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お知らせ

26-003. うごくもの うごかないもの 平成26年1月号

26-001 メルマガ「うごくもの うごかないもの」  平成26年1月号 発信
 
毎月15日にちょっと立ち止まって考える:
 
 
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     うごくもの うごかないもの
       ー人・企業・不動産ー
        平成26年 1月号
       まぐまぐ ID 99461
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  第一部 

 ○ 今年の抱負
 ○ がんばる大家の会

 
  第二部
 
 ○  NHK紅白歌合戦2013年
 ○ ラーメン(らーめん)から ハンカチ(はんかち)へ

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2014年 あけまして おめでとうございます。

本年も 楽しくお付き合いください。
 
 
  第一部  ○ 今年の抱負
 
 無事に年を越し
社長とも今年の計画をいろいろ話し合った。
 
 まず3月の年度替わりまでは堅実に足元を固め
自社ならびに管理物件の稼働率を高め基礎体力を強化する。
その間4月からの体制について十分検討して
4月から不動産仲介について営業部門が協力して積極的に活動する。
 
 不動産仲介業務については、右のものと左のものとを繋ぐだけの単純仲介は少なくなり、
われわれの取り扱う案件は日々難しくなっており、時間も能力も要求される。
商品化されていないものをきちんと整理し組立て、商品として提供していかねばならない。
水面下の案件を粘り強くフォローしていかなければならない。
 
 現在収益物件に関心を持ち求める人は多い。
弊社もその例に漏れないが、なかなか良い物件が出てこない。
出てくると、気がついたときにはもう取引が終わっている。
勝負が早い。
その分リスクも高いはずだが、いまのところその危惧を感じている人は少ないようだ。
 
 弊社としては、弊社から目が届く範囲で、価格的には3億までで、いい物件を探していきたい。
長期的な保有が望ましいが、転売を視野に入れて購入することも検討しないといけないだろう。
賃貸マンションといったレジ系の物件だけでなく、
弊社の特徴を活かした倉庫工場、店舗、事務所の情報も積極的に集めていきたい。
不動産業のプロとしての情報収集力と判断力を武器になんとかこの難しい時代を生き抜いていかなければならない。
 
 2015年には会社設立50周年を迎えることになるが、
その時にはフランスのパリでお祝いしたいと密かに話している。
それまでに十分な売上をあげ利益を確保し貯金しておかなければならない。
 
 今年は勝負の年である、そんな気持ちを年初に抱いた。
 
 
 ○ がんばる大家の会
 
 参考になるから、と知り合いに言われて好奇心いっぱい出かけていった。
大勢の賃貸マンションのオーナーさんが集まっていた。
土曜日の一時頃のことである。
大阪の産業創造館で行われたが、京都や兵庫からだけでなく
四国や中国地方からも来ているらしい。
マンション経営も大変なのだ。
大家さんもがんばらないといけないのだ。
 
 会員が300を超えたという。
この2年で急速に増加したらしい。
古いマンションを持っていてこれからの先行きに不安を感じているオーナーさんが多いという。
 
 この会を始めた人は生野区の人らしい。
 
 1月の会合で入会した人が8名、
専業の大家さんが6名
兼業が2名とのこと。
 
 親の資産を引き継いでこれからどうしていこうかという悩み、
ほかの人の体験を教えてもらいたいという。
 
 仕事で大家業をやっていくことの難しさ。
少子高齢化の時代の中で賃貸業の将来は?
大家さんも勉強しなければならないことが多い。
 
 リクルート社のSUOMOからウエブ活用の具体的な説明があった。
新しい動き、これについていかない限り将来性はない。
まるで大企業にくっついて中国東南アジアへの進出を選択せざるを得ない下請け中小製造業のような立場。
前へ進むのも大変、このままじっとしていたらゆっくりとした死を待つのみ。
いずれにしても大変。
 
 自分の所有しているマンションの魅力をアピールしていかねばならない。
インターネットでは写真だけでなく、これからは動画の活用が必要と説得される。
「うーむ、確かにその通り。
分かっちゃいるけど・・・」
大家さんんお悩みは深い。
分かっていても、なかなかできません。
 
 懇親会ではおいしい食事をいただきました。
ストレスの溜まった人に「がんばれ!がんばれ!」を言うのは避けるようにという専門家の意見もあるが
とにかく「がんばる大家の会」は盛況でした。
みなさん頑張っているようです。

  第二部

 ○  NHK紅白歌合戦2013年

 
 毎年12月31日に放送される「紅白歌合戦」は次の年に向けてのカウントダウンであり、
日本国中を挙げての国民的イベントだと考えていた。
個人的には年によって関心の度合いは違うが、
30年40年も前にフランスにいたときにも「紅白歌合戦」をビデオを日本人仲間で回し見たりしていたことを考えると
なんやかや色んなこと言うにせよ、平均的日本人がこの番組に対して持つ思い入れは特別なものがあるように思う。
毎年斜めから見て、耳の端っこで聴きながら、それでもこの時間家族と一緒にテレビの前をうろうろしている。
 
 2013年のものについては最初から最後まで割合きちんと見た。
珍しいことである。
気になったことがいくつかあった。
 
 この番組を「国民的」あるいは「国家的」催し物だと思い込んでいたが
おそらく発足当初から昭和の高度成長期に刷り込まれたものものなのだろう。
今回私が見た「紅白歌合戦」は「NHK紅白歌合戦」で
NHKの宣伝に終始しており、これほど徹底して公共放送局が自局の宣伝に時間を割いたことはなかったのではないか。
昨年の話題ドラマを嫌になるくらい繰り返し表に出しては持ち上げ
今年始まる作品を恥ずかしげもなく宣伝広告する。
 
 「紅白歌合戦」といった枠組みから逸脱して「NHKお好み歌のお祭り」といった盛り上がりで、
出演者みんなでNHKを「よいしょ」しないとNHKでは歌わせませんよ、といった雰囲気が感じられた。
NHKに気に入ってもらうためにはどうすればいいのか、模範演技を見せつけられた気がします。
 
 クラス全員参加して楽しく運動会か学芸会をしているようで、
手振り身振りで目くらまし、お耳の方に残る歌詞はあまりない。
可愛い少女たちがあまりにたくさん出てくるのでちょっと心配になりました。
確かに今は薄利多売の時代、しかしこんなにたくさん狩り出され一人当たり出演料はいくらになるのだろうか。
NHKの出演料は安いと聞いているが、時給いくら位になるのか興味が湧いた。
 
 そんな「みんな仲良く頑張ればすべてうまくいく」みたいな付和雷同的動きの中で、
へそ曲がりの年寄りが何人か反骨精神の歌声を張り上げていたのが印象的だった。
 
 ○ ラーメン(らーめん)から ハンカチ(はんかち)へ
 
 よく理解できない現象のひとつはラーメンへの関心度の高さである。
ラーメン道とかラーメン学が構築されそうな勢いである。
(すでに存在するのであればお許しあれ)
 
 ラーメンは和食なのか。
ユネスコの世界文化遺産として登録された「和食の文化」の中に含まれているのだろうか。
いずれにせよ、世界中でラーメンが日本のものとして認知され評価されていることは間違いない。
ラーメンはカタカナで記載すべきなのか、ひらがなで書くべきなのかどうか。
あのパリでもラーメン屋に行列ができ、多くのパリジャン・パリジェンヌのファンがいる。
 
 フランスでは音を立てて食べることはない。
スープ・ポタージュの類はスプーンに6分目8分目くらいすくい冷ましてから口に入れる。
すすることはないし、熱くて吐き出すこともない。
パスタの類は口に入れられる量を丸めながら皿から持ち上げ口に運ぶので
皿から長いスパゲッティを口まで持って行ってすすることはない。
ズルズルといった音を聞くことはない。
 
 通常フランス人はこの原則をラーメンに適用する。
冷ましながら音を立てないで少しずつ麺を口に運ぶ。
ラーメンにしても蕎麦にしてもズルズルっと音をさせながら食べるのがおいしいし
日本ではそれが当たり前で礼儀なんだと説明しても、そこは身に付いた習慣おいそれと簡単には変えられない。
ところがそのような障害を乗り越えて日本人と同じような食べ方をする非日本人も出てきているようだ。
 
 音については、フランス人はなんであんなに音を立ててやるんだ、と日本人からは怪訝に思うことがらがある。
それはフランス人が洟をかむ時のことである。
結構高い(大きい)鼻の奥の奥から全身全霊を込めて外へ出そうとするのである。
当然大きな音を出せば出すだけ成果が上がり快感度も増すのだろうと想像できる。
 
 この洟をかむ時に使用するのがご存知「ハンカチ」である。
「洟をかむ」という動詞は moucher(ムシェ)というが
「洟をかむもの」という意味で mouchoir(ムシュワール) つまり 「ハンカチ}である。
「ハンカチ」は「洟をかむためのもの」で、トリュフォーの古い映画(感覚や内容は今なお新鮮だが)を見ていたらこんなシーンがあった:
男 「ハンカチ貸してくれる」
女 「ティッシュ(クリネックス)ならあるけど」
男 「いや 僕は紙で洟をかむようなことは絶対にしないんだ」
 
 日本では、トイレで手を洗った後で手を拭いたり、暑い時期には汗を拭いたり、
テーブルをきれいに拭いたりして使用する。
隣の人に使ってもらったりする。
もちろん所有者が洟をかんだものではないだろう。
 
 「ハンカチ」はカタカナ表記なのだろうか。普通にひらがなの日本語なのだろうか。
 
 

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