30-021 5月1日 スズランの日
2018.05.1
ゴールデンウイーク お外に行かないで
私のように家で退屈している人のための
慰めものとして・・・
◯ 5月1日 メイデイ
以下長い引用をお許しください
フランスでは
5月1日はメーデーであり
スズランの日(Jour de muguet)
スズランの日はフランス独自の風習
この日は親しい人や家族の幸運を祈ってスズランを贈る
なぜスズランを贈るのでしょうか?
シャルル9世が、正式にこの日を制定:
一茎のスズランが幸運をもたらすとして
シャルル9世が毎年5月1日に宮廷の女性にスズランを贈ることを決めた
こうしてこの伝統が生まれた
メーデーは国際的な労働者の祭典
1886年アメリカで行われた8時間労働を求めるゼネストとデモが発端
フランスではこの日は道端でスズランを売っても許される
子どもたちが花束を売って、お小遣いにします
各種団体もスズランを売ることで資金集め
”Le Temps du Muguet”という古いシャンソン
ダニエル・ダリュー(Danielle Darrieux)
Le temps du muguet
すずらんの咲く頃
Il est revenu le temps du muguet
Comme un vieil ami retrouve
Il est revenu flner le long des quais
Jusqu’au banc je t’attendais
Et j’ai vu refleurir
L’eclat de ton sourire
Aujourd’hui plus beau que jamais
すずらんの季節が巡ってきたわ
再会した古い友だちのように
桟橋沿いをぶらぶらするために戻ってきたの
私があなたを待っていた土手まで
そして、あなたの微笑みが
花咲くのを見たの
これまでにないほど晴れたこの日に
すずらんの季節は決して長くは続かない
5月ほどはね
花束がすべてしおれてしまっても
私たち二人は何も変わらないわ
前と同じように美しく
私たちの愛の歌は
初めての日のように響きわたる
すずらんの季節は行ってしまった
疲れきった古い友だちのように
一年のあいだ、ずっと忘れていられるように
去っていくとき、私たちに残してくれた
春の気分を少しだけ
二十歳の心をすこしだけ
ずっと愛しあっていられるように
ダニエル・ダリューは1917年5月1日生まれ
つまりきょうが96歳(!)のお誕生日
彼女はフランス、ボルドー生まれ
1931年14歳のとき映画デビュー
国際的なスター1936年の「うたかたの恋」(Mayerling)