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お知らせ

28-021 「うごくもの うごかないもの」 平成28年8月号

28-021 「うごくもの うごかないもの」 平成28年8月号

 

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うごくもの うごかないもの
─ 人・企業・不動産 ─
平成28年 8月号
まぐまぐ ID 99461    (KS)
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● 8月

8月だ! お盆休みだ!

今一番考えていること:
早くパリへ行きたいなぁ! ということ
16日にエールフランスに乗ってパリへ行く、
2週間ほどパリへ行く。

テロの脅威があろうとパリはどうなっているのか
この目で実際に見てきて報告できるでしょう。

自分の現在の存在感にものすごく充実感を感じている。
「今ここにいる」そんなことを大きな声で叫びたい気分になっている。

そして「あそこにいた」という過去、自分の歴史を思い出す。
「ここ」と「あそこ」を行ったり来たり、
そんなことを楽しんでいる。

「あそこ」というのが「この世」でなく
「あっちの世界」みたいに感じることがある。
「あっち」から「こっち」を見ているように
毎日の日常生活を見て感じて楽しんでいるような気がする。

なんとなく全てが面白く楽しく愉快に感じられる。
もはや悟りを開いて極楽浄土への旅路に着こうとしているのだろうか。
エールフランスの飛行機が墜ちないことを祈るのみ!?
facebook の「今なにしてる?」という問いかけに。
● 愛しき FRANCE! FRANCE! PARIS!

最近のフランス映画「愛しき人生のつくりかた」 原題Souvenirs(思い出)を見た。

去年パリで滞在した時クリッシー広場の近くのホテルに滞在した。
すぐ横がモンマルトル墓地があった。
滞在中いろんな人の墓を求めて何回か見て回った。この映画を見るとどこで撮影されているのがわかった。

早くパリへ行きたいなぁ!

フランスつながりでもう一つ

● 「自由に囲碁フランス流」

8月3日の日経新聞文化欄で野口基樹氏の記事を見つけました。

この前のゴールデンウィークに弊社の囲碁仲間と
インストラクターの先生と関西棋院のプロの棋士に連れて行ってもらって、
フランス・グルーノーブルの囲碁の大会に参加しましたが、
その時お世話をしていただいた人です。
「ヒカルの碁」マンガ世代の若いフランス人たちが熱気あふれる楽しい大会だったので、
またフランスへ行って囲碁を楽しみたいと思いました。

自宅を開放して毎週セミナーや対局をして囲碁普及・文化交流をやっている様子が伺えました。
コンピューター技術・AIの進歩に伴い世界がますます緊密になり、グローバル化というのを体感します。

● 8月のお話

8月のお話を続けましょう。

海の日があったからおそらく単純シンプルに「山の日」があるからだろうと考えるのが当然なのか。

しかし、なぜ8月11日なのか?
お盆休みを考えれば8月12日が妥当だったように思う。
日航墜落事故が8月12日にあったことで11日になったという。
そんな事情はわからないが、弊社ではとにかく12日は出勤日となった。
お盆休みの前にいろいろな催し物を行い忙しいお盆前となった。

さて、それで、祝日の制定がない月は6月のみという。
6月は 虫の日 として 6月4日はいかがでしょうか?

あるいは、森の日 として 森喜朗氏の誕生日はいかがでしょうか?森氏の誕生日を調べてみると、7月14日とフランス革命の日となる。
これは森氏の政治的信条からして、
あるいは天皇を国家の象徴とする体制からして、
これはちょっとまずいかもしれません。
● 「海の日」

「海の日」という祝日がありました。
7月18日のことでした。
この日たくさんの船に乗りました。
映画の中で、そして「ザ・ロープオーサカ40回記念展示会」の帆船に・・・
まずは、オスマントルコ帝国。

1889年というからフランス革命からちょうど100年後、
今のトルコ、オスマントルコ帝国から日本へ親善使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が来たらしい。
帰国の途中1890年、和歌山県串本町沖で座礁して大破、
乗組員500名以上が命を落とすが、地元住民が懸命の救援活動。
時代を経て一挙1985年、イラン・イラク戦争中の時日本政府はテヘラン在留邦人のために飛行機を出さないが、
トルコ政府は日本人を救助するという、恩義の返礼。
映画「海難1890」はどうも説明的お説教道徳的で、
ハリウッドなら半分くらいの時間で終わっていたのではないだろうか。

別の映画ではヨーロッパからアメリカ・ニューヨークへ、
それからニューオリンズからミシシッピを上ってノースダコタ州まで長距離の船旅をした。
第一次大戦の時オスマントルコ帝国に住んでいたアルメリア人ナザレットが
娘を探す旅について回ったのである。
民族は抹殺され土地は奪われ、それでも前に進むしかない声を失ったナザレットは、
現在ヨーロッパを行進している避難民そのものの姿なのだろう。
(映画「消えた声が、その名を呼ぶ」)
● 8月のお話の続き

8月2日は会社設立記念日で、51回目という節目のいい時なので盛大なパーティをやらしていただいた。

その席で現在応援しているアメフトチーム「アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ」と流しの歌手「かとうあい」を紹介させていただいた。
8月後半にイベントがありますので是非いってみてください。

アサヒ飲料クラブチャレンジャーズは
8月28日(日曜)エクスポ フラッシュ フィールドで
パナソニックインパルスとの試合 18時キックオフ
もし観戦希望の方はご連絡ください。

7月から弊社に研修に来ているダーウィンとポールがいよいよ試合に出ます!日本社会人アメリカンフットボールの新リーグ戦レギュラシーズンが開幕。

パーティで歌ってもらった奇妙な声の「かとうあい」さんの22歳のお誕生日ワンマンライブが
桜川のFLAMINGO THE ARUSHA で
8月22日(月曜)18:30 開場 19:30開演 で行われる。
これからの彼女の活躍を大いに期待して応援しています。

いずれも 応援よろしくお願い!!!
● 翻訳できない言葉?

紀伊国屋でこんな本を買ってみた。
「LOST IN TRANSLATION」(翻訳で失われてしまうもの)
(「翻訳できない世界の言葉」というタイトルで翻訳出版されている)
ゆっくり時間をかけて読んでみよう、英語の勉強も兼ねて。

日本語では4つの言葉が選抜されていた。
1)木漏れ日…
2)ぼけっと
3)わびーさび
4)積ん読

「積ん読」は他の言語にはない言葉なのだろうか。
「積ん読」は読書の一つの形態なのだろうか。

こんな言葉を選択する作者の読書姿勢、本の読み方が垣間見られて面白い。

● 本日のレッスン

こんなこと知ってました?
中国語では「お酒を飲む」行為は、技術・技能が必要だと考えています。NHKテキスト まいにち中国語 7月号 p.54

中国語続き
中国語ではピアノのことを 鋼の琴 と書くようですが
なんとなく力強い音が出てきそうで
ピアノというと「弱く」という印象があるので対照的です。
● 「マネーショート華麗なる大逆転」

メチャクチャ面白い。
金融資本主義のデタラメさ。
リーマンショックを引き起こしたプライムローンの構造。
社会構造、業界構造、精神構造。

誰もリアルな世界・社会・生活を知ろうとしないで、論理と数字の辻褄合わせばかり、
自分でものを見て判断して決断するということがない。
目先の手数料ばかり、業界の付き合いしきたりばかり、既存の秩序を乱すことを避ける。
(仲介をしている不動産業界に身を置いているものとしては考えさせられる)。
実際に現地に行って、どんな人が金を借りているのか、借金を返しているのか、・・・を
調査して自分たちの判断を最後まで貫き通した人が、
(それもあらゆる方面からの圧力に抵抗して貫き通すことの難しさ!)大きな勝ちを掴む。
実話に基づいたお話で、アメリカ映画らしくキャラクターの違う異端児「はみ出し少年」たち四人のアウトサイダーが描き出されて面白い、痛快。

自分で現場や現地や現物を見ないでデータや聞きかじりの情報だけで動く人のいかに多いことか!
毎週経験させられている。

東京から電話があった。
東京の不動産屋さんである。
毎週末何本か電話が入る.。
話は聞く前から分かっている。
東京の浜松町にあるマンションを売る気はないでしょうか、というお話である。
高く買いたいという人がいるのですが・・・

ところがそのマンションはもう10年も前に売ってしまっている。
毎週末何本も大阪まで電話が入るのは、そんなリストが流通しているからに他ならない。

不動産屋がいくら金を出すのか知らないが、
インチキ詐欺師に金を使うのは漫画チックで結構な話だ。
できるだけ長電話で電話屋さんを儲けさせてあげようとするのだが、
日曜日テレビで囲碁対局を見ていたり、くたびれている時には十分お相手できないでいる。

謄本をあげれば所有者の名前は当然わかる。
今はコンピューターで簡単にできるのだが、それすらしないで電話をかけてくる。
おそらく電話番号がそのリストの付加価値なのだろう。
こんなリストの通用期間はどのくらいの期間なのだろうか。
賞味期限があるだろうに、買手の不動産屋は吟味して買ったのだろうか。
それともただで出回っているのか。
ただだとすればケシカラン。

もう何回もマンションを売って大儲けしたような幻想に取り憑かれることがある。
気を付けないとこちらがボケてくると、持っていないマンションを業者の話に乗って売ってしまいそうだ。

また電話がかかってきた。
誰からだろうか・・・
●  「ハッピーエンドの選び方」 The Farewell Party イスラエル映画

こんな変わった映画です。
安楽死を希望する人の望みを叶えさせる装置
(自分でスィッチを押すと薬が投入され、みんなに看取られながら死を迎える)を発明し、実際に実行していく話です。

安楽死に否定的だった妻の認知症が進行していく。

ユダヤ的ユーモアに溢れた作品

「消えた声が、その名を呼ぶ」というアルメニア人(キリスト教徒)を描いた別の映画を見たが、
イスラム教徒のトルコ人から迫害を受けた家族が死の苦しみに悶えながら自殺することができない
(キリスト教では禁じられていて、天国に行けない罪である)ので、自分の手で殺すという逸話が出てくる。

安楽死・尊厳死や自殺・自死という問題は理解が難しい。
そこに出てくる統計・数字もどのように解釈するのか難しい問題のように思える。
イスラム教では自殺は認められているのだろうか。
自殺しても、あるいは自殺すれば天国に行けるのだろうか。
子供や女性が優先的に天国へ行く切符を手に入れるのだろうか。

70年ほど前に自らが爆弾となっていったカミカゼという名前が、
今世界語になっていることを思うとやるせないというかなんというか・・・

世界にハッピーエンドはあるのだろうか。

エンドが死である限りハッピーエンドは夢物語なのだろうか。

話は長くなるが、必ず終わる。
いつかは終わる。
アーメン、インシャラー、南無阿弥陀仏・・
● 「ラストナイツ」(最後の騎士たち)
「忠臣蔵」を題材に、いろんな国の俳優(クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマン、伊原剛志、韓国の国民的俳優アン・ソンギ)が出演していて面白かった。
監督が日本人で、ストーリーは「赤穂浪士」をほとんど着実にたどっていた。

興味の一つは、浅野内匠頭の切腹をどんな風に取り扱うのかということもあった。
ご存知の通りキリスト教では自殺はご法度だ。切腹、腹切はどう見ても自分で自分を殺す、自死となる。
宗教的には他者に殺されることが必要になるのだろう。…
そのため部下・家臣が首を斬るように設定される。

グローバル化、多国籍化、無国籍化・・・

● 早口言葉
死刑だ 死刑だ 絞首刑だ

シケイダ シケイダ コウシュケイダ

cicada [si-kei-da]

こんな英単語を知っていましたか?

セミ(蝉) という意味です。

フランス語では cigale [シガル] と言います。
南仏の風物詩です。
ヴァカンスの思い出と結びついています。
パリからマルセーユへ向かう自動車道路を走っていると
ある地点から蝉の声が聞こえるのです。
おそらくアメリカの北部シカゴで少年時代を過ごした少年には蝉は奇妙な気持ちの悪い生き物・虫としか認識されないのでしょう。

長い年月地中で過ごし地上へ出てからは数日やかましく鳴き暮らしそして死んでいく。
亡骸はアリかネコでも処分しない限りいつまでも乾いたまま残っていそうだ。
蝉の死は夏の死・・・

● あと二つお薦め:

ハーゲンとシーヴァス 二匹の闘犬
闘犬の映画二本:トルコの映画とハンガリーの映画である。

「ホワイトゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)」ハンガリー映画。
「シーヴァス 王子様になりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語」。(トルコ カアン・ミュジデジ監督)

虐げられてきた犬の群れを率いて人類への反乱を引き起こすハーゲンとその犬を愛するトランペットを吹奏する13歳の少女リリの物語。クライマックスでは250匹の犬がブダペストの市街地を猛然と疾走するシーンの迫力は今まで見られなかった映像。

一方シーヴァスの方は、トルコ東部のアナトリア地方が舞台で、
闘いに敗れ傷ついた闘犬シーヴァスとその世話をする11 歳の少年アスランの物語。学校の学芸会で『白雪姫』の芝居の準備が描かれる。
アスランは王子様役になって、思いを寄せている美少女アイシェの白雪姫の相手役をやりたいのだが・・・

十代前半の無垢な少年少女(リリとアスラン)と人間の社会の荒廃・歪みをその肉体に刻み込まれた犬(ハーゲンとシーヴァス)とを結ぶもの:
音楽、物語、フィクション。
最後までお付合いくださりありがとうございます。
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