「うごくもの　うごかないもの」2019年11月号　その１

2019.11.29

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「うごくもの　うごかないもの」　西暦2019年11月号　その１

人・企業・不動産

まぐまぐ　ID　９９４６１　　　　　　　　　　　　 (ks)

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◯　　　幻を見る人

空から小鳥が落ちてくる

誰もいない所で射殺された一羽の小鳥のために

野はある

窓から叫びが聴こえてくる

誰もいない部屋で射殺された一つの叫びのために

野はある

空は小鳥のためにあり　小鳥は空からしか落ちてこない

窓は叫びのためにあり　叫びは窓からしか聴こえてこない

どうしてそうなのかわたしには分からない

ただどうしてそうなのかをわたしは感じる

小鳥が落ちてくるからには高さがあるわけだ　閉ざされたものがあるわけだ

叫びが聴こてくるからには

野のなかに小鳥の死骸があるように　わたしの頭のなかは死でいっぱいだ

わたしの頭のなかに死があるように　世界中の窓という窓には誰もいない

「四千の日と夜」　田村隆一著　現代思潮社

XXX

◯　地球　一万回転　冬日にこにこ　　高浜虚子　（ある俳人の結婚二周と年を祝って詠まれました。

地球が一万回転すると　約三十年）

水音と　虫の音と　我が心音と　西村和子

「俳句の練習帳』

うつむいて　吹いても空へ　しゃぼん玉　鶴岡歌菌

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　XXX

◯　杉浦勝昭とは何者か？

ロータリーの卓話（テーブルスピーチ）卓話の時間を

３０分当たられたので

まず半分を自己紹介の時間にさせてもらいました。

私のことを全然知らない方も多かったので

また自分なりに人生を振り返ってまとめてみました。

1945年生まれ。

当クラブでは花の20年生まれ、同年生まれは橋本さん、田中研一さん

曽根さんは学年は一緒ですが19年生まれ、多田さんも29年生まれ。

誕生日が３月２７日なので戦争中に生まれていることになります。

八尾の家には防空壕があり

母親に抱かれて地下で隠れていたという体験をしているわけです。

もちろん記憶にあるわけはありませんが。

勝　という名前が付いているのは戦争の名残ということです。

兄弟姉妹は　妹一人　弟一人。

弟の方は生野産業会などでお世話になっています。

生野区で親父の電気工事業を継いでいます。

親父の仕事の関係で猪飼野地域とはつながりがあります。

小学校は　八尾市立山本小学校　今もあります。

遠い距離を徒歩で歩いていったものです。

体が弱かったので幼稚園には行かせてもらえませんでした。

玉串川の向こう側を通園する同年齢の子供たちを見て悔しい思いをしていました。

小学校に入った時集団生活やクラスの勉強に溶け込むことができず戸惑うことが多くありました。

ある意味トラウマでした。

絵を描いたりする時間がありましたが

みんなと違ったクレパスや色の使い方で大嫌いでした。

だけど頭も良く（本当です＞）

優秀な成績を収めていました。

小学校の同窓会は今も存在しオリンピックと同時開催でやっています。

小学校の同窓会は結構珍しいようです。

ついでに言えば、

中学の同窓会、高校の同窓会、大学の同窓会と全部のレベルで

老後の暇つぶしに活用しています。

中学へ進学するとき越境というのが流行しました。

我々の地域には部落の問題があり

我々の多くの同窓生は　籍を大阪市内に移して　天王寺区の

高津中学や夕陽ヶ丘中学や清水谷中学や天王寺中学に入りました。

中学へ入るときのトラウマは　坊主頭にしないといけないことでした。

もう一つは中学校での体育のレベルの高さでした。

ボロタンという名の教師がいて

ボロボロのターザンだという意味だと思うのですが

その指導を受けた生徒は将来日本の体操界を背負って立つことになります。

中学から高校へ進学するときに

みんなでまとまって近くにある高津高校まで行きましたが、

誰も受験番号４９をとりませんでした。

しくじる　といういうわけです。

仕方ないので　私の受験番号は　４９　になりました。

高校の思い出は　まず　一年の時は　安保　安保　ということでした。

授業はなく　ホームルームばかりやっていたのではないでしょうか。

学校の決議で　デモに参加することにして行進したのを覚えています。

当時北朝鮮へ帰るという運動が盛んに行われていたので

そのときに帰国した人も多かったと思うのですが

今はどうしているのでしょうか。

大学は　ICU 国際基督教大学へ入りたかったので

そこを受験しました。

そのついでに東京大学も受験しました。

一緒に上京した同級生も東京大学と横浜国立大学を受験するというので

一緒しました。

ICUでの試験成績は極めてよく

奨学金をもらえるような優秀さ

寄宿舎へ入る手続きも行いました、

家に帰ると東京大学も通っていたことを知りました。

あのままICUと東京大学両方ともに入ったままにしていたら

私の人生もだいぶ変わっていたのではないでしょうか。

しかし結局東京大学というところに入学しました。

駒場の大学近くに下宿しました。

そこでのショックは　ケネディ暗殺のニュースでした。

忘れられません。

大学では　良い思い出はありません。

仏文科に入ったのですが

フランス語もなかなか難しく

本郷へ行ってからも冴えないままでした。

卒業免状だけはもらいましたが

落ちこぼれそのものでした。

優秀な同級生は奨学金をもらったり

私費で留学していくようでした。

二人の友人　一生涯の友人となりました。

フランスでは

アルバイトをしてお金を稼ぎました。

新聞社の支局の翻訳係兼電話番でした。

アリアンスでのコースと大学での語学コースにも出ました。

いろんな外人とお付き合いができました。

アメリカ人、イタリア人、オランダ人・・・

親しくなったのはオランダ人の男性です。

2年ほど経って慣れ始めた時

通訳をしたりしてやっと独り立ちでき始めた時

アルジェリアに６ヶ月通訳に行かないかという話が出てきました。

日本の企業が製油所を建設するのに

オぺレーターの研修をすることになったからです。

６ヶ月の仕事でお金がたまり

その金を持って南仏のモンペリエ大学に入学しました。

授業にも一応出て　修士号をもらいました。

そ間モンペリエとパリを行き来しながら

独身生活を楽しみました。

続いてパリで生活しましたが

その時期　私の人生上　大事件が起こりました。

一年先輩が日本語学校の生徒と結婚するというので

彼の証人として出席することになりまた。

その時新婦側の証人になったのが私の今の家内でした。

運命の出会いということです。

それから　同棲　二人でアメリカ旅行　。

子供が二人できました。

長女、次女。

フランスでは日本生産性本部の出先機関を行い

JAPAN MANAGEMENT C の事務所開設に関与。

ある程度安定、

このままフランスで生活していくかと考え始めた時

親父から日本に帰ってこないかという話がありました。

日本のバブルで会社が大変ということです。

とりあえず帰国しました。

家内は運転免許を取るのはあたふたして大変でした。

年の暮れ　お正月に帰ってきました。

帰国後　宅地建物取引主任者資格を取り

仕事を始めました。

日本とフランスを繋ぐ仕事もやりたかったので

シグマ・インタナショナル株式会社を設立しました。

フランスから物を入れたり、情報交換をやり始めていました。

コンサルタントと名乗っていました。

そのため、東南ロータリーに入会した時の業種としては

コンサルタントになっています。

現在の関心事

離れること

捨てること

写真をスキャナすること

本を捨てること

人の応援をすること

ファウンディング

アメフト

バスケット　エヴェッサ

パリキャフェ

デッサン教室

介護事業

囲碁教室

不動産ランチの会

社員旅行　国内　海外

幻冬舎文庫

◯　バリカン　って知っていました？

英語では（ヘアークリッパー）で、フランス語では（ Tondeuseトンズーズ）である。

バリカン本体の普及とともにその名称も広まったが

その語源は長らく不明だった。

しかし金田一京助が三省堂書店で『日本外来語辞典』作成時の調査で

東京帝国大学正門前の理髪店「喜多床」の二代目店主舩越景輝が刃の刻印から

フランスのバリカン・エ・マール製作所（仏語Bariquard et Marre：の名を発見

社名が名称として広まったものと確認した。

なお、「バリカン」は本来は理容器具を指していたが

芝生を刈るための「芝生バリカン（グラスバリカン）」のように刈取用の器具一般を指す語としても用いられるようになっている。

映画　紹介　差別　黒人差別　人種差別　尊厳　同性愛　歌

xx
元奨励会員の豊田利晃監督が豪華キャストで描く《夢》への再挑戦

xx
9歳から17歳まで奨励会に在籍していた豊田利晃が

『青い春』以来16年ぶりに松田龍平を単独主演に迎え、

監督生活20年の節目の年に挑んだ本作は

瀬川晶司五段による自伝的作品。

xx
“将棋の映画”を撮るに当たり

撮影前から瀬川五段の協力を仰ぎ入念な将棋指導を施して

臨んだ対局シーンをはじめ

xx
自身も身を置いていた世界を描くからこその

徹底した演出で迫力ある盤上の戦いを

スクリーンにおさめた。

xx
大きな挫折の苦悩と絶望からの再起を図る

しょったんを演じた松田龍平は

奇しくも今年

xx
そのしょったんがプロ編入の偉業を成し遂げた時の年齢と

同じ“35歳”に達し

「自分が本当にやりたいことに対して

どれだけ魂を注いでいるのかという晶司の気持ちに

投影する部分が多かった」と話し

xx
しょったんの心の機微と変遷を丁寧に表現

主演として引っ張っていくことに対しても

並々ならぬ覚悟で挑んだ。

xx
しょったんの親友かつライバル役には

松田とは公私ともに仲のいい野田洋次郎。

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松田と野田だからこそ出せる空気感で

物語をよりリアルなものにしている。

xx
さらに幼少のころからしょったんを支える

家族、将棋道場の席主、奨励会の仲間や好敵手たちに

日本映画を牽引する豪華なキャストを

はじめ多数のプロ棋士が集結し

xx
一人の男の「夢」への再挑戦を軸とした

熱い人間ドラマが誕生した

（なかなか　見せてくれる　いい映画です）

それでは今回はこれぐらいで

まだまだ続くぞ

このメルマガ　ご声援　よろしくお願い致します

最後までお付き合いくださり、ありがとうございます
xx

xx
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