10-011. お祓い
2010.03.11
10-011. お祓い
古くからの住宅地。
建物の解体撤去に先立って、井戸のお祓いをしてもらった。
近くの神社から宮司さんにきてもらい30分ほどの式を行った。
井戸=水は生命の源であり、
井戸をうずめるに当たっての儀式である。
遠方からオーナーさんの親族の方も参加され
滞りなく終了することが出来た。
更地渡しに向かって一歩進むことが出来た。
夕方ハウスメーカーの営業マンが事務所に来たので
お祓いの話題が出た。
宮司さんへのお礼の相場について情報交換をした。
10-010. 引用
2010.03.9
10-010. 引用
伊坂幸太郎「重力ピエロ」からの引用:
人の人生は自転車レースと同じだと言い切る上司もいれば、人生を」レストランでの食事に喩える同僚もいた。つまり、人生は必死にペダルを漕いで走る競争で、勝者と敗者が存在するのだという考え方と、フルコース料理のように楽しむもので、隣のテーブルの客と競う必要はなにもないという構え方だ。私は、どちらが正しいのかは分からなかったが、その時は現実に自転車を漕いでいた。駅に向かっていた。
こんな文章に震える。
あるいは:
「ふわりと飛ぶピエロに、重力なんて関係ないんだから」
「そうとも、重力波消えるんだ」父の声が重なってくる。
「どうやって?」私が訊ねる。
「楽しそうに生きていれば、地球の重力なんてなくなる」
「その通り。わたしやあなたは、そのうち宙に浮かぶ」
わくわくしながら読んでいます。
10-009. 伊坂幸太郎
2010.03.9
10-009. 伊坂幸太郎
ブログを書いていて思うこと。
現在進行形だなぁ、ということ。
毎日毎日 何でも書けるということ。
たとえば今読んでいる本のこと。
読書感想文 となると読み終えて、まとめて
なにかしゃれたこと、いいことを書かないといけないけれども
「わたしは今 伊坂幸太郎の 「重力ピエロ」を読んでいます」
とこんな形で書いてしまえる気楽さ。
どうも伊坂幸太郎が気に入ったみたい。
「終末フール」を読んで面白かった。
「重力ピエロ」も引用したいとこだらけ。
10-008. 情報の氾濫
2010.03.8
10-008. 情報の氾濫
ブログも少し慣れてきたのか、もともと嫌いでないのか、
今日は何を書いてやろうか、そんな気分でパソコンに向かっています。
さて、それで今日は・・・
会社で新聞をとっていますがなかなか読めません。
雑誌も社内で回覧するのですが、はたして役に立っているか?
みんな時間がないのです。
情報量ばかり多くて、なにが役に立つ情報か、選別ができないで
情報のつなみに押し流されているような感じです。
情報の選別・推薦をするソムリエというか、コンシエルジュというか
そんな役割をはたす人が重要になってくるように思います。
自分に合った信頼できる相談相手を見つけること、
これはこれからのビジネスを行う意味でも大事になっていくことでしょう。
10-007. 別の世界 もう一人の自分 セキュリティ(安全) 映画「サロゲート」を見て
「サロゲート」という映画を見ました。
まず題名から:カタカナから「sarogate」というつづりだとなぜか思い込んでいました。
改めてタイトルを見てみると「SURROGATES」
一体どういう意味なんでしょうか?
生身の人間の代わりに身代わりロボットが活動する近未来のお話。
本人のそっくりさんロボットと本人とは回路でつながっていて
ロボットの行動・感覚はすべて本人の体験・実感となります。
ただすべて遠隔操作されているという構造です。
アメリカでこのような発想が流行っているのでしょうか、
「アバター」でも用いられていた二元的世界構造(現代人社会と原住民社会)で、
その両者を行き来するというわけです。
「マトリックス」での二元世界構造では、本人自体が別世界に送信されることになっていましたが、
「アバター」「サロゲート」では人造人間が本人を代行することになっています。
「サロゲート」の世界では
危険が潜在する実社会では身代わりロボットが活動し、
(そしてそのロボットたちはすべて若く颯爽として溌剌としています)
事故が起こって傷ついたり死亡(破壊されるということになるのでしょうか)しても
すぐ修復・取替えがきくというわけです。
身代わりロボットを背後で操っている生身の人間は傷つくことなく
すべての感覚を味わうことが出来るというわけです。
映画の進展とともに、生身の人間たちはすべて「ひきこもり」状態であることが分かってきます。
現実に接すると傷つく、血が出る、他者とぶつかることが恐い、という生身の人間たちの考えが
社会に反映され、こんな社会が形成され、技術が開発されたということが明確になってきます。
その社会を引っ掻き回すのがご存知ブルース・ウィリス、
生身の肉体をもったアナログ人間代表ブルース・ウィリス!
この映画の軸になっているのは デジタル対アナログ
もう一つの軸は 親子の愛。
息子を亡くしてから夫婦としての絆が切れてしまったブルース・ウィリスとその妻との愛の回復の物語であり、
息子を永遠に保存しようとして「サロゲート」を作り出した発明家の愛情の物語でもあります。
「サロゲート」を見てこんなことを考えました、とさ。