24-020. メルマガ「うごくもの うごかないもの」平成24年5月号配信
2012.05.16
24-020. メルマガ「うごくもの うごかないもの」平成24年5月号配信
メルマガ5月号が出ました。
以下に転載いたしますのでご笑覧ください。
読むのが面倒な方も、是非配信の登録をしてください。
お・ね・が・い・い・た・し・ま・す。
http://sugiura.co.jp/mailmagazine/
以下に転載。
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うごくもの うごかないもの
ー人・企業・不動産ー
平成24年 5月号
まぐまぐ ID 99461
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第一部
○ 「流れ」
○ 二極化
○ 挑戦 筋肉トレーニング
第二部
○ スリランカ! スリランカ!
○ バンコック
○ 5月1日 メーデー 鈴蘭
○ 「あしたのパスタはアルデンテ」 原題 Mine vaganti
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第一部
○ 「流れ」
最近「絆」「絆」とよく耳にします。
みんなが口にし、テレビや新聞・雑誌で目にします。
東日本大震災以降の不安な状況から、
われわれが拠りどころと出来、社会を成り立たせている基本的な理念を求めた結果、
「絆」という言葉を見つけ出したような気がします。
へそまがり精神、斜視、天の邪鬼としては、正直あんまりこの言葉を好きではありません。
なんか縛られているような感じがします。
拘束されているようで硬直的です。
もっと自由な軽やかな表現がないものかなぁ、なんて不遜にも夢想していました。
自分なりに一番関心のありやろうとしていることを列挙してみました:
1)ソーシャルネットワークといった最近の新しい話題とも結びついて、個人的なつながり・きずなを広めたり活性化しようと努めています。
2)年齢的には事業承継や相続といった問題を身近に感じていろいろ考え、実行に移しつつあります。
3)会社では仕事の効率化、計画・実行・改善といったサイクル履行、整理整頓活動、報告・連絡・相談というコミュニケーションに毎日注意を喚起しています。
上記のようなことをいろいろその時々に考え、思いついたまま周りの人に伝えようとし、あまりうまく伝わらなくて焦るのですが、
これらを共通しているものがあるのではないかと考えるようになりました。
それが「流れ」という概念で、
荒っぽい形でこんな風に表現してみました。
われわれは「流れ」である。
停滞してはいけない。
次へと流れていかなければならない。
われわれは次へと流していかなければならない。
受け取ったものを次へと手渡していかなければならない。
自分のところに留めてはいけない。
われわれは通過点である。
他者への通過点である。
自分のところに留めようとするのは我欲である。
すべて流すこと、流れること。
まだまだうまく表現できていないのですが
すこしはこの感覚を分かって頂けるでしょうか。
○ 二極化
山田啓二京都府知事(1954年生まれ)の講演を聞く機会があった。
明快かつ明瞭、明晰で非常に面白い話が聞けた。
納得する点が多かった。
2002年に全国で2番目に若い知事として京都府知事になり、現在三期目。
2011年から全国知事会会長として活躍しているようだ。
こんな優秀な人がいるとは不覚にも知らなかった。
大いに納得した話:
なんでも白か黒か、賛成か反対か、答えを二極化した設問をする傾向はいかがなものか。
原子力発電に賛成か反対か。
再稼働に賛成か反対か。
節電に賛成か反対か。
道州制に賛成か反対か。
など、など。
マークシート式答案。
0 or 1、 ディジタル式発想。
前提条件無視、
場合分け拒否、
ニュアンスなし。
問答無用。
お前はあっちかこっちか。
確かにどこかで決断しなければならない。
しかし、複雑なものは複雑なものとして、
難しいものは難しいものとして、
時間のかかるものは時間のかかるものとして、
謙虚に素直に対処すべきだろう。
なんでも簡単に割り切ればいいものではないだろう。
絶対こっちが正しいと言い切れないときには
常に一歩離れて見ることも必要だろう。
ニュアンスをもって、ふくらみをもって、物事を判断しなければならないだろう。
○ 挑戦 筋肉トレーニング
かなり自分で意識的に行わないとどうもすべて後退的精神構造になっていくようだ。
「ちじこもり」症候群とでも名付けるべき弱気になっていく。
それに抵抗するために「アンチエイジング」といったカタカナ語は療法のひとつとして役立つのかもしれない。
元来新しいもの好きではあるのだが、最近いろんなことが面倒くさくなってしまうので、
心がけて新しいもの挑戦しようとしている。
今挑戦しているのは iPad。
なかなか面白い。
また面白がれる自分にもチョット安心。
もう一つのこととして「なにわなんでも大阪検定」を受験してみようかと考えている。
試験は7月1日らしい。
とりあえず申込を。
まだまだがんばれるゾー といった感じ。
それにこの二つ、仕事にも有効そう。
次から次へと学ぶべきことが出てくる。
一生勉強!(カッコいい!!!)
第二部
スリランカとタイのバンコックへ行ったのでそのことを中心に書いてみます。
○ スリランカ! スリランカ!
スリランカ行きのツアーに三女と二人分を申し込んだときには、
なにも分からずただなんとなく行きたかっただけでした。
出発の前日友人には
「明日からスリランカへ行きますねん」
「スリランカって何かあんのん?」
「いや、よう知りません。大したとこではないでしょうけど、
まぁちょっと観光してきまっさ」
とそんな感じで話しました。
どこの町へ行くのか、なにをみるのか、全然知らず、
スリランカのことは何も勉強しないで関空から飛び立ちました。
スリランカ。
誠に失礼いたしました。
素晴らしい国です。
日本なんてどこにも見つからなかった2500年前の時代から、
高度な文化をもったすぐれた民族がすんでいたのです。
その歴史には目を見張るものがあります。
珍しい文字を持ち、仏教文化を確立し、
遺跡も各時代ごとの首都に維持されています。
島の北の方に存在する最古の都アヌラーダブラ(2500年前)を始めとして、
紀元1世紀の石窟寺院の町ダン]
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