13-020. 自由とつながり (あるいは 距離感)
2013.06.15
13-020. 自由とつながり (あるいは 距離感)
自分のことを考えると、寂しがり屋で、弱虫で、ひとりでいると怖くなるので、近くの人と仲良くなって一緒にいると安心する。小さなグループや社会を常に必要としている心境だ。
しかし他方手前勝手にやりたいことも多いし、周りの人に束縛されるのは嫌だ。
矛盾している。
隣の人と手を取り合ってつながっていくというイメージは好きだ。お互い手に手を取り合って輪になるのは楽しそうだ。
もちろん隣の人が遠く離れていると手が届かない。手と手が繋げない。繋げる距離に人がいないといけない。
しかし、腕を伸ばしきってやっと手を繋げるような距離感では窮屈だろう。相手を煩わしく思うだけでそんな繋ぎ方では長くは無理だろう。
逆に近く近くなって、体が重なるほどになってしまっては、これまた身動きがとれなくなってしまう。腕を振り上げようとすると隣の人を叩くことになってしまう。
おそらく隣人との適当な距離、適度な距離があるのだろう。それは両腕を振りながら楽しく歌を歌えるような距離、間柄ではないだろうか。こちらが腕を上下すればお隣もそれに合わせて上下して、歌を口ずさめる、そんな遊び・余裕の隙間があるのが理想的なような気がする。
みなさん、いかがお考えになるでしょうか。