第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品!

時代を越えて変わらないもの―母が子を想う気持ち旧友との絆、

そして生まれ育った故郷の風景。

過去現在未来。

ずっとあなたを想いつづける。

1999年、山西省・汾陽(ルビ:フェンヤン)。

小学校教師のタオは炭鉱で働くリャンズーと実業家のジンシェンの二人の

幼なじみから想いを寄せられていた。

やがてタオはジンシェンからのプロポーズを受け、

息子・ダオラーを授かる。

2014年。

タオはジンシェンと離婚し、

一人汾陽で暮らしていた。

ある日突然タオを襲う父親の死。

葬儀に出席するためタオは離れて暮らすダオラーと再会する。

タオは彼がジンシェンと共にオーストラリアに移住することを知ることになる。

2025年オーストラリア。

19歳のダオラーは長い海外生活で中国語が話せなくなっていた。

父親と確執がうまれ自らのアイデンティティを見失うなか、

中国語教師ミアとの出会いを機に、

かすかに記憶する母親の面影を探しはじめる。

ジャ・ジャンクーが描いた人間ドラマ。

過去・現在・未来と26年にわたる3つの時代を通して

変貌する世界と母と子の不変の愛情を綴る。

1999年。

小学校教師のタオは幼なじみのジンシェンと結婚し

息子・ダオラーを授かる。

2014年。

ジンシェンと離婚したタオは離れて暮らすダオラーと再会。

そこでダオラーがオーストラリアに移住することを知る。

そして2025年オーストラリア。

19歳になったダオラーはかすかに記憶する母親の面影を探しはじめるが

中国社会で力強く生きる一人の女性の半生を描いた作品。