24-007. メルマガ「うごくもの うごかないもの」平成24年2月号配信
2012.02.15
24-007. メルマガ「うごくもの うごかないもの」平成24年2月号配信
メルマガ2月号が出ました。
以下に転載いたしますのでご笑覧ください。
読むのが面倒な方も、是非配信の登録をしてください。
お・ね・が・い・い・た・し・ま・す。
http://sugiura.co.jp/mailmagazine/
以下に転載。
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うごくもの うごかないもの
ー人・企業・不動産ー
平成24年 2月号
まぐまぐ ID 99461
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第一部
○ 年賀状 複習
○ 奥本大三郎ワールド
○ 自分にしかできないこと=プラットフォーム
第二部
○ 雨降り日曜日の朝寝坊
○ 若さへの期待と不安
○ 神路小学校・八尾小学校・山本小学校
○ DVD 「A single man シングル・マン」
○ DVD 「王妃の紋章」
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第一部
○ 年賀状 複習
昨年末年賀状を最終的に何枚出したのか。
会社関係のもの、それに個人のもの、
追加で書いたりしたので正確な数字は分かっていない。
受け取った数もまだ数えていない。
ただお年玉切手の抽選番号が発表になったので
下二桁27と44の年賀状だけ探し出した。
この作業は結構面倒臭くて
放り出して置いたらいつのまにか忘れて一年経ってしまう。
そんなことで今年は一念発起頑張ってやってみた。
・・・10枚見つかった。
当たった差出人にその旨をメールしたら
そちらからも、500枚年賀状を受けとってそのうち10枚当たっていた、
という返信がきた。
ちょうど2%ということになる、とコメントしてあった。
統計的に正確なわけだ。
○ 奥本大三郎ワールド
2012年初めての「杉の実サロン」は
スピーカーに、仏文学者で、ファーブル昆虫記の翻訳者、
小説・エッセイの著作もある奥本大三郎氏にお願いした。
奥本氏は貝塚の出身なので大阪が地元、
改めて履歴を見てみると、いろいろ文学賞を受賞している:
a.. 『虫の宇宙誌 』で読売文学賞1982年
b.. 『ジュニア版ファーブル昆虫記』産経児童出版文化賞1992年
c.. 『楽しき熱帯』サントリー学芸賞1995年
d.. 『斑猫の宿』でJTBの旅文学大賞2001年
今回は東成の新聞にチラシ広告をいれたので、
それを見て申し込んでくれた人もいた。
ファーブル昆虫記の虫の話の面白さもさるものながら、
最近のユーモア小説「奥山准教授の トマト大学太平記」(幻戯書房 2310円)で
描かれている大学内での不条理な出来事も面白く聞かせてくれた。
翌日早速出席者からメールをもらった:
昨日は、ありがとうございました。
日頃は、業務についての講演会に参加することが、多いのですが、
久々に楽しい講演会に参加させて頂きました。
昔の昆虫少年の血が騒ぎました。夏になれば、捕虫網を担ぎ
長居の自然史博物館に通っていた頃のこと思い出しました。
昨年12月に神戸北野の六甲昆虫館(標本屋)で「ニジイロクワガタ」の飛翔標本を買いました。
ホントの「虫起こし」になってしまいました。
また機会が、ありましたら参加させてください。
こんな反響があると主催者側としてはやめられない気にさせられる。
○ 自分にしかできないこと=プラットフォーム
思いつくことをそのままやってみようという気になっている。
独善的と言われようと、変わっていると言われようと、
まぁいいやないか、なにを言われてもそんなこと長いこと言われるわけでもないし、
と、尻をまくって(汚い表現だが)やってみようと思うようになった。
パリと東京で「杉の実交遊会」と称して
旧来の友人たちとのネットワークを再活性化させようというのも
大学の同窓会などに顔出ししてネットワーク作りの一環としようと試みるのも
他の人ではできなくて自分でないと出来ないことをすべて利用してやろうという気になっているから。
パリとか東京とかでのつながりがなにかプラスの動きにつながるといいのだが・・・
次回以降になにか報告できるような内容を作り出していきたい。
・・・と、こんな独り言をつぶやいていたら、
似たような発想を理論化しようとしている本にぶつかった:
自分自身をプラットフォーム化する仕事術
パーソナル・プラットフォーム戦略
平野敦士カール著
ディスカヴァー携書
いわく、目指せ 「ひとり社長」
「ひとり社長」とは
グローバルな市場を相手に、自らのノウハウを武器にして、
さまざまな企業や人とアライアンス(提携)し、
自分をいろいろな人が集まる場=「プラットフォーム」にすることによって、
どんな時代になっても何があっても稼いでいける人
のことだそうです。
「プラットフォーム」という発想は
ネットワークの中での生き方として
「ちょうだい、ちょうだい」と横から出てきて良いとこ取りを狙うのではなく、
「縁の下の力持ち」をやりながら最終的には「胴元」が一番恩恵を受けるという意味で、
うまくもっていけば面白いものを生み出せる発想のような気がする。
頑張って汗かくだけのものは出てくると思う。
いかがでしょうか。
第二部
○ 雨降り日曜日の朝寝坊
目が覚める。
久し振りにゆっくりとベッドにいる感じだ。
朝8時までベッドにいることは珍しい。
「朝寝坊をする」ことを
フランス語では faire la grasse matinee というなぁ
なんて漠然と頭の中で呟いていた。
なんで gras なんだろう。
フォアグラ のグラ、脂っぽいのだろう。
そんな朝なのだろうか。
今までは週末でも朝寝坊はなかった。
久し振りに外は雨が降っているようだ。
ここ何週間も晴天続きだったのを思い出した。
雨の中でも出て行かないといけなかった。
嫌がるのも無理にでも散歩に連れて行かなければならなかった。
もうその必要はない。
いつまでも寝ていられる。
雨の中起きだして散歩に行くこともない。
チワワはもういない。
日曜日の朝いつまでも布団のなかにいてもよい。
雨が降ろうが関係はない、心配はない。
外に出て行かなくてもよくなった。
あれから何回か週末を過ごしたわけだ。
ぼくが散歩を担当していた週末の任務から
もうすでに何回か解放されたわけだ。
久し振りの雨だ。
散歩に連れて出ていく]]
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