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月別アーカイブ: 2014年11月

26-055. 不動産ランチの会

不動産ランチの会資料

 

 2ケ月に一回 奇数月第二金曜のお昼、昼食をとりながら不動産業者が集まり

情報交換。資料交換を弊社で行っていますが、

平成26年11月14日(金)には20社を超える参加者が資料を持ち寄り

情報交換を行いました。

一時間で効率よく行い、その後名刺交換と個別に話を続けました。

 

 

「おもてなし」の精神から今回は特別鯛焼(日経新聞ランキングで2位の「鳴門鯛焼本舗」ー大阪府東大阪市ーの鯛焼一個150円をデザートに用意いたしました。

 

26-054. 「うごくもの うごかないもの」 平成26年11月号 「まぐまぐ」より配信

 

 毎月15日のお騒がせ。

お時間のあるときに、お暇つぶしにゆっくりお読みください。

 

 ご感想ご意見 熱烈大歓迎!

 

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      うごくもの うごかないもの
        ─ 人・企業・不動産 ─
         平成26年 11月号
        まぐまぐ ID 99461    (KS)
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   第一章 
 
 ○ ライフワーク
 
 前号にも書きましたが、パリにひと月ほど滞在して、いろいろ考えること、感じることがありました。
自分の生命の終わりに向かって確実に進んでいて
残すところ少しになってきているのを切実に感じました。
後5年、10年をいかに生きていくか、
考えました。
 
 自分の人生を一つ全体を構成するものとして考察するとき
どんな風に他者に対して示すことができるか、
どのようにプレゼンすれば何らかの形で役立つか、興味を引く価値があるものになるか、
そんなことを考えました。
 
 23歳の時に初めて飛行機に乗って外国(フランス)へ行き
それから海外(フランス(パリ、モンペリエ)、アルジェリア(アルズー半年))で17年ほど生活をして
日本へ戻ってきたわけですが、
「私の人生はパリから始まった」みたいなことを母親に話したら
それまでのあなたの人生はなんやったの、と叱られたことがあります。
 
 今回の滞在旅行はセンチメンタルジャーニーみたいなところがあって
パリで過去にいたところを訪ね歩いてみました。
一体自分は当時何をしていたのだろうか、
どんなところで何を感じていたのだろうか、
そんなことを考えながら歩いていました。
 
自分の人生がどんなものだったのか、
それがどんな風に今の自分を形成しているのだろうか、
一つのケーススタディとして検討してみたいと思いました。
 
 たまたま会社の異業種交流会でやっていたテーマが
「エンディングノート」であり、次に「お葬式」であったりして
その続き、その後は何になるのだろうか、とぼんやり探していたところ
死の準備、死の後は、またこの世へ戻ってきて
生きること、楽しい人生みたいなものを取り上げたいと思いつきました。
 
 こんなことが相まって私の人生が始まったパリについて語りたいと思うようになりました。
そして、これが自分にとっては結局「ライフワーク」ではないか、
パリに出会い、パリで伴侶を見つけ、生活をし、家族を作り出し、
そして日本へ来て現在に至っている。
 
 そんなパリと自分のことをうまく伝えられないか、
語り部として役割を果たせないか、
そんな場所として「巴里カフェ」というものを設定しました。
 
 第一回は
平成26年12月18日(木)14:00-16:00
大阪市東成区仲本3-16-11 の 杉浦実業第三ビル2階会議室
参加者募集も「変わった、面白い」形式を考えて、ペア(異性・同性を問わず)で二人連れを原則とします。
参加費は一人3000円
お茶とお菓子で懇親をはかりたいと思っています。
 
 暮れの忙しい時に、変な時間帯にやりますが、
できれば少人数で始めたいと思っています。
 
 ご関心のある方は
    06-6976-6194 までお問い合わせください。
 

  ○ 日本とフランス
 
 さて、そんな「ライフワーク(人生・生活・生命ect)」としての巴里カフェで何を語ることができるのだろうか。
パリの街角の光景、フランスパン(バゲット)を片手に男性が歩く、生活と人生と食べることが一つのイメージに表されている、
そんな感覚を伝えたいのだけれども、うまく伝わるだろうか?

 まず第一章の基本編として、
パリってな~に? パリの街紹介、観光紹介から月並みかもしれないが、解説してみようか。
パリを代表する4つのモニュメント: ????
次にパリの地政学:左岸と右岸 東と西 裕福な層と労働者層 右と左

 応用編としては、 2014年9-10月のパリの個人的印象をまとめてみたい。
日本とフランスとの関係についてはいろいろ深層心理にまで掘り下げれれば面白いものになるはずだ。
昔のいっときの日本片思いの時期から、現在は、一見日仏相思相愛関係の呈を表しているようだ。
日本ブームとでも言うべき現象が繰り広げられている。
北斎に続き広重の展覧会が大きく取り上げられ、
印象派と浮世絵が論じられるのを目の当たりにすると
振り返って日本での白樺派や大正デモクラシーの意義を日本の現代史の中で見直してみたいと思いました。
 
 全く素朴な質問をされてなんと答えればいいか、十分に準備できていなかったことがあるので
日本についてのそんな点をみんなに尋ねてみたいとも思っています。
それは同性愛、同性婚の話題です。
カトリック教会・法王庁も含めて、レスビアン、ゲイに対するバリアーは急速に低くなり、あるいはなくなりつつあるのが欧米の認識ですが、
日本ではこの問題はどのように位置づけられているのだろうか。
明らかに欧米のような異端視、極端な排除はされていなかったと思うのですが
だからといってそれをうまく説明できません。
勉強したいと考えている点の一つです。
 
 
  第二章 
 
 ○ ハラスメント
 
 自分のところに届いた郵便物に書かれている名前、山の代わりに川であったりするとやっぱり腹が立ちますよね。
自分の名前を勝手に変えられるのは不愉快です。
名前は間違えないように気を使っているつもりでもやはりよく失敗します。
難しい名前、ややこしい名前も多いので、気を付けきちんと覚えていくよう心掛けないといけないと思います。
読み方を間違えてもいけませんし、同じ読みでも漢字が違うこともありますし、
名前はアイデンティティそのものですから要注意ですね。

 ところがそんなことを聞いていて、名前を変えるように強要されたという歴史的事実とを結び付けて考えた。
朴一(パク・イル)の「越境する在日コリアン」(明石書店)を読んだからです。
「植民地支配下で日本名を名乗ることを強要された朝鮮人」と「朝鮮人に日本名使用を強要した日本の政治家」との関係をこんな風に書いている:
朝鮮人はあの屈辱を忘れることはないけれど、日本の政治家は「創氏改名は朝鮮人が望んだからやっただけで、悪いことをした覚えはない」とつぶやいて、朝鮮人の痛みを認めようとしない。(34頁)

 えてして弱者、被害者は覚えて恨みに思っていることも、強者、加害者忘れていたりもともとそんな意識もなく覚えてもいないことがある。
セクハラ、パワハラ・・・いろんなハラスメントがあるようだが、ハラスメントとして認識されない限りハラスメントにならないという厄介な性質があるようだ。
同じ事実も立場によって、あちらから見るかこちらから見るかによって認識が180度異なることになりうることを分かったうえで話し合わなければならないだろう。

 
 ○ 「ようつう」と「こしいた」
 
 腰が痛いのを「ようつう」というとは知りませんでした。
腰が痛くなって、やっと最近腰の重要性に気づきました。
立っているということは大変なことなのだ。
自分の二本の足で重力に抵抗して天に向かって直立しているのはおそらく不自然なこと、自然に逆らった従って極めて人間的な行為・行動なのだろう。
 
 一つの言葉を学んだ。かなめ。

  かなめ:(三省堂 新明解国語辞典によれば)扇の骨をとじ合わせるためにはめる小さなくぎ。
そのものを支える上で最も大事な役割を果たす部分や人。
 漢字では 要。
必ず い(要)るもの、必要なもの。
 そこで人間の体では 要+月=腰。
 
辞書を読みながら、 ここでにわかに腰痛を覚えた。
そして、自分の人生は腰が座ってないでフラフラしがちであったことにハタと気がついた。
辞書を今一度 背筋を伸ばして読み直した。
 
 
 ○ 最近見た映画で感じたこと
 
  アメリカの人種差別、奴隷制度についての二本の映画
 
 ☆☆☆ 「大統領の執事の涙」2013年作。
 南部の黒人奴隷がホワイトハウスの大統領の執事となり、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガンと7代の大統領に30年にわたり仕えることとなる。それぞれの大統領が面白く描かれている。役者揃い。
 
 ☆☆☆ 「それでも夜は明ける」2013年作。
 自由黒人が12年間奴隷として苦難を味わった実話・自伝の映画化。ブラット・ピット製作。知らなかったアメリカの奴隷制度。

  喧嘩のルール Faceto Face
 
 ☆☆ マンガティックでミュージカル仕立ての「愛と誠」2012年作。
 梶原一騎原作コミックの八尾出身三池崇史監督による映画化。
 
 ☆☆ クラシックな「岸和田少年愚連隊」1996年作。
 井筒和幸監督、主演ナインティナイン 矢部浩之と岡村隆史。
 
 二つともまったく痛快、愉快、傑作、ケッサクでぜひ楽しんでいただきたい作品ですが、
ここで言っておきたいことが一つ:
両作品の中で主人公は最初から最後まで喧嘩ばかりしているのですが
その喧嘩の仕方が、とにかく面と向かって、そう面(メン、FACE TO FACE)と向かって
顔を付き合わせて正面からぶつかっていく。
相手の正体もはっきりしている。
自分の顔を隠したり、隠れたりしない。
その点潔い。
 
 昨今のテロのテレビ・ネットでの露出をみていて
その精神的陰惨さ・陰湿さと対照的なものを感じた。
 
 
 ローマ法王
 
 ☆☆ 「バチカンで逢いましょう」2012年製作、ドイツ映画。
 お祖母さん、お母さん、娘の三人がドイツからローマへ行ってドイツ出身の法王と騒動を引き起こすコメディ。イタリア男の魅力には抗し難い。ドイツ人法王への親密感も面白い。プロテスタントの国ドイツのカトリックの雰囲気もうかがわれる。
 
 ☆☆ 「ワレサ連帯の男」ポーランド映画。2013年作。
 アンジェイ・ワイダ監督「灰とダイヤモンド」。イタリア女性ジャーナリストに語るワレサの素朴な素顔、ポーランド出身のヨハネ・パウロ二世の写真がときどき顔を出す。ローマ法王の政治力を感じさせられて面白い。
 
◎うごくもの うごかないもの -人・企業・不動産-
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