなところがいいのか、なぜパリに惹かれるのか、
そんなことをなんとか伝えたかったのですが、自分の感じていることを
伝えるのがいかに難しいか、欲求不満ばかりが残りました。
聞いている人はもっと欲求不満で面白くなかったのではないかと心配です。
そのときに話題にした事のひとつが自動車の免許証のことがあります。
大昔にフランスに滞在していたときはフランスの免許証の更新がなかったので
一度交付された免許証を一生ものとして使っていました。
そのときから年を取っても若い時の顔写真のままでいいのかなぁ、と考えていました。
今回話をするにあたって昔の書類をひっくり返していたら1970年発行の免許証が出てきました。
制度が昔のままなら今なお有効な免許証ということになります。
webでフランスの自動車免許の制度を見てみましたが特に更新の必要性には触れていないようです。
免許証のデザインも変わっていないようです。
従来なかったポイント制が導入されたり、飲酒運転の取り締まりが厳しくなったり(昔はみんな酒を飲んで運転していたものです)
シートベルト着用が厳格に守られるようになったり、自動車運転モラルは大きく変化したようですが、
どうも免許証は一度発行されるとずっと使えそうです。
調べてみるといろいろ面白い発見がありそうです。
12-030. 「幸せの経済学」
2012.09.23
12-030. 「幸せの経済学」
ある会社創立記念行事として「幸せの経済学」という映画を見ました。
いわゆる「グロバリゼーション」の弊害を指摘し、
「ローカリゼーション」を目指すべきであるというもので
その主張とするところは大いに共感・共鳴するところがありました。
ただその主張・訴えを十分に映像化していない気がしました。
映画として成功しているようには思えませんでした。
製作者(スェーデン女性 ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ)自身の
ブータンでの実体験がもっともっと語られると興味深かったように思います。
ブータンの人たちが現代文明の先端技術に対してどのように反応したのか、
欧米先進国のひとびとは彼ら・彼女たちにどのように現代文明の弊害と利点を説明したのか、
興味はつきません。
また他方村社会、旧来のコミュニティの持つ弊害・不自由さ(個人生活への全体からの締め付け・プレッシャーなど)をどのように評価するのか・・・
「地産地消」といったことに共感・共鳴するひとは多いとおもうので
もっともっと具体的な取り組みの実例を紹介してもらえれば参考になったのに、
と残念でした。
とにかく家に帰って家庭菜園を腰痛をおして頑張ってみようという気にさせられました。
新鮮な野菜が食べられよう来年までやってみます。