16-024 十二単の世界、美容の世界
2016.09.28
不思議な世界、今まで知らなかった世界、想像すらできなかった世界を垣間見させてもらった。
帝国ホテルの月曜日、9月26日の1日である。
僕にとっては白昼夢と言っていい。
そのタイトルは「JJ contest」
一体なんのこっちゃ、と訳も分からなく見に行った。
主催者「岩見悠紀子」という人が中学の同窓生という話で
勲章を貰った大した人という話を聞いて全く見知らぬ人ながら
好奇心だけで入場した。
面白い! 面白い! こんなこと言うと叱られるだろうが
全くの門外漢・部外者の目には全く異形の世界、別世界、アナザー・ワールドが繰り広げられていた。
美容学校というのがあるらしい。
その美容学校の生徒たちがその技を競い合うのである。
説明書きによると
ワインディング、オールウエーブセッティング、ヘアスタイル、カット、着付、トータルファッション、チップアート、メイクといった種目があるようだ。
(わからん専門用語ばかりで、不動産屋の用語がわからんと批判されるがどこの業界も似たり寄ったりかもしれん、と安心した)
お人形相手に髪の毛を作っていく何十人という若者男女の群衆、
この熱意はなんなんだろうか。
色とりどりのウィッグの作品はこれまたすごい。
南洋の鳥を思わせる。
パチパチ写真を撮りたくなる。
競技の後午後のひと時を「十二単」の着付ショーで優雅に過ごす。
ホントに12枚重ねて着ていくんだ。
色がきれい。鮮やか。染めの技術はすごかったんだ、昔の先端技術だろう。
植物から抽出したのだろうが大変なことだ。
12枚着せるには時間がかかる。
岩見悠紀子先生も大変でした。
すごい世界、すごい宇宙。
人間って面白いなぁ。
いろんなもの、いろんなことがあるんだ。
世の中知らないことばかり。