13-013. すずらん
2013.04.26
5月になります。いい季節です。一番大好きな季節です。
季節の移り変わりについて日本人は非常に敏感で大事にしていますが、ほかの国でもそれぞれ季節の移り変わりに対していろんな習慣があります。
5月1日はメーデーの日ですが、フランスでは「すずらん」の日でもあります。
朝から街角ではすずらんの花が売られています。専門の花屋さんでなく、郊外から普通の人が採ってきて小遣い稼ぎにその日だけ商売で売っているのです。通りがかる人はそれをもって友達を訪問し食事を一緒にします。
ウイッキペディアにどんなことが書いてあるか見てみました。
フランスでは、花嫁にスズランを贈る風習がある。また、メーデーにスズランの花を贈り合う。フィンランドの国花であり、スウェーデンのイェストリークランド地方の花でもある。
ついでに フランスのウイッキペディアの記事もコピーしてみます。フランス語です。(「五月のすずらん」という項目です)
Muguet de mai : le 1er mai 1561, le roi Charles IX de France initie cette tradition : ayant reçu à cette date un brin de muguet en guise de porte-bonheur, il décida d’en offrir chaque année aux dames de la cour ; c’est au début du XXe siècle que cette tradition se confond avec celle de la Fête du Travail, supplantant alors l’églantine rouge, symbole de la Gauche.