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26-007 メルマガ「うごくもの うごかないもの」 平成26年2月号配信

26-007 メルマガ「うごくもの うごかないもの」 平成26年2月号配信

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     うごくもの うごかないもの
       ー人・企業・不動産ー
        平成26年 2月号
       まぐまぐ ID 99461
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  第一部 

 ○ 個人と組織
 ○ 練習
 ○ 第十九回 杉の実サロン 「FACEBOOK交流会」 ご案内

  第二部

 ○  二人の画家(絵描き)の人生と感受性
 ○ 同窓会の季節
 ○ 四字熟語「新品部品」
 ○ 映画 DVD 

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  第一部 

 ○ 個人と組織

 日本のサッカーの試合ぶりを見ていると世界的にもかなりレベルが高くなってきて
面白い試合ができるようになっている。
特に組織的な攻撃、パスをつないで攻めていく面白さがある。

 しかし歯がゆいのは最後の決定力の欠如である。
パスばかりしていては得点できない。
シュートしなければゴールは得られない。
当たり前のことである。

 シュートするかパスするか、選択の瞬間がある。
難しくても、あるいは極めて難しい状況でもなんとかシュートして点を取ってやろうとする意気込みで望んでいるのか、
味方に任せて点を期待するためにパスをするのか。

 パスをすることはある意味あなたまかせである。
シュートはあくまで「おれが!」と、ひとりで最後までやり抜く気迫、決意が求められる。

 不動産仲介の仕事の場面に置き換えてみる。
顧客との関係で最後まで決めきれない案件が多くある。
最後まで決めきれない営業マンが多くいる。

 これぞと最後まで話を突っ込みきれないで後退・撤退してしまう場合がある。
シュートしないでゴール前でパス回しばかりをしていることがよくある。
そのうちにチャンスが来るのではないか、とのんびり構えているうちにチャンスは去り、
ピンチがやってくる。

 個人の決定力が求められる場面がある。
そして決定力はおそらくひとりひとりの個人の中にしか求められないのではないか。
組織においても最終的に決定するのは個人、責任者、リーダーなのだろう。

 ○ 練習

 プロ野球はシーズンオフであるが、選手たちはシーズンに向けて毎日練習に励んでいる。
ピッチャーは投球に、打者はバッテイングに、内野手・外野手はそれぞれの守備練習を行い、
試合に合わせる体力作りに精進している。

 こんな風景をわれわれの職場に当てはめてみるとどうだろうか。
不動産仲介の営業を想定する。
試合に出る前に営業マンは毎日何を練習・訓練しているだろうか。
体力作りとは何なんだろうか。

 プロとして実戦向きのトレーニングは何なんだろうか。
そしてそれを毎日繰り返し身につける訓練をしているのだろうか。

 試合に出ていない時間、トレーニング・メニューを作成して試合に向けての体作り・体制(精神と肉体、気持ちと心)作りを行っているだろうか。
試合に出る準備は完璧なのだろうか。
本当に試合に出るためのレギュラーメンバーとしての体作り精神作りはできているのか。
もしそうでないならベンチで試合を見ている方がいいのではないか。

 ○ 第十九回 杉の実サロン 「FACEBOOK交流会」 ご案内

  テーマ: FACEBOOKを楽しく学ぼう

 日時 2月27日 18:00-20:00 (受付開始 17:30)
 場所 杉浦実業第三ビル2階会議室
     大阪市東成区中本3-6-11
     06-6976-6194
 講師 株式会社 レイ・クリエーション
 参加費 3000円
  異業種交流会
  初心者・経験者 歓迎
  軽食・飲み物 ご用意 

 お申し込みは
 suginfo@sugiura.co.jp
   
  

  第二部

 ○  二人の画家(絵描き)の人生と感受性

 松井冬子という日本画家の話を聞いた。
毎日新聞が主催している「毎日21世紀フォーラム」(1月21日)という席で
「日本文化と美」といった演題で講演をするのだから、
評価の高い物凄い人物なのだろう。

 実際に目にしたのは若い和服の美人姿であった。
ウイキペデエィアによれば今年40歳なので
別に幽霊でもなく厚化粧をしていたわけでなく
見た通りの美人だったようだ。

 彼女の追求するものには興味をおぼえた。
博士論文のテーマは「知覚神経としての視覚によって覚醒される痛覚の不可避」だそうだが
「痛み」を共有したいということ、いかにすれば共有できるかということ、
のようだ。
そのために人間や動物の肉体、内臓器官などを細部にわたり観察描写している。
皮膚、筋肉、骨、内臓・・・深く深く入り込みながら表面へ戻ってこようとする動き、
そんな作業を目指しているように感じられた。

 そしてそんな彼女の作品は世間的にもマスコミ的にも評価され
値段がつけられ売られて行っているのだろう。
このようなアプローチが評価されるのは結構なことだ。

 ちょうど同じ時期パリで絵描きをしている長年の友人佐藤文玄氏が
銀座の画廊で個展を開催したので上京して覗いてみた。

 彼が20歳前に南仏モンペリエにいた時からの知り合いで
もうかれこれ40年になる。
エックス・アン・プロバンスの美術学校で描こうとしたものと
今やっていることと方向は変わっていない。
大きな空間に自分の肉体で絵の具を塗り立てる。
何かを表現するというより、何かを求める動きの軌跡が紙の上に残される、といった
そんな画風である。

 作風に変化変遷は見られる。
色や形についてはなかなか面白いと思うものもある。
大きすぎて美術館や広いエントランスで収まり切るかどうか。
個人の家の壁に飾れる大きさのものも掻いているので
色彩の気に入ったものを譲ってもらったこともある。

 しかし基本的に売れる絵であるわけがない。
もちろん売ろうと思って掻いているわけでもないだろう。

 モンペリエ時代に一緒に過ごした知人たちと議論した。
やっぱり生きているうちに売れて認められないと意味ないだろう。
ゴッホみたいに死んでから高く売れてもしょうがないよ。
・・・

 しかし毎日毎日自分の求めるものを追求して暮らす生活、
朝起きて自分の求めるものを追いかけることのできる人生、
そんなことを一生かけてやっている友人と身近に接することができて
ありがたいことだと思う。

 二人の絵描きというか画家というか、
偶然同じ時期に近くからと遠くから接点を持った二人について
ちょっと一言書いてみたくなりました。

 ○ 同窓会の季節
 時間ばかりが足早に過ぎていく。
お正月、年が変わって2014年になったと思っているうちに早くも一月も後半になってしまった。
 パリで絵描きを続けている日本友人が銀座で個展を開いたので
この機会に上京した。
南仏モンペリエに50年前にいた時の知り合いなので当時滞在していたかつての若者たちが集まった。
年齢もバラバラだがモンペリエ会という名の同窓会になり、当時の思い出を語り合った。
 せっかく東京に行くと関東の友人に連絡したら
大学と高校の同窓生が集まってくれた。
こちらは文字通りの同窓なので年齢は一二年の誤差があるだけである。
大半は時間的に余裕があるようで、このような機会は生活の上でも刺激になるようだ。
昔にかえって青臭い議論をしては昔を思い出しながら、
また当時のことで知らなかったことを教えられた。

 いろんな人生がある。
ひとりひとりの人生がある。
つくづく思い知らされる。
よし、全て良し、同窓会で語られるひとりひとりの人生、
全て良し。
そんな感慨を持って別れる。
そして、これも よし。

 ○ 四字熟語「新品部品」

 腰の手術をしたすぐあとに今度は目の手術をした。
老人性白内障の手術である。
右目をした2週間後左目をした。

 目の手術というのは奇妙な経験だ。
おそらく他の部所の手術に比べても特別な感覚で受け取る体験である。
目という特殊な感覚器官の手術だからであろう。
麻酔をかけられるが局部麻酔のため手術をすべて認識・経験することとなる。
手足の手術や他の肉体の部所の手術でも全身麻酔で眠っているうちに手術が全て行われるのでない場合は同じ条件なのだろう。
手術の初めから最後まで「見る」ことができる。
指の手術であれば医者が何をしているのか客観的にその手術を医者と同じように外部から「眺める」ことができるだろう。
ところが目の手術の場合は全く異なってくる。

 手術は「外」で行われるのでなく「内」「中」で行われる。
腹の中、人体の中、という感覚ではない。
脳の中、心の中、人の中心部のど真ん中で手術が行われる、そんな感じである。
自分の一番奥底に手を突っ込まれている感じである。

 その間30分。
終わってあなたの視界は明瞭、ものの見方は明快になる。
レンズを変えただけである。
部品を修理したわけではなく、調整したわけでもなく、コンピューターの基盤を取り替えるように部品を別のものに入れ替えただけである。
全くの新品である。

 この手術の後四字熟語を思いついてこんなことをfacebookに書いた。

 どうももやもやする。
うっすらと膜がかかったみたいで鬱陶しい。
さあ修理をしよう。
部品を入れ替えよう。
先ず右眼から。
新品に入れ替えた。
三十分もかからないで入れ替え終了。
左は二週間後同じく終了。
視界良好。
看護婦(看護師)のつけまつげまでハッキリ見える。
世の中の物事 あまり見えすぎると生きにくくなるかもしれん。
美人の数が減りそうだ。
山中ノーベル賞先生のおかげで部品を全部新品にして新しいスーパーマンとして永遠に生きられる時が来るかもしれん。
それまで長生きせにゃならん。

 ○ 映画 DVD 
 
 ☆ ☆ ☆ こまどり姉妹がやって来る ヤァ ヤァ ヤァ
        (71歳演歌デュエット 北海道の炭鉱から浅草へ 波乱万丈昭和貧乏物語 われえわれのストーリー)
   ☆ ☆ 終戦のエンペラー
        (天皇の戦争積年)

 ハリウッド クラシック
   ☆ ☆ 素晴らしき哉 定年! (アメリカの65歳定年制と働く意欲)
   ☆ ☆ 人生模様

 名作
   ☆ ☆ ゴッドファーザー PART II (アルパッチーノ ロバート・ディ・ナロ)

最近作
   ☆ ☆   ヒッチコック (アンソニー・ホプキンス醜い太りすぎ ヘレン・ミレンいつも見事)
  ☆ ☆ ☆  25年目の弦楽四重奏(名優たち勢ぞろい)
   ☆ ☆   ルート・アイリッシュ(ヨーロッパの大都市の中でのイラク戦争サスペンス)
 ☆ ☆ ☆ ☆ アップサイドダウン 重力の恋人 (素晴らしい設定 楽しい設定 夢と希望 自由平等と愛)

フランス DVD
 誰が知っているだろうか フェルナンデル
  LA GRANDE BAGARRE DE DON CAMILLO イタリアのお話(カソリックと共産党)
  LE BOULANGER DE VALORGUE パン屋と戦争
 最近作 
  SE SOUVENIR DES BELLES CHOSES アルツハイマー
  DANSE AVEC LUI 馬への愛情 ホース フイッスパラー馬に囁く人(「モンタナの風に抱かれて」に似たテーマ)

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