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田中 慎二ブログ

NO6.今後の不動産のコト

たまには仕事のコトを書いてみようと思います。

えらそうに書いてますが、私自身がこの仕事について、感じたことです。

2週に一回位で連載しますので、興味のある方は覗いてみてください(笑)

 

不動産を商いとして、色々な物件に携わり、色々な人に接してきました。

そんにな中で今後の不動産について考えるコトが多くあります、そんな考えているコトの一部・・・

 

バブル以降基本物件価格は下がり続けています、(一部ミニバブルみたいなことが起こりチョイ上がりしたこともありましたが、一般論として)

いつまで下がるのでしょうか?『不動産は無価値にはならない』そういわれ続けてきましたが本当にそうなのでしょうか?

価格を決める要素、一つ目

不動産は需要と供給のバランスにより価格の決まるものです。需要が少なくなると物件価格は下がるのです、

需要を増やす要因とは何でしょう?

まずは希少性、希少な物は何であれ価格が高い、金でもダイヤモンドでも希少性が高いと価格も高いです。

希少性の高い不動産とは・・・高収益の見込まれるモノ・ブランド力のある地域、などが該当しそうですね、高収益が上がれば所有するだけで打ち出の小槌になりますし、ブランド力(地域性・学校区など)があれば、みんながほしがりますよね、要は所有することにより所有者に利益(メリット)をもたらすコトがあれば不動産価格は維持もしくは上昇させるコトができるわけです。

逆にメリットの無い不動産とは何でしょうか?一般的に考えればメリットの無い不動産というものは存在しそうですよね?でも相対的に見ればどうでしょうか?

例えば・・・

駅から遠く、山の中で、買い物に行くにも一苦労。住宅地として見ればメリットはありません。しかし、犬の繁殖などをしてる方から見れば、人家が少なく、近隣に迷惑をかけるコトノ少ないそのような不動産は最高の不動産となるわけです。

この様に不動産を一方からだけ見るのではなく、いろんな切り口で考えることにより、価値を見出すコトができる。

そういう考えから、私は「不動産は無価値にはならない」と考えます。

需要が一部でもあれば、それがその不動産のメリットになるのですから。

しかし需要の多さにより不動産価格の高い安いは決まります、これは間違いないコトです

不動産の需要を伸ばすにはどうすればよいのか・・・

そこで出てくるのが『不動産の差別化』という考え方です。

どの様に差別化を図るのか、

 

私たち不動産業者がしなければならないことは、

『不動産を色んな方向から見る目を持つコト』

決して一方的な見方はしない、ありとあらゆる方向からその不動産を分析する。

住宅だったから、今後も住宅と考えるのではなく、本当に住宅でよいのかと考える目を持つコト

そうすることにより、他に無いメリットが見つかり、差別化につながる。それこそが私たちの責務だと考えます。

 

所有者のすべきことは何でしょうか?

それは

『今あるメリットを伸ばし、デメリットを減らす努力をする』

これに尽きます、

ある例を挙げてみましょう。

とある地域、そこは昔は『高い教育水準』と『周辺環境の良さ』で人気のあるエリアでした、

人気があるため色々な人が住みたがり、不動産価格は安定していました。

ところが、人口が増え、周辺環境が悪くなり、それに伴い教育水準も低下してきました、

それによりその地域の人気は下がり、不動産価格は下落する結果となりました。

みんなはこう言います、

『人口が増えたから仕方がない』『学校の先生が悪いから、教育水準が下がったんだ』

はたしてそうでしょうか?

その地域に住む一人ひとりの意識により上記のような事態は回避できたのではないでしょうか?

それがメリットを伸ばす努力だと私は考えます。

地域社会に参加し、意見を述べ、行動を起こせば、起こさないよりもきっとよい結果が出たと思います。

まずは自分の意識から変えて見ることが、不動産価値の低下を防ぐコトに繋がる。

 

皆さんはどう思われますか?

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