11-006. 整理の「理」
2011.01.22
11-006 整理の「理」
年初にはいろんなところで講演会が開催されいい話を聞くことが出来る。
もちろん今まで知らなかったことを教えられることもあるが、
それよりも、いい講演はこちらが日頃考えていることや感じていることを
より筋道だった形で、より明確な言葉で表現してくれるので、自分の中でより納得できるようになる。
山本健治、通称「ヤマケン」というらしいが、まったく知らなかった人で初めて聞いたのだが、
なかなか面白い話をしてくれた。
最後の結論に近い部分で「5S」整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)を取り上げていた。
もちろんトヨタを初め日本の製造業の十八番のお題目なので有名で、
特に「整理」については「ムダをはぶく」「捨てる」という具体的作業と解説してあったのを思い出しましたが、
「整理」の「理」は「ことわり」「物の理」であることと説明していた。
「理」に則って整える、そこから「理念」とか「理想」とか「原理」とかを思いました。
考えて、考えて、削って、削って、到達するもの・・・
そんなものが「理」・・・
「理論」「理想」「原理」・・・
常に求めないといけないもの、ブレてはいけないもの・・・
講演会の話を聞いていると、自分なりにいろんなことが考えられて、為になる、楽しい・・・