28-018 ネクスト異業種交遊会 平成28年7月7日(木)「WHY ENGLAND?」
2016.06.24
28-018 ネクスト異業種交遊会 平成28年7月7日(木)「WHY ENGLAND?」
ネクスト異業種交遊会 次回の予定は以下の通りです:
日時: 平成28年7月7日(木) 18:00−20:00
テーマ: WHY ENGLAND? 異文化に生きる
スピーカー: 浅井詠子さん
会費: 3000円 (軽食、飲み物 ビール・お茶)
楽しく交流いたしましょう。
参加ご希望の方はご連絡ください:
電話 06-6976-6194
mail suginfo@sugiura.co.jp
28-o17 杉の美倶楽部 異業種交遊会 平成28年6月22日 「落語」
久しぶりに今回は桂枝女太さんに来ていただき本業の落語を一席お願いしました。
弊社の事務所に急ごしらえで高座を設営、そんな中でやっていただきました。
みなさんからの要望は多いので是非またやりたいと思います。
その後、落語界のお話、どんな風にして落語家になるのか、落語を覚えていくの、具体的なお話が聞けてみんな満足、予定の2時間を大幅に超え、楽しい3時間を過ごしました。
次回の異業種交遊会は 平成28年8月12日(金)18:00−20:00
「高岸デッサン教室」です。
28-016 「うごくもの うごかないもの」平成28年6月号
2016.06.15
28-016 「うごくもの うごかないもの」平成28年6月号
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うごくもの うごかないもの
─ 人・企業・不動産 ─
平成28年 6月号
まぐまぐ ID 99461 (KS)
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1)
昔から何が変わったのか
進歩はあるのか
人類は進歩したのか、しているのか
今も皇帝が支配している
ロシア皇帝と中国皇帝が独裁者としてそれぞれの帝国を支配している
これを統治と呼ぶのだろうか
エジプトの時代から秦の始皇帝の時代から構造的に変わったのだろうか
プーチン皇帝にせよ習皇帝にせよ、権力を持ってそれを行使するのは
侵略戦争か大土木工事である。
ピラミッド建設によって失業が緩和されおこぼれで庶民の生活は辛うじてやっていける。
現在の世界や日本を見ていると人類は進歩しないのではないかと思ってしまう。
いろいろ理論付けしてカタカナで名前をつけたりするがやっていることは昔と変わらないのではないか。
政治家という小さな皇帝が税金浪費者の官僚・公務員(失業することのない、なぜならみんなのために働いているのだから)に仕事を供給する。
東京オリンピックまでは景気はいいみたいだ。
リニアも東京から大阪までつながるのだろう。
東京オリンピックの後のカンフル剤は大阪万博だそうだ。
2025年に開催しようと大阪府知事は政府を説得中である。
大阪は商都を目指すのでなく「小東京」「副首都」「リトルトーキョー」を目指すのだろうか。
商人でなく官僚が闊歩する街になるのだろうか。
歴史は繰り返すというが、過去の過失を繰り返さないようにと積み上げられてきたヨーロッパ統合の混乱ぶりはいかにも残念至極である。
2)
昔はみんな若かった(高度成長時代考)
最近の話題はみんなデジャヴ(既視感)といったことばかりで
前に見たことがあるやん、といった印象を持つばかりである。
まず東京オリンピックが良くない。
1964年の真似をしても仕方ないだろう。
こんな形でしか社会の発展をアピールできないのだろうか。
新幹線の代わりにリニア中央新幹線を新聞テレビ種にするのはいかにもお粗末だ。
つくづく思う、昔はみんな若かった。
国の政策とか計画とかが作成されていたのだろうけど、そんなものと関係なくみんな将来に向かっていた。
どんな風になるのかわかっていなかったが・・・
1960年代の終わり頃に日本を抜け出してフランスに遊学したが、
70年代後半から80年代前半の日本がジャパンアズナンバーワンともてはやされた時代に
知り合いのフランス知識人は日本の将来の老齢化を問題視していた。
その当時、僕は一体何のことか実感がなかった。
フランスのように年寄りが多い社会ができるのだろう、ちょっとくたびれた仕事ぶりになるのかなぁ、といった感じだった。
高度成長時代は思えば類い稀な幸運な時代だったのだろう、日本の歴史上。
これからの子供達の時代はますます難しくなっていくと心配ばかりしている。
うまくやっていけるんだろうか。
父親が子供に引き継いでいくものは何もないような世界になっていくのだろうか。
父親の真似をすれば消滅の方向に向かうのではないか。
親を超え、親と違ってこそ成功するのかもしれない。
最近子供達に昔話をしたくなって、
こうだったああだった、こんなことがあったあんなことをしたと言うことが多くなったが、
子供達にいろんなことを伝えようとするのは、子供達の害になりありがた迷惑なのかもしれない。
「父子鷹」なんていう表現は死語なのだろう。
年寄りの気苦労は果てない・・・?!
3)
時差 時間の単位
子供達と僕自身の時差を痛感する。
家内とは10歳の年齢差でほとんど同時代人だと思っているのだが、そんな彼女とも時差を感じる。
正直90歳まで生きるとして80歳までなんとか動けるとして
僕の好きな旅行も最大限後10年という計算になる。
世界中行きたいとこだらけでとても全て行くわけにはいかないだろう。
頭のしっかりしているうち、自分で判断できるうちにできるだけいろんなことを片付け整理したいと思う。
この3年でやりたいと決心しているのだけれども、
人に言わせるともう10年前から同じことを言ってるよ、ということらしい。
結局死ぬまでできないのか、後はお任せすることになるのか・・・
自分のタイミングで物事を考えてしまう。
人間のサイクルでは30年とか50年とか最大100年くらいで繰り返されるのかもしれない。
地震や天変地異といった自然災害は100年や500年、1,000年10,000年が基本単位になるのかもしれない。
天を仰いでお星様を見ていると
まぁどうでもいいやん、
そんな気分になる。
死ぬこともそんなに怖くなくなりそうだ。
4)
税務署
納税協会というものに入って税務署と情報の交換を心がけている。
本心を言えばどうも税務署というのは恐ろしい気がする。
特に脱税をしようとか悪いことをするつもりはないのだが、なんとなく恐ろしい。
そんな中納税協会の会員になって税務署の幹部の人と親しく話をするのは、どこか怖いもの見たさの心理が働いているのかもしれない。
(犯人は犯罪現場に再度顔を出す、なんていうことは言わないでください)
うちの署長は女性だが(昨今は女性の署長も多いらしい)なかなかの低音で押しの効いたというかドスの効いたというか迫力のある話しっぷりである。
多くの署員を統率していくのだからそんなことは当然かもしれない。
仕事柄二年三年で職場を転々と変わっていって適合していかないといけないのはさぞかし大変のことだろう。
集められた税金が有意義に使われていればまだしも、新聞テレビといったメディアには納税者が納得できない話ばかりが暴露される。
喜んで税金を納められるような社会・国にするにはどうすればいいのだろうか。
5)
女性の活躍
税務署長が女性だと書いたが、市長が変わって今度の新しい区長は女性になった。
女性を優先的に取り立てていこうという政治的流れに沿った側面もあるのかもしれないが
従来優秀な女性が十分に登用されていなかったというのは事実だと思う。
そのため女性を40%なら40%必ず入れないと言えないといった枠を作ることはそれなりに意義があるのではないかと思っている。
量が増えれば変質が起こるのではないか。
そんな期待をしている。
共稼ぎ夫婦で、主夫を引き受ける男性も周辺に出てきている。
6)
パスポート
パスポート用の写真をお隣の写真屋で撮ってもらった。
大発見!!
一)写真はメガネをかけていないのがいいらしい。
これは強制的なのだろうか?
二)目を大きく開けるように言われたが、これが結構難しい。
どうも瞼の筋肉が緩んでいるみたい。
年のせいか。
他の国のパスポートの写真もメガネなしになっているのだろうか。
メガネなしになっていくのだろうか。
整形手術をした人は申告するのだろうか。
十年先同じ写真で問題ないのだろうか。
いろいろ疑問が出てきた。
7)
あと十年
パスポートを更新した。
今までのパスポートは穴を開けられ無効になった。
新品のものを、新しいチップの入ったものをもらった。
私の人生もこんな風に更新できるといいのに・・・
なんとかあと十年は頑張っていろんなところへ行きたい。
しかし世界中見て回るわけにもいかぬ。
人生は旅か?旅は人生か?人生の旅?
百年という単位も最近は人生と結びつけて用いられるようになった。
「百年の計」を人生を考える上でも考えないといけなくなっているようだ。
しかし死ぬ時は「バタン キュー」がいいだろうが、希望通りいくものだろうか。
こればかりは計画通りというわけにはいかないだろう。
死の床で生に執着しているやもしれぬ。
まあここまでくればどちらでもいい。
なるようにしかならぬ、そんな感じ・・・
8)
タカラヅカ物語
タカラヅカの人の話を聞く機会があった。
宝塚を退団してまだ数年しか経っていない年代の若い女性なのだが
見るからに凛とした感じで
体全体から宝塚を発散させていて興味深かった。
タカラヅカの話をしてくれたのだが
その中で面白いなぁと思ったことをメモ書きしてみます。
「すみれコード」というのがあるらしい。
訊かれて答えたくない時に使うようだ。
プライバシーを守り、他の人に迷惑をかけるような返答をしないための言い訳に使えるようだ。
もう一つ面白いと思ったのは
「タカラヅカ」が優美な楽園、まるで北朝鮮に拉致されて保護されている監獄のような感じがしたことです。
同年輩の女性ばかりで過ごす何年間はおそらく彼女の人格形成に大きな影響を与えたことだろう。
彼女自身「リハビリ」という言葉を用いていたが
男役から女性への性転換はまだ過渡期のようで
スカートや外股の歩き方などまだ「リハビリ」に時間がかかりそうだ。
ふと・・・
北朝鮮の楽園から外の世界はどのように見えるのだろうか。
自分の感覚で感じること、違和感を持つということは可能なのだろうか。
そんな変なことを考えてしまいました。
9)
自然数
辞書によると「1から始まり、順次一つずつ増加し、限りなく続く数の総称。個数を示したり、順序を示したりするするのに用いられる。正の整数。natural namber」と記されている。
数字が4つ並んでいると、その4つの数字を全部使って四則(足し算、引き算、掛け算、割り算)の答えが10になるように、あるいは1、2、3、4、5、6、7、8、9にするにはどうすればいいか考えていると結構時間つぶしとなる。
「5、6、7、8」であれば 5x(6+8)/7=10ということになる。
車の運転中前の車の番号を見ていて退屈しない。
ところが最近このお遊びがなかなかできない。
車のナンバーが変な数字が多い。
ポーカーをやっているのか「ペア」88とか、ワンペア、ツーペア、フォーカードみたいに同じ数字が並んでいる。
どうも不自然だ。
そこで辞書を引いて「自然数」の定義を調べるに至った。
10)
「諸悪の根源」「暴力の起源」
「悪」について考えて見る。
自分の中に「悪」の源を見出すことは容易である。
自分の中の悪の動きを分析したり取り扱い方を感がたりすることはできる。
しかし、僕の中に「暴力」の起源を見つけることには戸惑いを覚える。
「赤子の手を捻る」にとどまらず、赤ん坊や幼児の頭を打ち砕いたり、
胎児を見るため妊婦の腹を割き開くなど想像できない。
女性や無力な無抵抗な人に対して暴力を振るうのはできそうにない。
命令されればそんなこともするのだろうか。
どのように抵抗するのだろうか。
抵抗できるのだろか。
少なくとも、抵抗しないとは言いたくない。
11) 引用
「スタンド・バイ・ミー」p252
・・・
そうだろう?
なににもまして重要だということは、口に出して言うのがきわめてむずかしい。
なぜならば、ことばがたいせつなものを縮小してしまうからだ。
おのれの人生の中のよりよきものを、他人にたいせつにしてもらのは、むずかしい。
「終末のフール」伊坂幸太郎 集英社文庫
p220
・・・「苗場君ってさ、明日死ぬって言われたらどうする?」俳優は脈略もなく、そんな質問をしていた。
「変わりませんよ」苗場さんの答えはそっけなかった。
「変わらないって、どうすんの?」
「ぼくにできるのは、ローキックと左フックしかないですから」
「それって、練習の話でしょ?というかさ、明日死ぬのに、そんなことするわけ」可笑しいなあ、と俳優は笑ったようだ。
「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」文字だから想像するほかないけれど、苗場さんの口調は丁寧だったに違いない。「あなたの今の生き方は、どのくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
・・・
p241
「『役に立ちそう』と『有意義』は同じ意味だろ」
「矢部君、本気で言ってるの?」彼はまた言った。「全然、違うって。役に立つ、のと、役に立ちそう、というのは別物だよ。偉い人と、偉そうな人ってのが全然違うのと同じでさ。役に立つように見えればいいだけなんだ。だから、科学者はいつも、危険を煽る。将来、地球が滅ぶかもしれない、なんて言われれば、どんどん研究してくれ、って気持ちになるでしょ。・・・怖がらせて、金を集めるんだ」
「そういうものか」
「軍隊とか諜報機関が、危険だ危険だ、って叫ぶのと一緒。危険を煽って、予算をもらう」
p337
・・・私を見下ろした父は「自殺しちゃいけねえ理由なんて、知らねえよ、ばーか」と胸を張って、吐き捨てた。そして、「とにかく、絶対、死ぬんじゃねえぞ」と述べた。「あのな、恐る恐る人生の山を登ってきて、つらいし怖いし、疲れたから、もと来た道をそろそろ帰ろうかな、なんてことは無理なんだよ」父は口角泡を飛ばした。「登るしかねえだろうが」
「登る意味があるとは思えないんだって」
「何様なんだよ、おまえは。俺は、登ったらどうですか、なんてことを言ってるんじゃねえんだよ。登れる限りは登れって命令しているんだ。それにな、たぶん、登り切ったらな、山の頂上からの景色はきっと格別だぞ」
「オーデュポンの祈り」伊坂幸太郎 新潮文庫
p124
・・・人間は慣れる動物である。そうして、飽きる動物である。だらだらと生きる。若者は時間を持て余し「何か面白いことないかな」と愚痴る。諸悪の根源とは、そのあたりにあるのではないだろうか。
最後までお付合いくださりありがとうございます。
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