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会長ブログ

11-043. 骨を折って見えるもの・見えないもの

11-043. 骨を折って見えるもの・見えないもの

 

毎日毎日いろんなことがあり、起こり、いろんなことを考え、

書いておきたいことばかりなのだが・・・

 

「杉の実サロン」でヌードデッサン教室に参加して

高岸設計士の話を聞いてデッサンしてみた。

同じ対象物を見ていながら、おそらく人によって見ているものは違うのだろう。

 

ちょうどそんな本を読んでいて感心したところだ。

「錯覚の科学」 クリストファー・チャブリス、ダニエル・シモンズ著 文藝春秋

バスケットボールの試合のビデオを用いて

パスの回数を数えるよう要請された学生たちの半数は

ビデオに登場するゴリラの姿に気が付かなかった、

という実験。

ゴリラが見えない、のです。

 

さてさて、さらに痛いお話。

階段で蹴躓いて転んで膝を痛めて

泣き泣き病院へ行ったお話。

レントゲンでみると骨は無事の様。

MRIで詳しく見ると・・・

ビックリするくらい鮮明に膝の骨の中側に

亀裂が入っているのが映し出された。

 

見えるもの・見えないものがあるものだ。

どこで切り取るのか

どこから見るのか

どれくらいの大きさで見るのか

どの視点から見るのか

なにを使って見るのか

(眼鏡をかけて、あるいは外して)

・・・

 

いずれにせよ、正確な見方を心がけるのは

「骨の折れる」仕事です。

(それにしても、膝は痛かった。

今も痛いが・・・)

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