11-062. 仏教長老のユーモア
2011.07.17
11-062. 仏教長老のユーモア
スリランカ仏教の長老アルブモッレ・スマナサーラという人の「くじけないこと」角川SSC新書を読んだ。
融通無礙で生活の知恵的なことが多く、その意味でもホッと救われます。
「この世で何が完璧ですか。
変わらないものなんかが、何かあるでしょうか。
不完全な自分が、不完全な知識で、不完全なデータに基づいて、
最終判断して安心するとは、どういうことでしょう。
人生は「とりあえずの判断」にしましょう。
これが、くじけない方法です。
・・・
人は、判断をしていかなければならない生き物です。
ならば、いっさいの判断を「とりあえず」の気持ちで捉えたほうが、
ラクに生きることができるようになります。
いろんな場面で「ファイナルアンサー」を求めらqれることがあると思いますが、
それは錯覚にすぎません。
変化し続けるこのせかいで、ファイナルアンサーはあり得ないのです。」
面白いと思ったのは、「笑いという潤滑油」として、こんなお話を書いていることです:
「離婚の原因は? と聞けば、
「結婚したことだ」と答えれば、楽しくなるとおもいます。」
スリランカ仏教長老の人生のユーモアです。
ふーん。
いかがでしょうか。