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会長ブログ

11-057. 朝令暮改

11-057. 朝令暮改

 

 ある会の会長就任の挨拶で、

「わたしのモットーは朝令暮改です。

朝言ったことでも、こっちの方がいい、と思えばすぐに変えます。

こう言ったけれど、悪いと思えばすぐに変えます。

よく言えば臨機応変にやりますので、よろしくお願いします。」

といった趣旨のことを言われていた。

 

 通常「朝令暮改」というと

折角決めたことをすぐに変えて「ぶれてしまう」と非難されることですが、

それを逆手に取った発言でした。

 

 もちろんコアになる点は頑なに維持しないといけないでしょうが、

「変わること」「変えること」を恐れてはいけない、という点で

私自身はこの意見にむしろ賛成です。

 

 相手が以前言ったこと・言っていたことと違うことを言った場合、

「前言っていたことと違うじゃないか」と詰問するのでなく

なぜ違う発言になったのだろうか、どこが違うのだろうか、

その結果なにが変わるのだろうか、をまず考えてみたい。

 

 発言者が意識しているか・以前の発言を覚えているかは別にして、

その意図はおそらく悪い方向、改悪するために

以前と違った発言になっているのではないだろう。

 

 より良い方向に向けての変化を意図しているのであれば

「違うという点」に焦点を当てるのではなく、

(余談になりますが、

話を最初から避ける手段として、

「そんな話、俺は聞いていないよ」という一言で片づける人がいますが、

似たような発想に思えます)

話の内容を吟味することを優先して欲しい。

 

 変化に対応して日々変化していくこと・・・

 

チェンジ・変化を、

マイナス・負担・問題・ピンチと捉えて抱え込んでしまうか、

プラスの可能性・改善へのチャレンジ機会・チャンスと捉えて向かっていこうとするか、

それによって、行動が二極化するのだろう。

 

 

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