10-050. リピート、紹介
2010.05.21
10-050. リピート、紹介
前回の続きになりますが、
中澤明子さんの営業のお話や他の営業の人の本やお話から感じるのは、
「リピート」や「紹介」の多さ・重要性です。
新しい顧客を探すことの大変さはみんなよく知っていることです。
コストも時間もかかります。
すでにお仕事をさせてもらっているお客様からまたお仕事がいただければ
それに越したことはありません。
ただ、また仕事を依頼されるためには、前にやった仕事がきちんとしていることが前提ですし、
お客様から信頼されていなければならないのは、言うまでもありません。
小さなことでもお世話をさせてもらうと、それをきっかけに次はより大きな案件につながっていく場合がよくあります。
小さなこととおろそかにすると、往々にしてその人との関係がまずくなったり、途切れたりしてしまいます。
どんな人との付き合いも「一生モノ」というつもりで、
これから一生お付き合いをしていく意識でやっていかないといけないでしょう。
信頼関係を作ること自体大変ですが、
一度できた関係についても維持・メンテしていくのを怠ると
すぐにさびてきます、溶けて小さくなったり、なくなったりします。
日頃の心遣いが時間とともにじんわりと表面化します。
頼まれると一生懸命やるのは当然ですが、
人に頼むのを変に遠慮する人がいます。
人に頼むと負い目を背負い込むような気がするのでしょう、
負担に感ずるのでしょう。
人に頼むということはその人を信頼していることの証ですし、
その人にとことん頼む、任せてしまうという認識でいいのではないかと思います。
その分、信頼できる人たちとだけ常日頃お付き合いしていなければならないでしょう。
友達を見れば、その人の人柄が分かってしまうでしょう。
幅広い人間関係も重要でしょうが、
深い人間関係もそれに劣らず重要なのではないでしょうか。