12-009. スリランカ ノート
2012.04.25
12-009. スリランカ ノート
「明日からスリランカへ行きますねん」
「スリランカって何かあんのん?」
「いや、よう知りません。
たいしたとこではないでしょうけど、まぁちょおと観光してきまっさ」
友人にはそんな感じで話して出発した。
ツアーの中身も全然わからず、スリランカのことは何も勉強しないで関空から飛び立った。
スリランカ。
誠に失礼いたしました。
すごい国です。
素晴らしい国です。
2500年前から(日本なんてどこにも見つからなかった時代から)
高度な文化をもったすぐれた民族がすんでいたのです。
その歴史には目を見張るものがあります。
珍しい文字を持ち、仏教文化を確立し、
遺跡も各時代ごとの首都に維持されている。
最古の都アヌラーダブラ(2500年前)、
石窟寺院ダンブッラ(紀元1世紀)、
狂気の王が5世紀に宮殿を移した山奥の岩に立つシーゲリアに描かれた美女たちのフレスコ画、
10-12世紀にインハラ王朝が遷都したポロンナルワの広大な仏教遺跡、
15世紀からの首都キャンディ、仏歯寺、
南端の避暑地リゾートの港町ゴール、
大都市コロンボ以外にこれだけのものがある。
インハラ人とタミール人との紛争
隣国インドとの関係
仏教、ヒンズー教、イスラム教
興味深い問題ばかりだ。
広さは九州と北海道の間くらいらしい
人口2000万
4月14日がお正月