11-063. 「上」ではない
2011.07.17
11-063. 「上」ではない
社内的には、整理整頓の掛け声をかけて、
事務所の中で仕事の「見える化」を図ろうとしている。
そんな中でこんなタイトルの本が目に留まった:
「片づけなくてもいい!」技術 辰巳渚著 宝島社新書
整理整頓の本はたくさんあって、みんなおもしろいのだが、
この本に書いてあることでひとつ
「目から鱗」は「上をなくす」という発想です。
なんでも重ねてしまう。
物の上に物が乗ってしまう、乗せてしまう。
下に何があるか分からない、下のものを見ない・見えない。
なんでも物があれば、その「上」が出来る。
そしてその「上」に物を置く、
その「上」が「物置・ものをおくスペース」になってしまう。
そこで叫ばなければならない、
「それは「上」物をその上に置く「上」ではない!
それは「書類」なのだ! それは「ファイル」なのだ!
それは「机」なのだ! それは「地図」なのだ!
それは「資料」なのだ! それは「請求書」なのだ!
そこの上に置くべきものではないのだ!」
こういった意識を常に持たねばならないということ。
重ねて置いて隠してしまわない、隠れてしまわないように、
常に「見える」状態にしておく、
本来あるべき場所に常にあるようにする。
こんな細かいことの積み重ねが、整理整頓、仕事の「見える化」につながるのだろう。