11-060. 勝ち切ることの難しさ
2011.07.8
11-060. 勝ち切ることの難しさ
これはうまいこと行った、と思った。
こちらが覗いたところを相手が継がないので、相手の石を分断、
大きく地を作ることができた。
完全にこちらに有利に展開していた。(囲碁の話です。)
ところが勝っている勝負を完全に最後まで勝ち切ることができるかできないかによって
結局強いか弱いかが決まるようだ。(そんなこと、分かっている)
ところが、実際には変な勝負をしてしまい、負けてしまうという屈辱。
大手の不動産会社と取引をしたときのこと
お客さんはこの物件で決めました、と言っているのに
その担当者は、その時点でも他にお客が探しているのに該当する物件が出てこないか
調査の手を緩めなかった。
最後まで何が起こるかわかりませんから、と言う
彼の用意周到さ・用心深さに、そこまでしないといけないのか、と
ついていけない気がしたが、今にして思うと
勝ち切るためには本当に万全の注意を払い、
決定的なところで決定打を放たないといけないのだ、
そんなことを再確認しました。
おそらく彼も過去に苦い経験をしているのだろう。