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会長ブログ

月別アーカイブ: 2011年10月

11-089. 電話とトイレ

 

大昔のお話である。

もう時効になっていると思うので、恥ずかしながら書かせてもらう。

 

フランスへ留学したての頃、

学生アルバイトで日本人新聞記者の事務所で仕事をした。

大学でフランス語をしたということで、記事の和訳と事務所の電話応対である。

その記者はフランス語ができなくて翻訳された記事を呼んで日本へ記事を送っていた。

古き良き時代のメチャクチャ(よかった)時代のお話である。

 

フランス語ができるという触れ込みでアルバイト料をもらっているのだが、

実を言えば、大学でフランス語の勉強が足りないので留学しているわけで、

まあ、文法は何とかなるにしても、会話なんて気恥ずかしいものは敬遠していた体たらく、

まぁ、フランスでこれから頑張ろう、そんな時期でもありました。

 

経験のある人は分かってもらえるかと思いますが、

外国語で電話の応対をするのはなかなか難しい。

顔を見ながら話をするのであれば、

相手の表情を見ながら、にこにこ得意の笑顔でごまかしながら

なんとか会話を続けることも可能なのだが、

電話機越しではなかなかそんな秘技が使えない。

相手が何を言っているのかわからない、

頭がカッーとして、顔中火照ってくる。

 

絶望的状況を回避するのは、逃げること、

とりあえずは、トイレへ。

朝出勤したら、うまく時間を見計らって、

・・・トイレへ。

電話が掛かってきそうな時間を見計らって、

・・・トイレへ。

電話が鳴り終わったら、ゆっくりと出ていく。

 

毎日毎日綱渡り。

しんどい、ごまかしの日々でした。

ようあんなことやってたなぁ、

恥ずかしさとともに、よくごまかせたものだと、

今思い出す。

 

トイレで、尻隠さず、というか

逆に尻を出して、わが愚かさの尻拭いをしていたのか。

思い出すこともできなくなっている。

いまさら尻拭いもできないが、

とりあえずは、告白。

 

お恥ずかしい次第です。

11-088. 中国4大美女

 

「杉の実サロン」で「昌平塾」主宰の内田昌之さんに「中国古典と歴史」のタイトルのもとお話ししてもらった。

内田さんはもう4年近く毎月自分の講座で中国の話をされているようだが、

今回は中国の長い歴史からテーマを一般向けしやすいように

「楊貴妃と4大美女」でお願いした。

 

内田さんのお話はいつも切り口が面白く興味持って聞かせてもらっている。

中国で慣例としてあげられる4人の美女、

それにまつわる逸話、中国語の表現など面白いことが聞けた。

質問も多く賑やかで楽しい時間が過ごせた。

訊き忘れたことがあったので、今度直接質問してみよう。

それは、「纏足」についてで、中国では足が小さいのがいいとされていて、

「纏足」すると聞いているが、楊貴妃もやっていたんだろうか。

 

後でそんなことが気になった。

 

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