10-048-2. コミュニケーション! コミュニケーション!
2010.05.20
10-048-2. コミュニケーション! コミュニケーション!
「日経トップリーダー」5月号を事務所の全員に回覧してもらいました。
特集が「なぜ社員10人でも分かり合えないのか?」というものであったからです。
ぜひ全員に読んでもらって、コミュニケーションの問題を考えてほしかったからです。
社員14名で世界に通じる企業コミーでのコミュニケーションのケーススタディが書かれています。
特に感心したのは、「文字化」という工程と「物語化」という発想です。
小さな会社の場合、口頭で分かるから口頭のままになってしまうことが多い。
しかし大事なのは必ず「文字」に落とし込むことで、これによって共有化が図られる。
もう一つは「物語化」という考え方で、これは、主人公(主体・能動者・実践者)がいて、
また、物事には始まりがあって、経過があって、結果・解決があるという
一つのまとまりとして物事を理解・把握しようとする考え方です。
われわれの仕事ではこのような「物語化」、物語の要素に分解してそれを組み立てていく発想、
これは非常に役立つと思う。
漫然と前進しようとするのではなく、物語とすれば、今どのステップにいるのか、
これからこの物語はどのように進展していくのか、
どのように進展させようとしているのか、
想像力を働かせいくときに、非常に役立つ発想です。