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10-048. コミュニケーション

10-048. コミュニケーション

 

分厚い本なので買ってみた。

タイトルが「ピープル・スキル 人と”うまくやる”3つの技術」 ロバート・ボルトン著 宝島社。

535ページ。

 

日本のビジネス書で、コミュニケーションやうまく話すや営業術なんかを書いた本は

200ページもなく経験談、経験則が書いてあってそれなりに面白いが

たいてい2時間くらいでパラパラと読み終わっても問題ないのがほとんど。

 

だからちょっと分厚い本をゆっくり読んでみようかと

へそ曲がり精神で購入してみた。

(アメリカ人の話もエピソードめいた長話が多くて

くだらない時も多いが、妙に説得力がある場合もあるので

判断が微妙)

 

なんでこの本を取り上げたいかといえば・・・

最初のところがショックだったから。

「コミュニケーションを阻む障害」という章で

「人間関係を破壊する「十二の対応」」が列挙されている:

批判、悪口、診断、称賛、命令、脅迫、説教、質問・尋問、忠告、ごまかし、論理的説得、元気づけ。

これを3つのカテゴリーに分類:

判断する、解決策を伝える、相手の問題を回避する。

 

このあたりを読むと、自分がいつもいかにまずいことをしているかが痛感できる。

相手の話を聞きながらすぐに判断して、

こうした方がいい、ああした方がいいとアドバイスを与えたがる。

そして、相手の言うことを聞いているふりをして(あるいは、聞いていながら、なんとかこちらの考えを受け入れさせようと)相手の問題からこちらの問題へと話題を誘導しようとする・・・

 

あーぁ!

他人の話に耳を傾けるというのはいかに行っていないことなのか、

本来的には極めて難しいことなのだ。

おそらく非常に意識して、訓練されてできることなのだ。

 

しゃべるのを止め、

・・・?

止めることはおそらくできないので、

しゃべるのを控えめにして、

相手に話してもらえるよう

一歩引いて自分のコミュニケーション態度を見つめなおしてみよう。

 

こんなことを反省している今日この頃です。

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