TEL06-6976-6194

受付時間9:00〜17:00(土日祝休み)

お問い合わせ
TOP > お知らせ > 25-029. 「うごくもの うごかないもの」平成25年7月号

お知らせ

25-029. 「うごくもの うごかないもの」平成25年7月号

25-029. 「うごくもの うごかないもの」 平成25年7月号
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

うごくもの うごかないもの
ー人・企業・不動産ー
平成25年 7月号
まぐまぐ ID 99461

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

第一部

○  社長と会長
○ 後半へ向けて
○ 市況、路線価
○ ノウハウからノウフーへの時代
○ 特別お世話できること
○ 第十七回杉の実サロン 異業種交遊会
「ビール勝手に政治談義」

第二部

○ 会長 ロータリークラブ
○ 距離感 自分の自由度・隣の人の自由度
○ 「ナレッジキャピタル」 omosiroi を国際語に

○ パリ祭
○ 「日本沈没」
○ トム・クルーズの映画「アウトロー」を見て感じたこと 2点

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

第一部

○  社長と会長

社長と会長、新しい形になってからなにかバタバタして慌ただしいばかりだったが、
やっと最近ふたりとも落ち着いてきて、いろんな話ができるようになってきた。
毎日の仕事だけで時間を取られて、なかなか根本的なことからゆっくり時間をかけて話し合い分かり合うところまで行かなかった。
お互い歯がゆい思いをしていたような気がする。

やっと話の歯車もかみ合い、意見の対立するところはそれなりに問題点も少しずつではあるが明確になり、
会社の将来像(とまでいかなくても、それに近いもの)も語り合える波長になってきた。
会長としては「任すから」と簡単に考えて言ってしまうのが無責任だったなあという反省がある。
社長がやりたいこと、やろうとしていることを明確に具体的にしていく応援をしていかないといけないのだが、
どうしても自分の考えばかり言ってしまい、すぐ口を出してしまう。
まず聴くことができない。
反省。
すぐ途中で話を遮り、「分かった」と言ってしまう。
やっぱり時間がかかる。
何度も前進したと思っても又後退。
それでも少しずつ棲み分け、分担ができつつある気がする。

○ 後半へ向けて
6ヶ月が終わり、2013年も残すところ半分を切ってしまった。
マクロではアベノミクスとか若干風向きが変わったようなことも報道されるが
一零細企業では、生き残りをかけて汗だくになって、そして工夫をして一生懸命やっていくしかない。
不動産の仲介ではいかにして売上を立てていくか、ますます難しくなっていく。
業界の中で競争相手より一歩先んじていかなければならない。
予定した売上を会えるにはどうすればいいか再度考えなければならない。
結果を出す、ということから、スポーツ界サッカーや野球でのプレーヤーの活躍を見ていると
もちろん日本が得意とする組織的連携プレーは常に必要で
会社でもお互いコミュニケーションを取りながら助け合っていかなければならいのは確かである。
しかし、ひとりひとりの個人が持っている個別能力が最終的に決定力を持つことを最近特に感じる。
ひとりの人間も持つ力、このひとりの力の可能性は計り知れないものがあるようだ。
香川や本田、藤浪や大谷、このような存在に一人ひとりがなる可能性があること、
これを会社の中の一人ひとりが認識すること、
最終的に自分が決定力を持っていること
自分がシュートするのだという意識を持つこと、
会社の中での意識改革も行なわなければならないだろう。
われわれ零細企業と比べると上場企業は上場企業で大変だなあと感じる。
利益を出して株主に配当しなければならない。
そのためにはリストラをして利益を確保している現状だ。
中小零細企業ではそこまでドラスティックにできないが
やはり会社自体を守るためにはそんな措置まで視野に入れないといけなくなるかもしれない。
日ごろお付き合いしている身近な会社、優良な会社だと思って会社が、この7月1日で倒産した、
といったニュースを聞かされると、他人ごととは思えなくなる。
会社でもひとりひとりが常に危機感を持って仕事に向かっていかなければならないが、
なかなか十分に認識しているかどうか分からない。
今年の年末の結果次第では来年はいろいろ厳しい手段を取っていかざるを得ないかもしれない。

○ 市況、路線価
路線価が発表され、大阪でも一部地価上昇の地域が出ている。
しかし全体としてはこれからも地価が上昇していくといったことは考えにくいだろう。
不動産の価値を一般的に考えると、
やっぱり立地が基本的に一番大事なポイントではないだろうか。
おそらくl少子高齢化の日本の社会に対応した地価の変遷がこれからも見られるだろう。
都心への回帰現象、都市機能の至便性の再評価、評価される場所とそうでない場所との二極分化・・・
大阪の場合 どうなるのだろうか。
梅田の開発については経済界のみならず大学や研究機関も参画しているので
面白いものができると期待できるが
「北」一極集中では心細い。
梅田から難波までの総合的な活性化、
通りに面した線だけの活性化でなく、もう一本中まで入った面での活性化が行われなければならない。
さらに天王寺・阿部野地域の活性化が図られなければならない。
日本一高い300メーターというキャッチフレーズで観光客を呼び込むことは大事だろう。
観光名所も金をかければ(投資すれば)作り出すことができる。
ドバイに世界一のものを作って観光客を呼ぶのと同じである。
それにもともとの埋もれている観光資源は大阪に沢山有り、
もっともっと掘り起こすべきである。
世界歴史文化遺産、日本歴史遺産としてみんなの注意を引き起こし
登録し広報していく努力をしていかないといけない。
大阪人のライフスタイルを日本中に、世界中にアピールしていかないといけない。
食べること、笑い、気軽な気楽な生活・・・
住みやすい町、そんなことから大阪の地価も評価されるだろう。

○ ノウハウからノウフーへの時代
ネットワークが大きく話題になる。
人と人とのつながり、これが人生の根幹をなすことがよく認識されてきた。
「出会い」を求めるのは男女間だけではない、セックスを目的とするだけではない。
多くの人が、異業種交流会や講演会・セミナーなど、分野を越え、年代の違いを越え人との交流・出会いを求めている。
われわれの活動・決定・判断といった能力のきほんになるものは
今までは知識量だと思われてきた。
そのため知識を詰め込む教育、ノウハウを学習すること、これらにおおくの努力と時間が費やされてきた。
ところが、専門的な知識や情報だけを持っていても充分活用できないことがわかってきた。
知識や情報、その集積は結局「人」なので、
この「人」知識や情報の集積およびそれらを解析に解説し組立説明できる「人」こそ大事なのだ。
だから、自分でどれだけの知識・情報量を持っているかというより、
設定された問題に対してどれだか意味のある問いかけができるか、といった能力が大事なのだ。
知識や情報をいかにして組み立てていくか、マネッジメントしていくか、そんな能力が重視される。
つまり自分が尋ねることのできる優秀な専門家をどれほど知っているかどうか、
これからは誰を知っているかという「ノウフー KNOWーWHO」がより評価される時代になる。
人に指令してものを成し遂げようとするよりは、
人に耳を傾け優秀な人を組み合わせて一つのプロジェクトを完成していく方向になる。
誰に尋ねれば良いか、それを知っていることが大事である。
プロジェクトをマネジメントしていく能力がより必要となる。
任せるところは任せる。
任せられる人間をたくさん知っているjこと、すぐに電話できること、メールで問い合わすことができること。
これらの蓄積が財産となる。

○ 特別お世話できること
我社の仕事はなにか、そんな基本的なことを考えてみる。
仲介業を不動産関連でやっている。
こんな風な定義から考えると、求めている人と提供できる人との間に立って
両者の役に立つことができればすべて仕事になるのではないだろうか。
いい情報、いいもの、信頼できるものと結び付けられれば
みんなに喜んでもらえるのではないか。
そんな風に考えていると、
この一ヶ月のあいだに知ったことで、
2つ提供できるサービス・情報が見つかった。
一つは、高齢者で「サービス付き高齢者住宅」に入居することを検討している人、あるいはそのご家族に対しての情報・サービスである。
いろんなところで「高齢者向きの住宅」が建設され広告が出ている。
どこに入るのがいいのか、どこに入れるのがいいのか、判断ができないほどだ。何を下に判断すればいいのだろう。
そんな時週刊ダイヤモンドで大阪府ランキング第一位になった「ケア・ブリッジ阿部野」をご紹介できます。
場所が天王寺駅から近く、設備も豪華なので、庶民向きとはいかない。

http://abeno.care-bridge.jp/

もう一つは「大阪稲荷山動物霊園」です。
東大阪市の善根寺というところにあります。
動物霊園という名の示すとおり、お墓があり。焼き場があるのですが、
DOGCAFE があり、大きな犬でも自由に走り回れる DOGRUN があり、
トリミングをしてくれる専門の女性がいるし、老犬を預かってくれる場所もある。
総合的サービスを提供する空間作りをしている。
生きているペットといける、元気になる動物霊園と名付けました。
石切の高みから大阪中が見下ろせ、真正面には300m阿部野ハルカスがよく見えます。
週末の家族ハイキングのコースになっています。
もしペットが亡くした場合この動物霊園をご紹介できます。
お葬式お墓、供養法要、素晴らしい環境の中お世話してくれます。

http://www.oe-doubutureien.com/

○ 第十七回杉の実サロン 異業種交遊会
「ビール勝手に政治談義」

日時:平成25年8月23日(金)18:00-20:00
場所:杉浦実業第三ビル 会議室(2階)
大阪市東成区中本3-16-11
参加費:3000円
参議院選挙の結果も踏まえて
政治や政局、大阪や国の話題を取り上げます。
そんなお話できる人、
宗清皇一(むねきよ こういち)氏(東大阪選出 大阪府議会議員)にお願いしています。
ご期待下さい。
http://www.hct.zaq.ne.jp/munekiyo/

第二部
○ 会長 ロータリークラブ
この7月にロータリークラブの会長になった。
ある意味年功序列で年をとったので会長にといった塩梅である。
ロータリーの場合一年で交代するので来年の6月まで一生懸命やってみようと思っている。
ロータリーは世界中に 120万人の会員がおり、
日本だけで 8万人以上、2000以上のクラブあり、大阪だけで80以上のクラブがあります。
大した組織である。
最近は停滞しているとかいろんな批判もありますが、
ビル・ゲイツが物凄い額の寄付をポリオ撲滅のための行ってニュースになったが、
その贈られた先がロータリーで、ロータリーも大したものなのではないだろうか。
マイクロソフトやアップルのサクセスストーリーは巷にたくさん流されているが、
ロータリーがこの百年でどうして成功したのか、経営学者がこんなことを書いたものは寡聞にしてしらない。
ロータリークラブに入会した当初から未だによく理解できないのは、
なんでこんな得にもならないことを大の大人が自発的にやっているのか、ということで、
なにかうまく動かしている秘訣があるのではないかと観察してきたが、なかなかまだよくわからない。
ロータリーの魅力のひとつはいろんな人との出会いである。
様々な分野の経営者や専門家(弁護士、税理士、医者など)と知り合え話を聞くことができる。
日頃のビジネスの場と違った環境の中で個人的な付き合いができる。
年齢が違い職業が違う人と対等な付き合いができる。
長い気心の分かりあった付き合いができる。
一年間楽しみながら頑張ってみようと思う。

○ 距離感 自分の自由度・隣の人の自由度
人と一緒にいて仲良くして楽しくなるときもあるが、
他方手前勝手にやりたくて周りの人に束縛されるのが嫌になる時も多い。
矛盾している。
隣の人、近くの人との距離感の取り方に戸惑う時がある。
あまりベタベタされるのは好きではない。
かと言って親しみは示してほしい。
距離感のイメージとして、隣の人と手を取り合ってつながっていくというイメージは好きだ。
お互い手に手を取り合って輪になるのは楽しそうだ。
もちろん隣の人が遠く離れていると手が届かない。
手と手が繋げない。
繋げる距離に人がいないといけない。
しかし、腕を伸ばしきってやっと手を繋げるような距離感では窮屈だろう。
相手を煩わしく思うだけでそんな繋ぎ方では長くは無理だろう。
逆に近く近くなって、体が重なるほどになってしまっては、これまた身動きがとれなくなってしまう。
腕を振り上げようとすると隣の人を叩くことになってしまう。
おそらく隣人との適当な距離、適度な距離があるのだろう。
それは両腕を振りながら楽しく歌を歌えるような距離、間柄ではないだろうか。
こちらが腕を上下すればお隣もそれに合わせて上下して、歌を口ずさめる、
そんな遊び・余裕の隙間があるのが理想的なような気がする。

○ 「ナレッジキャピタル」 omosiroi を国際語に
大阪梅田に作られている「ナレッジカキャピタル」のプロジェクトでは
「科学技術と感性の融合」という基本コンセプトで、「みんなで面白いことをする」そして、omosiroi を国際語にするという。
そんな発想、発言が嬉しい。
最近の災害や原発のいろんな報道を耳にして、人間の知識・能力に対して非常に懐疑的になっていた。
この話を聞いてなんだか光明を見出したような気がした。
これからの世代もなんとかやっていけるのではないか、そんな印象を持った。
科学・技術の進歩発展に人間の感性が大事なファクターとして考慮され融合されること。
感性が、評価基準として加えられること、
それによって、従来の科学技術のそれぞれ独立孤絶化した世界から人間の生きる世界ライフ・社会へと解き放つことができるだろう。
なら感性はどのようにして磨くことができるのか。
そんな質問に対してITの専門家は「本物を見ること」と応えた。
いくらIT技術が発達しようと自分の目で現地で現物を見る、
本物を見る、自分で判断する、その重要さを教えられた。

○ パリ祭
毎年7月14日になるたびに思う。
フランスから日本へ帰ってきて、フランスで体験したことで日本にも持ち込みたいことがいくつかあったが
その一つが「パリ祭」であった。
ご存知のように日本で「パリ祭」として紹介されているものは
7月14日フランス革命の記念日にフランス国内の街角で繰り広げられる市民のお祭り騒ぎである。
広場で楽団が演奏し老若男女がワルツを踊る。
そんな楽しい雰囲気も好きだが。その基になっているフランス革命の「自由・平等・博愛」の理念もみんなに伝えたいと思った。
日本へ帰ってから何年か7月14日に私的なパーティをして人を集めたりした。
7月14日を日本の中でも認知してもらって「バレンタインデー」みたいにならないかなあ、と考えたことがあった。
しかし7月という月にはいろんなものがある。
7月7日七夕、アメリカの独立記念日7月4日
そしてよく考えてみるとパリ祭というのはフランスの国民祝日、国の建国記念日みたいなものだ。
こんな日を外国(日本)で大きく広めていくことはフランス国としてはやりにくいことだろう。
自国のものを押し付けるような態度になる。
残念ながら「7月14日パリ祭」をバレンタインデーのように広めていくことは難しい。

そんなことを考えているうちにいつのまにか10月31日の「ハロウイン」が日本で定着してしまった。

○ 「日本沈没」
大昔小松左京の作品で話題になったもののリメーク最近作なので
楽しみにしていた。
ただ見終わって、正直がっかりした。
まったく古典的な枠にハマりすぎている。
もっと現代的未来的に想像力豊かに作れなかったのか?
ストーリーとしては、女性(大地真央)が首相代理になり活躍するので、
なんとなく日本の現状から言えば未来志向的ではあるが、
この作品の中での女性の地位は極めて低い。
内閣には女性の姿は見られないし、内閣・官僚といった周りは冴えない風体の年配の男性ばかりで、
出てくる政治家のタイプも全くステレオタイプの従来型政治家しかでてこない。
女主人公のレスキュー隊隊員も、なんか現実離れしたお涙頂戴演歌の世界から出てきたような、
何世代もまえから時代劇…ででてきそうな人物像。
それに少女が出てくるがこれまた典型的なお涙頂戴の設定。
背景になっている大規模天災被害に対抗するにはあまりにもセンチメンタルだけの登場人物。
迫力なし、存在感なしの日本人平凡生活者の人間像ばかり。
テーマも日本人の命を救うことだけが問題みたい。
外国で災害が起こったり事故があったりした時に、1万人死者が出たようですが、
日本人で巻き込まれた人はいないようです。
それでは次のニュースに移ります・・・そんな感じ。
国際社会の中での日本とか、ほかの外国だとどのように対応するとか
国際協力が行われるとすればどのような問題が起こりうるか
(外国から軍艦が協力する話は出てくるが)
もっともっと面白いテーマが取り上げられたのではないか。
日本民族は日本の国土がなくなると生きていけないのだろうか。
国土を離れて、国土を捨てて生きていくことはできないのだろうか。
こんなテーマを中心にしても別の映画ができただろう。

この映画では、日本人の選択は、生き抜くより「滅び」、「敗者」への共感があり、
亡命して異国で生きる気はない。
庶民は耐え、諦める。
庶民という言葉が相応しいようで、市民・国民という意識でもないようだ。

議論・討論は成り立たず、「酒場 ひょっとこ」で嘆き節を聞くくらいである。
もうちょっと高度な意見交換が政治家レベルか知識人レベルでできなかったものか。
有識者のコメントとして国土のなくなった日本民族の将来像とか、
バラバラになった日本民族のアイデンティティとか聞きたかったが・・・

アフリカの部族首脳者なみの反応をしてアメリカにと逃げ出す日本人首脳者に対するシーンだけでは
映画として誠にインパクトがなく寂しい限りである。

富士山が世界文化遺産になったことも考え合わせると、
世界での日本とか、人知で原子力をコントロール出来るのかとか
被爆国としての日本とか、自然とどのように向き合っていくのかとか、
もうちょっと草薙くんと紫咲さんの中学生みたいな清い交際話以外に描いて欲しかった。
残念、失望。

○ トム・クルーズの映画「アウトロー」を見て感じたこと 2点
1)固有名詞
映画のタイトルに原語(英語)をそのまま使うことが最近多いのでこの映画もその類かと思っていたら、
原題は 「JACK REACHER」 主人公の名前そのものでした。
西洋の小説とか映画の題名には固有名詞そのものが付けられている場合がよくありますが、
日本で名前を付けられるとき物凄くムード的な名前を付けられる気がします。
例えば「たそがれの・・・」「哀愁の・・・」「愛の・・・」

ひとりの人間、固有名詞を持った存在にフォーカスを与えるこ…とをしないで
なんとなく抽象的にその存在をぼかしてしまうような気がします。
ひとりの人間の力とか個性とかをなんとなく分散してしまうようです。

「アウトロー」といったくくりでこの主人公を理解してしまうのは映画監督の意図ではないように思います。

2)悪 絶対悪? アメリカ的悪?
主人公がいて、そのウエイトに対抗する存在感がある反主人公がいるので、
映画としてバランスが取れているのでしょうが、
このトム・クルーズの反対象の反主人公は物凄く恐ろしい設定をされています。
どこから生まれてきたのか過去もわからず生き抜くという意思そのもの、
絶対に負けない、何をしても生き抜くことそれを躊躇するものは味方も手下も死刑にする。
絶対主義者。こんな人間(?)、こんな敵にであったらどうすればいいか、
JACK REACHER トム・クルーズの出した結論は、「殺すしかない」(バンバン!!)
おそらくアメリカ人の大半は悪に対してそのように考えているのだろう。
おそらく日本でも。

この反主人公 どこから出てきたのか。
何かを表しているのか、興味深い登場人物です。

バンバン!!!
やっぱり痛快、
最後には悪をやっつける、
スッキリ安心しますねえ。

◎うごくもの うごかないもの -人・企業・不動産-
のバックナンバー・配信停止はこちら
http://archive.mag2.com/0000099461/index.html

最近投稿された記事

月別アーカイブ