10-117. 人間ついての親子の会話
2010.12.15
10-117. 人間ついての親子の会話
末っ子で長男の18の息子がある日こんなことを言った。
「小さい時は、周りの大人の人や社会というのはしっかりしているものだと思っていたけど、
あんまり大したことないなぁ、かなりいい加減なところがあるなぁ、
って最近よう思うわ」
「その通りやと思うわ。
所詮人間のやることやで。
失敗もあるし、おかしなこともようさんあるわいなぁ」
「・・・」
「そやけど、まぁ見方を変えたら、
そんな人間が長年かけてみんなの力を積み重ねて
これだけの社会や建物や都市を作ってきてんから
それはそれなりに大したことでもあるやん」
「電気なんかにしても、誰がどうして見付けだしたんか、
たしかにスゴイことやはなぁ」
4人の子供が成長し、それぞれと親子で人間同士の会話をしたり、
議論ができるのは嬉しいことです。