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月別アーカイブ: 2016年2月

賃貸マンション特別キャンペーン第2弾です。
このキャペーンは、ホームページを見ていただいた方限定!
3月末日まで。

 

●杉浦実業第3ビル(2DK)
部屋番号:302(3階)
所在地:大阪市東成区中本3-16-11

 

条 件
賃 料:69,000円→59,000円
共益費:6,000円
礼 金:200,000円→100,000円

 

 

他に、必ず、家賃保証会社と住宅総合(火災)保険に加入していただきます。

リノベーションしていますので、即入居できます!

 

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お問合せは、杉浦実業株式会社 06-6976-6194 まで。

杉の実3-4月号を発送しました。
ホームページにもアップしていますので、ぜひお立ち寄りくださいね。

28-008 メルマガ「うごくもの うごかないもの」 平成28年2月号

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うごくもの うごかないもの
─ 人・企業・不動産 ─
平成28年 2月号
まぐまぐ ID 99461    (KS)
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1)右も左も必要
両方から支えて、バランスが大事

今年は初めから縁起がいい?
1月18日夜に天王寺の歩道に抱きついて左手首の骨を折った。
次の日ギブスをして出歩いているものだからみんなの注目を集めることこの上ない。
左手を使えない状態になっていくつか気がついたことがある。

片手ではやはり不自由だ。
左手で不幸中の幸だった、とか無責任なことを言う人もいるが
それなら片手で石鹸をつけて顔を洗ってみろ、
瓶の蓋を開けてみろ、と言ってやりたい。
利き腕が使えるからなんとかなると思うかもしれないが、
両方あってこそ他方の価値も出てくる。
片手ではどうしても「片手落ち」なのだ、といったことが身にしみてわかる。

政治的にも左翼も右翼も必要なのかもしれない。
両方がうまく噛み合って機能するのが政治的には望ましいのかもしれない。
批判する相手、非難する対象があってこそ、自分の立ち位置がわかるのかもしれない。
挙国一致、大政翼賛会、独裁制の機能不全は、片手の骨を折って認識されることかもしれない。

2)骨と皮
肉がないのはダメ

左腕のギブスをして2週間後、ギブスの新調をした。
ギブスが二つにカットされると左腕が露わにさらされた。
充血痕も痛々しかったが、看護婦さんに「細くなりましたねぇ」と言われて
改めて肉が落ちてしまっているのに気がついた。
骨と皮ばかりになっていた。
肉がないのはダメだ。

不動産の物件を説明するのに、
会社でブログを書いたりするときに、
社内報に記事を書くときに、
もっと肉付けをするようにと社員に要求している。
具体的な肉付け、細部ディテイル、それこそが命を吹き込むものだ。
骨と皮だけの枠ではみずみずしいもの・生き生きしたものをでてこない。
中身は肉だ。
肉が必要だ。

病院から帰ったその日は贅沢してステーキをたらふく食った。

3) あれもこれも
アナログとデジタル、老いも若きも

iPad やパソコンで配信された映画を毎日のように見ている。
最近見たアメリカ映画「マイ・インターン」は軽快で楽しく現代職業風俗を写しているので紹介したい。

電話帳という紙ベースの広告媒体を40年営業して定年退職したロバート・デ・ニロ。
これに対抗するは、ネット通販でファッション業界を席巻していく若き女性経営者アンナ・ハサウエイ。
IT業界の仕事風景を戯画化しながら、
70歳男性を「シニア・インターン」として役立つ人材とするシナリオは
考え方によってはなかなか味わい深いものがある。

若さを羨ましがるのでなく、うまく年齢を積み重ねること。
世代間戦争を想定するのでなく、老いも若きも混じり合った形で社会が・職場が・地域が成り立っていくといい。
若さを追求するのかと偏見を持っていたアメリカ社会にこんな映画が見られるのが面白い。
息抜きになった。

4) 東大阪市

弊社のある大阪市東成区の東側に隣接する人口50万の東大阪市、その野田市長の話を聞いた。
なかなか面白かった。

東大阪市がナショナルレベルでアピールすべきこととして三つ挙げたのは、
まずモノ作り。
東京の大田区と並び称せられる中小製造企業の集積地。
住工混在地だが高井田地域では工場を積極的に推進していこうとしている。
住居・建売に工場・事業所が追い出されるのを防ぎ、逆に誘致しようという施策である。
次にラグビー。
高校ラグビーの聖地「花園」のブランドを利用し、またラグビーのワールドカップの競技場としても認められた。
サッカーの観客は国から0泊2日滞在のような弾丸スケジュールで試合のためだけに来るようだが、
世界からラグビーのワールドカップに来る観客は、比較的長く滞在して滞在そのものを楽しむ傾向にあるということだ。
東大阪にも滞在型の観光を根付かせるとすれば民泊や工場見学ツアーといった独自の東大阪独特のプログラムを提供しなければならないだろう。
これからは全世界からグローバルに認知されることになるだろう。
三つ目にこれは気がつかなかったが、大学の存在。
地方都市で昔から私学の大学が複数存在するのは珍しいとのことだ。

そんな話を聞きながら、
市長さん、市長さん、お忘れになっていることがありますよ、
と一つ追加しておきたい。
市長が忘れている東大阪のアピール点、それは井山裕太本因坊だ。
日本の囲碁界において現時点では誰もが認める第一人者。
若干26歳ながら今年七冠王に挑戦する東大阪出身の棋士は世界への大いなるアピールになるので
人間国宝でも東大阪観光大使でもなんでもいいからタイトルをあげて、
頑張ってもらいましょう。
(去年バツいちになったらしいが、それも現代っ子らしくて面白い)
5)囲碁とフランス

どっちからお話ししようか迷いますが
井山裕太6冠王の続きで、まずは囲碁つながりでフランスへ行く話から。

ゴールデンウィークにグルノーブルに行くことが決まっている。

弊社では月に二回会議室で囲碁の会をやっていて、
女性インストラクターのお世話になっているが、
そのつながりで、海外囲碁ツアー「ジュ デ 碁」に参加することになった。
これは関西棋院のプロの棋士林耕三六段に引率されて行くもので、
現地では日本人が碁会所をやっているようで、フランスのアマと対戦する大会が開催される。

交流パーティや観光もあり楽しみだ。

もちろんこんなことは初めてなのでおっかなびっくり、ドキドキもので、どんな風になるのか・・・

帰っていてから大報告会を開催したいと思っている。

6)50年に一度 のフランス

会社設立が1965年なので去年50周年を迎えた。

50年に一度ということになるので昨年11月に社員旅行でパリに行きたいと計画を立てた。
ところがちょうどその時期にテロがあり、とりあえずキャンセルした。
何としてもみんなで一度一緒にパリを見たいのでこの3月に行くことに決めた。

3月26日関空発31日戻りのスケジュールである。
戒厳令下のフランスにエールを送りに行く感じである。
噂に聞くと安全第一主義の日本人観光客のキャンセルが多いらしい。
短い期間だが現地の雰囲気を味わい報告したいと思う。
パリでの観光プランはバッチリ立てていて、市内観光でルーブル美術館見学それから郊外のベルサイユ宮殿見学、
さらに足を伸ばしてモンサンミッシェル観光まで入っているオプション盛りだくさんである。

最後の夜にはオペラ座近くの ISSE Workshop で現地のフランス人や日本人友人と交遊会をすることになっている。
弊社に研修に来ていた懐かしいフランス人と会えるのを楽しみにしている。
7)さらにフランス 「巴里カフェ」

大学を出てからずっと長くフランスで生活したのでフランスに対する思い入れは深い。
1985年に大阪へ戻ってからも、フランスで感じたことや学んだことをいろいろ伝えたいと思いながら、
なかなかうまく伝わらなくてもどかしく感じている。

一番伝えたいと思ったこと、そして今も伝えたいと思っていることは、
「自由、平等、博愛」と言ったフランス革命の精神みたいなものです。
1789年7月14日にバスティーユ要塞攻略・王政の崩壊という世界史の中での大事件ですが、
7月14日は夏休みの「国民祝日」であり、シャンゼリゼ大通りの行進でもあります。
「巴里祭」というお祭り騒ぎが夜も繰り広げられ、広場では音楽に合わせて市民がダンスが楽しみます。

日本で「巴里祭」を広められないものかと、毎年その日にパーティを企画したこともあります。

最近フランスやパリの歴史をもっと勉強したいと思うようになり、
会社の会議室を使って「巴里カフェ」っと称するものを昨年から始めている。
2ケ月に一回夜2時間少人数の知り合いに集まってもらい、
僕の勉強したことを聞いてもらい意見交換するという形である。

前回は「ビクトル・ユーゴーとその時代」と題して行ったが、
意欲の割には空回りして準備不足、能力不足を痛感した。
「レ・ミゼラブル」を書いた文学者としてだけでなく、
パンテオンに国葬された政治家、
革命に彩られた波乱の19世紀を政治的抵抗や外国への亡命などで生き抜いた人間を
提示できないといけないところが、とても手に負えなかった。
参加者に退屈させてしまった。

次回3月23日には全く方向を変えて「フランスのワインについて」と題して
ワインの歴史や食事・料理との関係、チーズとの相性といったことをテーマにすることとした。
ワインを飲んでもらってチーズを食べるような企画だと喜んで参加してくれる人も増えるだろう期待している。
8) フランスから 日本へ 「日本映画」

この頃日本映画を楽しむようになった。
映画といえばフランス映画、アメリカ映画、ハリウッド映画、イギリス映画それから香港映画、中国映画といった流れであったが、
最近ボリウッド映画(インド・ヒンズー映画)、ペルシャ映画、それに北欧の映画を見る機会が多くなった。
同時に日本の映画が面白いと思うようになった。

日本映画独特の感受性を味わう。
(日本人以外の多くの観客も味わって評価しているのだろう)
時間の流れが体に合う。
ちょっとしたセリフを面白く感じ取れる。
漫画・アニメが原作のものが面白い。
個性ある監督が出てきている。
(我が八尾出身の三池崇史の派手さは好きだ)
(是枝裕和 岩井俊二)

駆け込み女駆け出し男、
海街diary、
wood job! ウッジョブ 神去なあなあ日常、
天空の蜂、
箱入り息子の恋、
ビリギャル、
麒麟の翼、
スワロテイル、
サラリーマン金太郎、
ダルマさんが殺した。神様の言うとおり、
幸福の黄色いハンカチ、
オーファーザー、
フィッシュストーリー、
テルマエ・ロマエ II、
藁の楯、
醜聞(スキャンダル)、
素晴らしき日曜日、
愛と誠、
異人たちとの夏、

最後までおつきあいいただきありがとうございます。

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