14-010. 香港のかぜ
2014.03.28
14-010. 香港のかぜ
香港で最初に行った高層の倉庫の建物。
35階か36階か上までエレベーターで連れて行かれた。
むー、4階のボタンがありません。
「4階は嫌がられるのでこの建物には4階はありません。14階もありません。」
納得。
「あれ!? 16階もありませんね。」
「16階は風が通る階になっています。
香港は台風など風が強いので高層ビルの中間層に風が通り抜ける階を作っています。
このビルではそれが14階です。
ほかの高層ビルをご覧になってもそういった階があるのがわかりますよ」
そんな吹き抜け階がないと香港の高層ビルはポキンと折れてしまうのだろうか。
香港の設計事務所はどんな計算式を使って建物の耐荷重を計算するのだろうか。
興味津々。
「香港かぜ」のお話でした。