TEL06-6976-6194

受付時間9:00〜17:00(土日祝休み)

お問い合わせ
TOPお知らせ › 月別アーカイブ: 2014年9月

お知らせ

月別アーカイブ: 2014年9月

平成26年9月29日、当社会議室にて「杉の実ネクスト異業種交遊会」を開催いたしました。

今回は日本ペイントの藤田様を講師にお迎えし、『ペイントワークショップ&プチセミナー』と題し『ROOM BLOOM』の住宅用内装塗料を使ったワークショップと、『ROOM BLOOM』の魅力を説明していただきました。

ワークショップでは、参加者みんなで木製の小物入れにROOM BLOOMの塗料を使い、思い思いのかわいい小物入れを作成いたしました。

すごくフランクで、大変楽しい会にすることが出来ました。

ご参加の皆様ありがとうございました。IMG_3993

 

26-050 メルマガ「うごくもの うごかないもの」平成26年9月号 「まぐまぐ」から発信

 

 毎月15日のお騒がせmagmag

時間のあるときにゆっくりお読みください。

パリ通信が特集です。

 
 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
      うごくもの うごかないもの
        ─ 人・企業・不動産 ─
         平成26年 9月号
        まぐまぐ ID 99461
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

    
  第一章 個 孤 

 ○ 旅と生活
 ○ パリ通信(その1)モンマルトル墓地
 ○ パリ通信(その2)オペラ界隈 日本と日本人
 ○ パリ通信(その3)変化 交通機関 人種・女性・若さ
 ○ パリ通信(その4)地政学 西と東

 ○ パリ通信(その5)pariscope 映画
 ○ パリ通信(その6)ジヴェルニー 絵画 印象派
 ○ 何時に生まれたの?
 ○ 「三行詩のゆめ」高橋順子

  第二章 繋がり 組織 社会 独立

 ○ 「違い」は「間違い」ではない
 ○ 「杉の実サロン」 女性経営者・女性起業家 
 ○ 第二十三回杉の実サロン異業種交遊会「最近のお葬式事情」ご案内

  第三章 文字とビジュアル

 ○ 萩原朔太郎の父親は八尾の出身だったんだ!
 ○ 「楽園のカンヴァス」 原田マハ
 ○ 「キネマの神様」原田マハ 礼賛
 ○ 川柳の季節
 ○ 「ゴジラ」

 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

   第一章 個 孤  

 

 ○ 旅と生活

 

 パリにひと月滞在することにしたので今回はそのことから書いてみる。

 

 海外旅行が好きだが、特に外国の街をぶらぶらすることが好きだ。
旅行では、ツアー旅行にせよ個人旅行にせよ、その国の文化遺産や美しい自然を訪問・鑑賞することが目的となるが、
長期滞在やその国に住むことはまた全然異なった次元の体験となるだろう。
若い時に体験したそんな体験を年を経て今一度体験して見たいと思う。
また違った感慨を抱くだろう。

 

 おそらく覗き見好きなのだ。
他人の人生や生活を疑似体験したいのだ。
その国に住めばいろんな人の人生をすこしずつ味わうことができるかもしれない。

 

 時間がゆっくり流れ、人と通じるものが出てくるかもしれない。

 

 日本を完全に離れてしまう訳にはいかないので、大阪を一つの基地にして
またフランスにもベースを持ち、オーストラリアとアメリカかカナダに拠点を置いて
一年を3箇所か4箇所くらいに分けて滞在できるのがなんとなく理想的な形のように思っている。

 

 その手始めに、パリに長期滞在するためにはどうすればよいか、
そんな調査を兼ねて旅行に来ている。

 

 現在いろんな可能性があるのは通信手段の発達のおかげだ。
考えてみるとすごいことだ。
世界がつながっていることを実感する。

 

 パリのホテルについて第一にしたことはWIFIの設定だ。
パスワードを入れネット通信が確保されると、メールができてインターネットにアクセスできる。
これで安心。

 

 30年前のことを思い出せばいわば隔世の感あり。
当時は電話一つ不便だったのだから。
中央郵便局に夜中出かけ、受電者払いを交換手に頼むのだった。

 

 世界中どこかへ行って、長期滞在しても生活をするにしても
ほとんど同じような環境が作り出せる。
大きな変化で大きな利点だ。

 

 今回の拠点は滞在型ホテルでモンマルトルにある。
観光客が思い描く典型的なパリの風景・風俗がある地域だ。
逆にその分真のパリジャン・パリジェンヌを自称する人は避ける地域かもしれない。

 

 ムーランルージュがあり、夜は歓楽街そのもの、
しかし結構静かな場所もある。
このホテルはモンマルトル墓地に隣接して
日曜日街は静か、なにもない。

 

 観光を兼ねて墓地を見て回った。
ハイネとベルリオーズとフランソワ・トリュフォーのお墓を見つけた。

 

 この後フランスからの通信として思いつくまま書いてみる。
しばらくお付き合いください。

 

 

 ○ パリ通信(その1)モンマルトル墓地

 

 モンマルトルのお墓めぐりの話を続けましょう。

 

 広い墓地をガイドブック片手に有名人のお墓探し。
エミール・ゾラはパンテオンに移されてしまったが、
ベルリオーズ、ハイネのお墓はすぐに見つかった。
スタンダールも見つけた。
フランソワ・トリュフォーのはだいぶ探した。
墓石の上に自分の名刺を置いて写真を撮った。

 

 日本のガイドブックに紹介されている有名人の墓は20もないが、
墓地内の案内には100を超える墓が区画ごとに記されている。
パリの通りには全て名前が付けられて
フランス人の論理性、百科辞書的性向がよくわかるが
墓地にもそれが適用されている。
ただ、その地図を片手に探しても見つけるのは簡単でない。

 

 

 ○ パリ通信(その2)オペラ界隈 日本と日本人

 

 今日はパリの中の日本人がいっぱいいるところに行ってみよう。
ご存知オペラ座界隈である。
お寿司、ラーメン、焼き鳥を初めなんでもありである。
日本人がやっているお店、中国人・韓国人・ベトナム人がやっているお店・・・
饂飩屋あり、たこ焼き屋あり・・・…
みんな流行っていそう。
若いフランス人サラリーマン・ウーマン男女が賑やかに食べている。

 

 ルーブル美術館横、パレ・ロワイヤルのキオスクで「日経」を買いました。
コメディー・フランセーズに隣接するパレ・ロワイヤルの公園で日光浴をしながら日本の新聞を読み
知人が高級日本食品輸入販売をしているので、そのお店を訪問した。
選び抜かれた食材が並べられていた。

 

 オーナーはフランス語で日本酒の本を出版していて
フランスのガストロノミー50人という専門誌の特集にも載ったそうな。

 

 日本酒をテイステイングさせてもらったが、
福島の銘酒らしい。
原発事故のせいで一時は売上がガタ落ちだったようだ。
最近持ち直し、円が安くなったこともあり一息付いたということだ。

 

 

 ○ パリ通信(その3)変化 交通機関 人種・女性・若さ

 

 パリで昔と比べて変わった点を書いてみましょう。

 

 街の中の交通機関です。
周辺部の地上を走るトラムは以前にはなかった存在です。

 

 しかし現在街中で目に付くのは「自転車」と「カーシェア」です。

 

 「ツールドフランス」に象徴されるようにフランス人は自転車好きですが、
エコの影響でしょうか、ヘルメットを被った通勤での自転車乗りの姿はパリの街中でも多くなりました。
観光客用にもいたるところで自転車が乗れるシステムになっているようです。

 

 「カーシェア」もいろんなところで見られますが、
こちらはどの程度パリの人に利用されているのでしょうか。
パリでは「autolib」という名称で行われているようです。
先日弊社で行ったセミナーでリヨンの街でのスマートコミュニティの都市計画の話を聞きましたが
その中でリヨンの街での名称は別のものでした。

 

 カーシェアーの車はどこにでも置いていけるものになっているでしょうか。
まだ勉強中で詳しくは知りません。

 

 交通機関以外のことで印象を書いてみますと・・・

 

 肌の色の違う、人種の違う若い観光客が楽しそうに歩いているのが印象的です。
もちろん中国人も多そうですし、韓国人も多いようですが、
アラブの人・インドの人いろんな人が観光しているようです。

 

 世界中が昔に比べると少しは裕福になっているのでしょうか。

 

 アラブ系のまだ学生風の少女・女性がひとりでパリの街を歩いているのを見かます。
また黒人の少年少女青年男女の目の輝きが生き生きしているような気がします。

 

 あくまで印象ですが昔に比べると明るく若くなっているような気がします。

 

 

 ○ パリ通信(その4)地政学 西と東

 

 西部劇(ウエスタン)ではありませんが、パリから西(ウエスト)へ行ってみましょう。

 

 パリの地図を見ると東から西にセーヌ川が流れており、
その流れに沿って右側つまり北側を右岸と呼び、左側南側を左岸と呼びます。

 

 真ん中のおへそのシテ島にはノートルダム寺院があり、
第1区を基点として時計回りに2周半する20の区があります。
右岸には2、3、4 そして 8、9、10、11、12 そして 16、17、18、19、20 の13の区があり、
左岸には5、6、7、13、14、15の6の区があります。
左岸はソルボンヌ大学で象徴される学生街の雰囲気が強い地域で、
右岸は大統領府エリゼー宮やビジネスセンターという地域です。

 

 さてここまでは前置きで、このパリ市の南北の区分から東西のイメージを簡単に書いてみましょう。

 

 パリもパリ市から外へ郊外へと発展していったのですが、
東と西で大きくイメージが違います。

 

 東はフランス革命の発火点になったバスティーユ牢獄があるように
民衆・労働者の勢力範囲で、郊外には労働者階級向けの集合住宅が林立して、外国人労働者の多い地域です。

 

 それに反して西に向かうとベルサイユ宮殿があります。
現在も富裕層が多く住む地域です。
右翼保守派の基盤となる地域です。

 

 サンラザール駅からベルサイユ行きの列車に乗ってみましょう。
この線は1835年にできたようです。
途中の小さい駅は停まりませんが、デファンス、サンクルーを通ってヴィルダヴレーに着きます。
ベルサイユの前の駅でここが目的地です。

 

 豊かな自然のなかの余裕のあるレジデンスが広がっています。
フランス・パリのブルジョワの富の蓄積を感じさせます。

 

 パリの地政学です。

 

 

 ○ パリ通信(その5)pariscope 映画

 

 ルーブル美術館横、パレ・ロワイヤルのキオスクで「PARISCOPE」を買い、
近くの公園で劇場の出し物と映画をチェックした。
PARISCOPEに記載されているパリの劇場の数は84、
これがほとんど毎日やっている。
マチネと夜の2回公演している劇場もある。

 

 映画館の数は市内20区だけで81軒が載っている。
1軒で複数の映画を上映しているのだから、
見ることのできる映画の数たるや恐るべきものだ。
さすが映画発祥の地だけのことはある。

 

 フランス映画アメリカ映画が多いが、
世界中の映画が見られることもパリの特徴だろう。
また古い名作を劇場で見ることができる。

 

 映画ファンならルイ・ジューベを覚えているだろう。
名作「北ホテル」の彼のファンは多い。
モンマルトル墓地で彼の墓を探している時に
同じくルイ・ジューベの墓を探しているフランス人に尋ねられた。
このあたりだと思う、私も探していると話し、
それらしいところをふたりで探したが見つからなかった。

 

 世界中を映画が繋いでいるのが感じられる。
 

 義妹の亭主が成瀬巳喜男監督の「歌行燈」と溝口健二監督の「楊貴妃」のDVDを貸してくれた。
パリの人、フランスの人は概して日本映画を高く評価する。
私にとっても外側から日本を見るいい機会になると思って見た。
日本でこんな作品を見て議論し合うことがあるだろうか。

 

 

 ○ パリ通信(その6)ジヴェルニー 絵画 印象派

 

 今日はジヴェルニーへ行く日だ。
睡蓮で有名なクロード・モネが亡くなるまで住んだ土地、パリから西へ70km。
義妹夫婦に車で連れて行ってもらった。
パリはここ連日日本晴れ、気持ちのいい遠出となった。

 

 見学して感じたのは印象派と日本との深い結びつき、感受性の中で共鳴する歴史だった。
フランスの印象派画家(オランダ人のゴッホも含めて)と広重・歌麿といった浮世絵画家とが
響き合いながら近代へと収斂して豊かになっていく様子がうかがいしれた気がした。…
世界中からやってくる美術愛好家たちにそんなことをわかってもらえるのを誇らしく思った。paris9992givernypond

 

 庭園の花々はみごととしか言い様がない。
ただただ感心するのみ、美しいものだ。

 

 部屋にはよくもこれだけきちんと集めてくれたと感心するほど
広重や歌麿が壁にかかっている。
二階から見る庭も美しい。

 

 

 ○ 何時に生まれたか?

 

 自分の誕生日は誰でもしているだろう。
しかし何時に生まれたの?と訊かれて答えられる人は
どのくらいいるのだろうか。

 

 そんなことを訊く人がいるのだ。

 

 私も、 自分が生まれたときのことは記憶にないにしても自分の誕生日は知っている。
しかし何時頃生まれたの?と訊かれて、そんなん知らんわ、聞いてへんわ。

 

 母親も死んでしまているし、調べる手立てがあるのかどうか、不勉強にして知らない。

 

 それが、ある日大発見!!!

 

 70歳をもうすぐに控えて自分が何時に生まれたのか初めて知った。…
自分の(正確には母親の?)「妊産婦手帳」なるものを見つけたのだ。
分娩日時のなかに 午後4時30分と書き込まれていた。
午後の変な時間に生まれていたんだ。

 

 しかし、これでとにかく答えが見つかった。

 

 フランスには LVRET DE FAMILLE(家族手帳)というものがある。
結婚した時に二人の名前が載る。
子供が出来たらそこに記載される。
生年月日に何時何分誕生と書かれている。
フランス生まれも日本生まれも
みんなそこに何時何分に生まれたか書かれている。

 

 はて、日本では何時に生まれたか知るにはどうするのだろうか。

 

 

 ○ 「三行詩のゆめ」高橋順子

 

 毎日新聞「今週の本棚」に高橋順子さんの詩集「海へ」の書評に
「三行詩の夢」という詩が載っていたのでそれを転載させてください。

 

      目医者さんに行ったら
      「あなたの目は海を見たことがありますね」
      と言われた

 この詩を読んで、一体、わたしの目はなにを見ているのか、なにを見たことがあるのか、
そんなことをふと自問しましたので・・・

 

 

 第二章 繋がり 

 

 ○ 「違い」は「間違い」ではない

 

 先日あるお話の中で聞いて非常に感銘を受けました。
「発達障害」なるものをテーマにお話されたのですが、
最初この専門用語を聞いてなんのことかと思いました。

 

 「知的障害」以外に「自閉症スペクトラム」「注意欠如多動症」「学習障害」などがあるらしい。
理解するために時間が多くかかったり、理解の仕方が違ったりする。
普通の感覚の人と世界が異なっているので、そこを理解することが重要とのことだ。

 

 このように「違い」があってもその「違い」は「間違い」ではないということ、
「みんな違って、みんな良い」社会ができるために、「どのように違うのか?「どのくらい違うのか」を
客観的に認識していくことが大事だと教わった。

 

 公益社団法人「子どもの発達科学研究所」理事長片山泰一氏の話。

 

 

 ○ 「杉の実サロン交遊会」 女性経営者・女性起業家

 

 平成26年8月26日(火)弊社第三ビル2階会議室にて開催しました。

 スピーカーの山口里美さんは司法書士法人を早くから立ち上げ
この分野では比較的珍しい全国展開をしています。

 

 そんな彼女に、女性経営者として、女性起業家・企業家としての今までの道筋をお話いただき
どのような考えでこれまでやってこられたのかを語っていただいた。

 

 司法書士になるまでの経歴、創業当初の困難な状況の克服、いろんな人との出会い・つながりからの全国展開、
現在のスタッフとの結びつき・企業のメンバーに対する考え方(家族・パートナー)といったことから、
最近の出版物「・・・エンディングノート」に込められた願いなどを熱く語っていただいた。

 

 出席者からの質問や感想・コメントも多く、予定していた30分の時間では足りず、
立食での懇親の時間に食い込むほどだった。

 

 講師の山口里美さんからは、「男女問わずたくさんの皆様が来て下さり、皆様と近い距離の講演は、こちらも力が入りました!」
という感想をいただきました。

 

 独立間もない士業の方からは参考になり勇気づけられたとコメントがあり、
早速エンディングノートを勧めたり自分で書いてみようと思ったという発言も飛び出した。

 

 アルコールも入りながらの懇親会でも話が尽きず、
山口里美さんを囲んでの話や参加者同士の交流が行われ、
遅くまで賑やかにそして楽しく過ごしました。
30名の参加者が盛り上がった会になりました

 

 

 ○ 第二十三回杉の実サロン異業種交遊会「最近のお葬式事情」ご案内

 

 次回の「杉の実サロン異業種交遊会」のご案内を申し上げます:

 

 日時 平成26年10月22日(水)18:00-20:00
 場所 杉浦実業第三ビル2階会議室
 参加費 3000円

 

 テーマは 「最近のお葬式事情」

 

 お話をしてもらうのは
川上知紀氏(川上葬祭 代表取締役 葬祭ディレクター)

 

 お葬式の様子は最近様変わり。
常識と思っていたことが非常識に。
現場からなまなましく語ってもらいます。

 創業130年超えの老舗葬儀社社長で「あなたのお葬式」の著者。
葬儀社の言いなりになって後悔・損をしない 葬儀の裏側と必須知識が満載。
 葬儀の準備はいらないが、「知識」だけは持っておくべき、と説く。

 

乞う ご期待!

 

 

 第三章 文字とビジュアル

 

 

 ○ 萩原朔太郎の父親は八尾の出身だったんだ!

 

 毎日新聞の書評欄に「萩原朔太郎<宿命>論」山田兼士著があった。
萩原朔太郎といえば関東のイメージしかなかったが(前橋出身)、大阪とのつながりがあったのだ。
「河内弁から作品を読み解く視座や、親戚との交流の詳細が興味深い」とある。
さっそくアマゾンに注文した。

 

 

 ○ 「楽園のカンヴァス」 原田マハ

 

 アンリ・ルソーという画家をご存知でしょうか。

 

19世紀~20世紀フランスの素朴派の画家。
20数年間、パリ市の税関の職員を務め、
仕事の余暇に絵を描いていた「日曜画家」であったことから「ル・ドゥアニエ」(税関吏)の通称で知られる。
ただし、ルソーの代表作の大部分は彼が税関を退職した後の50歳代に描かれている。(ウィキペディア)
極めて魅力的な絵を残しています。

 

 そんな彼の「夢」「夢を見た」という作品を巡って繰り広がられるミステリー小説です。
山本周五郎賞を受賞しているようです。
美術館、展覧会、絵画ビジネスといった世界の裏側が描かれていて非常にユニークで面白い作品です。
シャヴァンヌ、エルグレコの作品が語られ、ピカソ、アポリネールが登場して想像力を刺激します。

 

 おすすめします。

 

 

 ○ 「キネマの神様」原田マハ 礼賛

 

 映画好きにはたまらない小説。
次から次に名作についてのコメントが出てきて、
作品についての論争が繰り広げられる。
映画に対する深い知識と暖かい愛情が感じられる。

 

 映画好きの円山郷直(ゴウちゃん80歳ー81歳)の思いには共感あるのみ。

 

 引用を許していただく:
「ニュー・シネマ・パラダイス」という映画。
 ラストシーンを見ながら、「ああ、おれはほんとに映画が好きだ。映画が好きで、映画を観続ける人生でよかった」と涙が止まらなかった。
・・・
 映画というものには、自分の行ったことがない世界がたっぷりと詰まっている。体験したことのない幾多の人生がある。・・・

 

 もう一つ引用:
 ずいぶん映画を観てきたつもりだったけど、おれが死んでからも、数えきれないくらいの名作が、この世に生まれてくるんだろうな。ああ、畜生。それ、全部観たいなあ。

 

 アマゾンでこの本のことを見ていたら
著者原田マハが「ジヴェルニーの食卓」という小説を書いていることがわかった。
上に書いたが、ジヴェルニーへ行くことになっている前の日に読んだので
これまたびっくりした。

 

 

  ○ 川柳の季節

 

 同じ日に川柳の本を2冊紹介された。

 

 一冊は 公益社団法人全国有料老人ホーム協会;ポプラ社編集部編の「シルバー川柳3 来世も一緒になろうと犬に言い」で
その本から12句書き抜かれて郵送されてきた。

 

  「先寝るぞ」「安らかにね」と 返す妻

 

  藪医者め みんな老化で 片ずける

 

  年上が タイプだけれど もういない

 

みんなうまいなぁ、と感心する。

 

 もう一冊の方は知り合いの弁護士先生が参加している川柳の会の出版したもので
そのなかからこれまた勝手に引用させてもらうと:

 

  弁護士も産めよ増やせのツケがきて
   (弁護士の数が増えて若手弁護士の就職難の話をしたばかりだったの)

 

  俺一階妻は二階でまだ夫婦
   (目に浮かぶようで面白い)

 

川柳を楽しむ季節です。

 

 

 ○ 「ゴジラ」

 

 飛行機の中で「ゴジラ」日本語バージョンを見た。
放射能で成長する雄と雌の生物が生殖のために
フィリピンから福島、ハワイとネバタと世界中を動き回るお話は
原子力発電や核兵器のことを考えると極めて面白い設定です。

 

 ビキニの核実験や芹澤教授の父親の被爆体験など全て盛り込まれているのだが、
どうもよく理解できないのは芹澤教授がゴジラに対して抱いている信頼です。
この不思議な盲信はどこから出てきたのでしょうか。
これは科学者の信念とは別の次元のことなのでしょうか。

 

 まったく不思議な映画です。
ゴジラが二匹の怪獣をやっつけたエネルギーはなんなのでしょうか。
放射能以外のなんでもって怪獣をやっつけたのでしょうか。
私にとって謎は深まるばかりです。

 

 どなたか教えてください。

 

 

◎うごくもの うごかないもの -人・企業・不動産->  のバックナンバー・配信停止はこちら> ⇒ http://archive.mag2.com/0000099461/index.html> >

 

IMG_1801

26-049. 不動産ランチの会

本日9月12日(金)に杉浦実業第3ビルにて不動産ランチの会が開催されました。

不動産業者の方以外に賃貸保証会社様の参加もあり情報交換や近況報告等の意見交換がさ

れました。今回は比較的少人数でしたので一人、一人のお話をゆっくり聞くことができ充

実した会になりました。

 

26-048 緑橋コインパーキング値下げ

 

 緑橋の時間貸駐車場を値下げを行いました。駐車場値下げ

それに伴い第三ビルの壁面の広告を新しくしました。

明るく見やすくなりました。P1010991

 

 二階で営業している収納スペース「レンタル・スペース RSS」も残り少なくなってきました。

 

昨日、第4回お宝ゴルフコンペに参加させていただきました。

場所は兵庫県三木市にあるオリムピックG.Cです。

普段、会議や食事会という限られた時間内での交流ぐらいなんですがゴルフはほぼ一日中

なのでゆっくり仕事のことやプライベートなことがお話できて有意義な時間をすごさせて

いただきました。

次回はもまた参加させていただきたいと思っております。

最近投稿された記事

月別アーカイブ