2005年の作品

わけのわからん映画
何のために
宮沢りえ
にチャンバラごっこを
させるのは無理があるのではないでしょうか。

鬼殺しと恐れられた男。恋をすると鬼になる女。

宿命の恋か、最強の敵か。

第81回米国アカデミー賞で日本映画初の外国語映画賞を受賞した

『おくりびと』の滝田洋二郎監督作品
人気舞台(中島かずき「劇団☆新感線)の映画化!

映画初主演の市川染五郎&宮沢りえ

 

時は、文化文政。

活気に溢れる江戸の町。

しかし、人々が精力的に活動する中、人を喰らい人の世を滅ぼさんとする

“鬼たち”がのさばり、

鬼の王・阿修羅復活の時を待ちわびていた。

そんな鬼を瞬時に見分けて斬るために

幕府は精鋭組織「鬼御門」を結成。

日々暗躍を繰り返している中、一人の男と一人の女が運命的な出逢いを果たす。

男はかつて「鬼御門」の副長を務め、“鬼殺し”の異名をとっていた人気舞台役者・病葉出門(市川染五郎)。女は恋をすると鬼の王・阿修羅に生まれ変わってしまう恐るべき宿命を背負ったつばき(宮沢りえ)。

二人の悲しき恋が幕を開けた時、

阿修羅復活に向けて動く美しき鬼女・美惨(樋口可南子)と、

自らの野望の為、鬼に魂を売った「鬼御門」の安倍邪空(渡部篤郎)の陰謀が、

出門とつばきに迫り寄る。

逆しまの縁に結ばれた人と鬼が入り乱れ、愛と欲望が渦巻く中、

遂に江戸の上空に壮厳な阿修羅城が浮かび上がる。

つばきを追って阿修羅城へ向かう出門。

その先にあるのは、滅びか、救いかー。