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27-006.  「カンボジア視察ツアー」報告

北原茂実と行く「カンボジア視察ツアー」に弊社会長杉浦勝昭が参加しました。
簡単な報告をさせていただきます。

北原茂実氏のプロフィルを抜き書きします:

北原 茂実氏は 医療法人社団 KNI 理事長で
脳外科医、経営者。
1953年生まれ。東京大学医学部を卒業後、同大学病院脳神経外科にて研修。
1995年、東京都八王子市に北原脳神経外科病院(現・北原国際病院)を開設。
救急・手術から在宅・リハビリテーションまで一貫した医療を提供。現在は医療法人社団KNIとして八王子市内に4施設、宮城県東松島市に1施設を経営。
開設当初より「世のため人のため、より良い医療をより安く」及び「日本の医療を輸出産業に育てる」の2つを経営理念として掲げ、より多くの人の“幸せ”のため、「医療を変える」数々の斬新な取り組みに挑戦し続けている。
また、2009年にNGO日本医療開発機構を立ち上げ、理事長として国内のみならず国外(カンボジア)にて医療支援活動を展開。
早くから今日の医療崩壊を予想し、入院患者の家族に院内業務への参加を義務付けて病院と利用者間の信頼醸成に努めると同時に、ボランティアには将来貨幣と同様に病院内で使用できる地域通貨“はびるす”を発行して、医療を提供する側と受ける側の垣根を出来る限り取り払い、“市民の市民による市民のための病院”を実践している。また、開設当初より、医療と教育をツールとした社会開発、医療による所得の再分配を目的に中国や東南アジアでの病院の建設に尽力して来た。
最近は内戦によって荒廃したカンボジアの医療供給体制を立て直すために、同国初となる総合医科大学と付属病院を建設するために奔走している。
著書に『あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?』 『「病院」がトヨタを越える日』 『「病院」が東北を救う日』がある。

【KNIグループのカンボジアにおける活動】
KNIグループは、2009年より病院建設に向けた本格的な調査を開始し、「カンボジアHHRD(Healthcare and Human Resource Development)プロジェクト」を立案。「カンボジアHHRDプロジェクト」は、カンボジア国内において日本式医療施設と教育施設を設立し、医療サービスの提供と同時に同国の人材開発を行い、最終的に同国が「医療立国」になることを目指す事業としてスタート。
2011年からは、救命救急センター開設に向けた調査に加え、プノンペン市内での脳神経外科治療やリハビリテーションなどの臨床活動、現地医療従事者への教育支援などを実施。2012年には、国立コサマック病院と提携。同病院に脳神経センターの設立を行う。また、プノンペン市内にて独自のクリニックを開設し、臨床・教育活動を継続。

今後は、2016年1月設立予定の救命救急センターを核として、日本の医療産業及び各種生活産業のパッケージ輸出を促すことを目指し、保険診療システムや人材育成システム、ITインフラ(遠隔診療、画像転送システム)の構築なども計画。

「視察ツアー」は2月23日から25日までで、カンボジアのプノンペンで、
コマサック国立病院、救急センター建設地、日系歯科医院などを視察。
またプノンペン経済特区(PPSEZ)で進出日本企業を訪問、特区管理会社からの詳しい説明と案内が有りました。
また、北原茂実氏の講演、質疑応答、
プノンペンの市街施設視察では日本のイオンモールならびに中心のセントラルマーケットを訪問しました。

参加者は13名、関心を持って情報交換も多く、非常に参考になったと話していました。

北原茂実氏のカンボジアにおける活動ならびに人脈の素晴らしさに驚かされました。

医療を「総合生活産業」として捉え、世界の動きの中で日本の医療、日本の社会の仕組みの将来を考えていこうとする氏の思考方法、理論と実践にはこれからも注目していくべきだと感じました。
取り急ぎの報告を載せておきます。

                                  杉浦実業株式会社 会長
                                        杉浦勝昭

 

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