11-045. 「ビル経営」
2011.05.22
11-045. 「ビル経営」
関西不動産業界でビジネスを手広くやっているだけでなく、
研究熱心、かつ広報活動も活発に行っている尊敬すべき会社のひとつに
ビルバンクという会社がある。
賃貸オフィスの仲介(リーシング)を中心に事業を展開しているようだが、
最近「乗り切るビル経営」と題する時期に合ったセミナーを開催したので
聞きに行った。
4名のスピーカーからそれぞれ実戦的な話が聞けた。
まず同社のPM部長から「ビル経営の必須う三原則」として
「年間収入を増やす」「支出の適正化を図る」「顧客満足度を向上させる」という
観点のは足があった。実際の現場から見た話で
原理原則を再確認しながら、常に初心に立ち戻って実行していくことの大切さが強調された。
二番目は不動産コンサルタントという立場から
賃貸市場において不動産コンサルタントが実際行っていることが例示された。
三番目の税理士さんの話は、不動産・ビルオーナーに直接関連する税金のお話であるが、
税金をどのように考え、経営の中に位置づけていたらよいのか
よくまとまりかつ示唆に富む話だった。
最後に「実践編」と称して、ビルバンクの専務が
大阪のオフィス市場のこの困難な市況の中で
高稼働を維持している物件を具体的に説明した。
築年数が古くてもやり方・考え方で高い稼働率が得られるという
元気の出る話が聞けた。
すぐに今日からでも行いたいというアイデアもいただいた。