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会長ブログ

月別アーカイブ: 2010年8月

10-079. コンサルティング会社に勤めていたときに大事だと感じたこと 2つ

 

 「10年ひと昔」とすれば大昔の話になりますが

日本のコンサルティング会社がフランスで子会社を作ったときに働いたことがあります。

当時日本経済や日本企業が隆盛真っ盛りで

「ジャパン アズ ナンバーワン」ともてはやされていました。

日本からコンサルタントを派遣してフランス人コンサルタントと協力して

日本式生産管理手法を導入していこうというわけです。

 

 私自身は経営や生産管理についてはまったくの素人でしたので

縦のものを横にしたり、横のものを縦にしたりしてお手伝いしたのですが、

個々のコンサルタントやコンサルタント会社の動きを見ていて

大事だと感じたことが2点ありました。

 

 ひとつは、「日程調整」のことです。

コンサルタントの時間の多くはアポをとること、客先との日程調整、

スケジュール相談に費やされていました。

プロジェクトを推進していくのに複数の人が関わり、複数の人を動かしていくので、

その時間調整、時間管理が大きな割合を占めているようでいた。

 

 プロジェクトは終了期限が決められていて

それをオーバーすると当然経費の持ち出しとなり、赤字になりますので、

プロジェクト全体のスケジュール管理・工程管理が最大のチェックポイントとなり

効率よく仕事を組み立てていくために、

毎日毎日の日程・アポ管理にエネルギーを割いていました。

彼らの苦労が思い出されます。

 

 ふたつめに大事に思ったのは、「書くこと」「書き残すこと」です。

コンサルタントは仕事柄、企画書やプレゼン、報告書などペーパーにして提出することが多いので、

彼らは書くことや書いたもので説明することには比較的慣れています。

会社の教育もあり、これは習慣づけられているのでしょう。

 

 その会社でやっていたことで感心したのは、

プロジェクトが終わった後にきちんと全体をまとめた報告書を作成させ

複数印刷して内部の関係者に配布し会社の図書館に保管してあることです。

この報告書は具体的な事例研究ケーススタディの資料としても貴重ですし

社内でのノウハウの蓄積と共有化にも強力なツールになっていました。

 

 また、具体的でありかつある程度抽象化された報告ですので

新しい手法の開発の出発点にもなり

宣伝広告の発想の切り口としても役に立っていたようです。

書くこと自体で書いた本人が自分の行ったプロジェクト全体を客観的に見直し

学ぶ点も多かったようです。

人に教えると自分の理解が深まるように

書いてまとめるのも自分の行ったことを今一度外から客観的に学べて役に立つようです。

 

大昔感じたことを今頃思い出しています。

10-078. 共有化

10-078. 共有化

 

 営業についておもしろい本を読んだので、これは役に立つとばかり、

社員全員に配り同じ本を読んでもらった。

同じ知識と認識をもち、つまりカッコよく言えば「共有化」して、

一致団結、同じ方向を向いてがんばりましょう、というわけである。

 

 「共有化」「共有化」という掛け声で会社全体が同じ方向への動きができるように心がけている。

 

 だが、これが正しいのかどうか。

 

 なんでもかんでも「共有化」ということで、言い訳にしていないか。

 

 どこまで共有化するべきものがあるのか。

 

 城壁に大きな石も小さな石もあり、それぞれが存在して城壁の意味がある。

隣との関係、全体の中での意味があってこそ、全体が機能する。

全員に同じことを要求するのは無駄なのではないか、無理なのではないか。

 

 同じ本を同じように理解してもらって、同じように行動してもらうことを考えたのは

単に私自身が行うことを手抜きしようとしただけではないか。

本来であればみんなに実践してもらえるように

本の内容をかみ砕いて説明できるようにならなければいけないのではないか。

(しかしそれも大変!)

 

 それに、同じ本を読めば同じような認識を持つ、というのも

あまりにも素朴すぎる発想であったかも知れない。

 

 社員には迷惑なことをしているのかも・・・

 

 「共有化」の意味を今一度考えなければなりません。

 

10-077. イタリアン 心斎橋

 

 お盆休みで関東から戻ってきている友達と6人で食事をしました。

年に一回、七夕様のようですが、同級生が集まることが続いています。

食事の場所を決める幹事役に何となくなってしまっているので

今回も勝手に決めさせてもらいました。

 

近くで現代美術の画廊をやっている友人に紹介されて

イタリアンレストラン「ピエトラサンタ」に行きました。

 http://www.pietrasanta.jp/

 

一番奥の一角我々だけの部屋になって使えて

ゆっくりお話ができました。

 

ひとりは電通を退職して

色鉛筆と水彩で絵葉書風絵を描きためて個展をした男、

もう一人は今も上場会社の会長職、

もう一人は同窓会と映画鑑賞で毎日を忙しくしている友人、

いろんな人と昔に帰って話ができます。

 

コース料理を頼みましたが

ボリュームもあり、味もよく

みんな満足して帰ってもらいました。

 

幹事一安心。

 

また一年後の再会を期待して。

 

 

10-076. 誰の血?

 

庭で雑草抜きをしていました。

夕方になると蚊が出てきて、

煩わしいだけでなく刺されると痒い。

 

一匹左手に留まった。

なんとなく痒い。

癪に障るので「この野郎!」とばかり

叩いた。

 

見事 仕留めた。

蚊の残骸の痕は、赤い血が残った。

 

むー

これは誰の血だ?

蚊の血?

それとも私の血?

 

むむむ・・・

 

血液型が分かったら、

それは蚊の血液型?

それとも私の血液型?

 

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