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お知らせ

25-011. うごくもの うごかないもの 平成25年4月号メルマガ配信

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うごくもの うごかないもの
ー人・企業・不動産ー
平成25年 4月号
まぐまぐ ID 99461

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第一部

○  「目から鱗」
○ 地価の上昇
○ 瞬間移動の術
○ 介護事業
○ 生野産業会「介護事業セミナー」
第二部
○ イギリス人の亭主(内助の功)
○ 東大阪 活性化大プロジェクト(案)
○ 大阪スポーツ町起こし
○ 伊坂幸太郎原作の映画
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第一部
○  「目から鱗」
本来であればもっと以前から準備し、
よく考えてやらなければならなかったことだが、
生来の楽観主義からか、抜けている性格のせいか、
なんとかやっていけるだろう、なんとかやってくれるだろう、
とそんな調子でやってしまった。
自分が会長になって、長女に社長を引き受けてもらったことである。
決まってから後になっていろんなことを考えた。
まず、新社長に就任してもらうにあたって
次の世代にスムーズに引き継ぐことが一番大事だと、自分なりに考えた。
そのために自分の考えをできるだけ伝え、現状を説明する努力が重要に思えた。
新社長になってからもそんな形で応援できればいいな、と考えた。
ところが、昔から親しくしているある同業企業の会長から
ある時こんなことを言われた。
「あんた、会長になったらちゃんと引っ込んどかなアカンで。
若い新社長に全部任せて、
それをやりやすいようにしてあげるのが
まわりの役目やで。
引き継いでもらう、引き継いでもらう、言うてるけど
新社長にとっては新しい出発や。
お誕生日みたいなものや。
まっさらになってやってもうたらええねん。
新世代が新しいイメージの会社を打ち出してもらわなアカンでぇ。」
これは「目から鱗」。
やっぱり自分のことばかり考えていたんだ。
上から下へ引き継ぐようなそんな不遜なイメージを
知らず知らずのうちに持っていたのだ。
考えてみると、よく社長を引き受けてくれたと思う。
自分が同じ年頃、昔の若い頃を思い起こしてみると、
なんと言うことはない、ブラブラしていて、
責任なんてものを回避して毎日を送っていた。
大変なことを委ねてしまったんだなぁ、
と今頃になって認識している。
しかし、やってもらうしかない。
新社長が新しい発想で、新しい感覚で、新しい会社を作り出す、
そのことの手伝いをしていくことが一番重要なのだと思い知らされた。
また、こんなことを気づかせてくれる人が身近にいたことに
今更ながらありがたくなり、このことを感謝したい。
さぁ、私の方も心機一転、新しい環境の中で、
これからも頑張りまーす。
新社長ともども新会長もよろしくお願い致します。

○ 地価の上昇
世間では景気の良くなる話が聞こえてくる。
株が先行指標となり、引っ張っていく。
公示価格が発表になり、地価の下げ止まり、
一部では上昇のところが出てきているという。
地価の上昇を景気の回復と見なして喜ばしい傾向となんとなく思っている人が多いようだが
果たしてそうなのだろうか。

地価の上昇は喜ばしいことなのだろうか。
地価が上昇して儲かるのは、売った時だけだ。
(株も売って始めて儲かる、つまり売らない限りは儲からないのだ、
儲かったような気になっているだけなのだ)
自分の所有している不動産についても同じことで
値打ちが上がって得したような気になっているが、
そんな気にさせられているに過ぎないのだ。
売ってしまって自分のものでなくなって始めて儲けが出てくるのだ。
だから評価が上がったからといって、
そんなことは、実際の毎日の仕事に関しては、おそらく一部の不動産屋や担保評価割れを恐る金融機関を除いて
あんまり関係がないというのが本当のところではないだろうか。
土地の売買に関係のない企業・個人が恩恵を蒙るところ甚だ少ないのではないだろうか。
よく考えてみると、地価上昇によって
(あるいは地価評価という数字だけが上がることによって)
固定資産税が上がり、売買に関する登録免許税などが上がり
(司法書士さんはその集める税金は大きくなっても自分たちの収入があまり増えるわけではないでしょう)、
結局儲かるのは税務署ということになる。
評価の数字だけが舞い上がり、税金集めの基礎数字が大きくなるだけ。
(気持ちだけは大きくなって元気になるのならそれも良しとするか?)
はて? はて?
どうも納得がいかない。

○ 瞬間移動の術
出ていくのが億劫でも外の世界を見聞できるようになった。
ある意味「覗き魔」「ピーピング・トム」となって
何人もの跡をついて回って何時間も過ごすことがある。
そんな楽しみに駆使するのが瞬間移動の術である。
自宅から瞬間的に目的地に行き、用事が終われば、すぐに帰宅できる。
自宅から瞬間的に友人たちの活動を聞きかじり、長居をせずに帰ってくる。
便利な瞬間移動の術。
いろんなツール、いろんなメディアが提供されている。
いわくインターネット、メール。
最近一番良く使うのは Facebook だ。
しかしメールの有効性は侮り難い。
遠距離恋愛も顔負け、直接その人の耳元にメッセージをその人だけに届けられる。
近い将来その人の仕事の実力の目安にメールアドレスの質と量とがなるかもしれない。
(know-who は know-how に勝るか?)
(就活で Facebook が判断材料になるように)
Facebook は面白いが、ちょっとオープン過ぎる。
恥も外聞もある身としては、正直若干ひっかかるところがある。
開放性、お遊び性と個人の節度といった観点から、どうも距離感の取り方に難しさを感じる。
「友だち」というのはどういう人のことなのだろうか?
人は何百人あるいは何千人を「友だち」に持てるものなのだろうか。
この瞬間移動の術が可能な世界にはこの世界独自の法則があるのかもしれない。
しかしまだその法則・規則は確立していないようだ。
今のところは、とりあえず訳も分からず楽しませてもらっているといったところだろうか。

○ 介護事業
介護事業分野は、現在少ない成長分野のひとつであり、社会にとっても必要な分野であろう。
どの世代の人たちも無視することができない分野である。
個人的にも、老齢になった両親の介護を家内に大きな負担をかけた経験をしているので
身近な問題として認識しているつもりだ。
仕事では「有料老人ホーム」を建築して借り上げてもらっている。
この分野で仕事をしている人たちの使命感、目指す仕事の質の高さには敬意を表したい。
東大阪市布施にある「ケア・ブリッジ布施」の第3回運営懇談会に参加させてもらった。
このような会は義務付けられているようだが、
運営者側、入居者それに家族の方と話を伺え非常に為になった。
職員の教育と定着の問題、施設の中での雰囲気作り、家族とのコミュニケーションなど
忌憚のない話し合いから大変な仕事だなあ、ということがよくわかる。
この問題については、高齢者自身(将来の高齢者)もしっかり意識してしていかなければならないともに、
家族や事業者と行政みんなが協力して対処していかなければなりません。
これからは、運営会社の介護に対する志の高さと提供するサービスの質が
ますます問われていくことになるのでしょう。
この分野で弊社ももっともっと協力していきたい、と感じた。

○ 生野産業会「介護事業セミナー」
ご案内をさせてもらいます。
タイトルは「シルバーマーケット参入」

新しいビジネスに興味のある経営者が対象ですが、
特に 土地の有効活用を考えている方または企業
高齢者向け住宅事業の経営に興味のある方または企業
日時: 5月15日(水) 14:00-17:00
場所: 生野産業会館 会議室
大阪市生野区巽北1-21-23
講師: 株式会社 介護研究会 代表取締役 島内紀行
料金: 一般 5千円
主催: 杉浦実業株式会社
06-6976-6194

第二部
○ イギリス人の亭主(内助の功)
二人の「鉄の女」の DVD を見た。
来日した元ビルマ現ミャンマーのアウンサンスーチーさんのものと
亡くなった元祖鉄の女のサッチャー元イギリス首相のものである。
二人の共通点、「亭主がイギリス人」である。
イギリスには「○○の亭主」として知られている元祖がいる。
イギリス女王エリザベス二世のご亭主エディバラ公爵フィリップである。
考えてみると、主役・妻の横に立っていて間抜け面に見えないでいる亭主は結構難しそうだ。
この二本の映画の中で、サッチャーのご亭主もアウンサンスーチーさんのご亭主も
奥さんの信念や人生を強力に支えていたのがよく示されている。
見事なり、内助の功、イギリス男、といった印象を持った。
女性の社会進出とか女性の活用とか言っているが
企業向けあるいは個人向けでも各研修機関は、
女性にいかにうまく使ってもらうか、
どうすれば女性に我々男性(家庭においては亭主、企業においては部下・同僚・上司)を活用してもらえるか、
そんな講座を広めるべきではないだろうか。

○ 東大阪 活性化大プロジェクト(案)
東大阪に関心のある身として、最近の話題から二つ特記しておきたい。
一つは東大阪出身の山中伸弥氏がノーベル生理学・医学賞を受賞したということ。
おまけにラグビーをやっていたらしい。
もう一つは囲碁界での井山裕太氏の六冠獲得である。
(東大阪市立孔舎衙東小学校、東大阪市立孔舎衙中学校)
このような快挙を喜ぶとともに
常々不動産の仕事で東大阪の企業様と接点が多いので、
東大阪をなんとか全国ブランドとして認知してもらう方法はないだろうか、
などと考えている。
今回はない知恵を絞り出してみた。
そこで思い当たったのが「花園」である。
高校球児にとって憧れの的でありメッカが「甲子園」であるとすれば
高校生ラガーにとっての「花園」は最高のお正月のお年玉だろう。
全国の頂点である。
1929年日本初のラグビー専用スタジアムとして開かれた「花園ラグビー場」で開催される
「全国高等学校ラグビーフットボール大会」は全国ブランドである。
これを見逃すことはない。
絶対に東大阪に「花園国際ラグビー場」を建設すべきである。
数万人収容できるようなラグビー場を建設して、ワールドカップの試合を行うべきである。
東大阪市花園周辺に用地を確保することは難しいかもしれない。
どこかいいところはないか、不動産屋に訊ねてみるとしよう。
駅近で広い敷地を有効利用できるところがないでしょうか。
そう、よく見れば、ラグビー場建設にいいところがあるではありませんか?
地下鉄中央線の長田駅と近鉄被害大阪線の荒本駅にある業務団地を見てみましょう。
長田にある紙文具団地(紙・文具流通センター)は駅近にありながら、建っている倉庫事務所は2階建てか3階建て
業務団地のため紙関係文具関係に限られ、業界の景気が悪いせいか不動産売買も賃貸も取引が減り、
企業が所有している建物と土地の資産価値が目減りしていく一方だ。
業務団地という形態自体が時代遅れになっているのではないか。
中央環状道路の高速を渡った荒本地区にある機械卸団地も業務団地の縛りから資産価値は減っている。
大阪市内の道路整備事業のせいで、大阪市内中央部から何十年も前に移転してきた当初の意味はまったく失われてしまっている。
長田の駅近に ラグビー場を建設する。
紙文具センターの設備を荒本の方に集中し、そこに機械団地の設備と合流して、
大規模な物流センターを造り、高い建物の中に全部をブチ込む。
湾岸地域や阪神間の山手に建築されるような高層物流センターを東大阪の長田・荒本高速ジャンクションの近くに作ることになるので
あらゆる点から便利になり競争力を発揮できる。
関空と結び、中環、阪奈、近畿道を結ぶこの立地を利用すれば
物流ターミナルとして大きく活性化されることになるだろう。
業界の組合と行政と関係者の数が少なく、また行政指導で行いやすいプロジェクトだろう。
大阪府、大阪市と東大阪市とが協議すれば簡単に実現できる計画である。
それに最近またらぐびーに力を入れている近鉄も協力するだろう。
国際ラグビー場(数万人収容)はできれば国のお金もつぎ込んで国立ラグビー場となればそれに越したことがない。
維新の会がポシャる前に急いで交渉すれば安倍首相も耳を傾け、可能かもしれない。
ラグビーの殿堂としてそこにはラグビー復興に寄与して人々を祭り上げなければならない。
山中伸弥先生に登場していただかないといけないですが、
マスコミ受けするには橋下徹現大阪市長・前大阪府知事の写真を忘れてはならないでしょう。
(ついでに森元首相の写真も飾りましょう。)
何万平米の物流センターの建設ができれば、流れとして北へとつながることができるが、
特に東へ、奈良への方向性を重視したい。
西は極楽浄土かもしれないが、結局は年老いて死ぬ方向だ。
西へ西へと進む西部劇は終わった。
今やマレーシアのマハティール首相のように「ルックイースト」東を向く政策が必要なのだ。
「陽出ずる国」日の本へと向かうとすれば
石切神社から生駒・信貴の山を越え大和へと日本の古代からのパワースポットを繋いで
難波宮から飛鳥の里へと東に向うことができる。
海には津波のリスクがある。
今や山へ向かうべきなのだ。
日本の神話の天照大御神が女神であるように
よく考えてみると、現代日本の世情では、地震雷火事親父の親父の権威は失墜し
今や頼れるのは「山の神」女性である。
長田・荒本地区において国際ラグビー場の建設と大規模物流センターの建設、
この二つが東大阪市には可能である。
そうすれば、東から太陽が昇ることになる。
近鉄も息を吹き返す。
中小企業も息を吹き返す。
さぁ、東大阪に国際ラグビー場を建設しよう。
名前は「HANAZONO」を残したいがいかがでしょうか。

○ 大阪スポーツ町起こし
大阪でのスポーツによる活性化を考えてみた。
日本や関西のスポーツ全体を見てみると
まず野球が盛んだろう。
プロ野球があり甲子園がある。
関西では阪神があり、近鉄パールズ、阪急バッファローズがあって、オリックスがある。
サッカーもプロリーグが地域に根付いて、大阪にもセレッソやガンバがある。
学生レベルでも関心が高い。
最近はアメリカンフットボールも注目度が高い。
将来性もあるようだ。
社会人でも大学でも人気があるようだ。
そんな中ラグビーは現在ではまだまだマイナーだ。
東大阪はラグビーが強く、近鉄ライナーズというチームも近年息を吹き返してきた。
ラグビーについては既に上で書いた。
さらに大阪や東大阪という観点から注目したいスポーツはバスケットボールだ。
大阪市内の高校でバスケットボール部の事件が問題になったが
バスケットボール自体はアメリカではプロの人気は抜群であり
試合の迫力は目を見張るものがある。
チーム5人で行う競技であり時間的にも参加しやすいスポーツである。
大阪には「大阪エヴェッサ」というプロチームがあり
最近少しずつ知られるようになってきている。
「戎さん」という大阪土着のネーミングも面白いが
今宮戎だけでなくもともと東大阪の布施の「えべっさん」とも繋がりがあると聞く。
東大阪町おこしの一助ともなるのではないか。
バスケットボールの試合ができる施設をラグビー場の周辺に併設するのはどうだろうか。

○ 伊坂幸太郎原作の映画
伊坂幸太郎の書いたものが少し前から大好きだったが、
彼原作の映画がこんなにあるとは知らなかった。
最近気がついて恐る恐る見たら、結構みんな面白かった。
伊坂幸太郎の感じをいろんな監督が表現している。
作品名を列挙しておく:
チルドレン 2006年 監督 源孝志
アヒルと鴨のコインロッカー 2006年 中村義洋
陽気なギャングが地球を回す 2006年 前田哲
死神の精度 2008年 筧昌也
ラッシュライフ 2009年 4人 真利子哲也、遠山智子、野原位、西野真伊
重力ピエロ 2009年 森淳一
フィッシュストーリー 2009年 中村義洋
ゴールデン・スランバー 2010年 中村義洋
ポテチ 2012年 中村義洋
個人的には ポテチ、ゴールデン・スランバー、重力ピエロ、アヒルと鴨のコインロッカー がお薦め。
演じる役者も面白い。
日本映画もいいなぁ、と思う昨今です。
今回はこれくらいにしておきます。
最後までおつきあいありがとうございます。

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