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11-061. 7月14日 巴里祭

11-061. 7月14日 巴里祭

 

毎年7月14日がやってくる。

なんていうことのない日かもしれないが、

私にとっては思い入れのある日になる。

 

フランスでは、フランス革命の勃発した日として記憶され、

国民祝日として祝われ、シャンゼリゼでの行進、夜の花火、広場での大衆のダンスパーティ・・・

 

フランスで自分の人格の大事な部分が形成されたと認識しており、

フランスから日本へ戻ってきたとき、

ふたつ日本で広めたいと思ったものがあった。

 

ひとつは、「巴里祭」、

フランス革命の精神「自由・平等・博愛」を大衆レベルで表現・発散している光景を

好ましく体験した。

くるくる回転の速いワルツ、あるいはジルバ・・・

おじさん・おばさんが広場で夜を通して踊る姿、

市民社会が繰り広げられている気がしました。

 

もう一つは、「頬と頬をくっつけてする挨拶」bise

ちょっと親しくなると、友達同士、特に若い学生では

女の子同士だけでなく、男の子と女の子で、

こっちの頬とあっちの頬とくっつけて挨拶する。

日本から行って間もないころ

女の子にこんな風な挨拶ができるのが

うれしくて仕方なかった。

 

その体験を知り合いの日本人に味あわせてやろうと

7月14日の催し物で企画した。

「キス」という言葉、日本語、英語、フランス語の説明、

肉体からの距離感の国民性の違い、

そんなことを分かってもらおうとした。

うまく説明ができなかったが、

特にヨーロッパ人でもみんな一緒でなく、

フランス人とイギリス人、またほかの国の人とでは

いろいろ違うということも伝え忘れた。

 

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