メッセージ
2011.04.21
ある雑誌に掲載されていた、このたびの大震災にかかる 宇宙飛行士 毛利衛さんのメッセージに感銘をうけたので、紹介します。
『宇宙から地球を見ると人間は見えてきません。
それほど、自然に比べて人の存在はちいさなものです。
東日本大震災で私たちは自然の想像を絶する脅威を目の当たりにしました。
津波を遮るはずだった大きな防波堤が跡形もなく砕け、
緻密に作られた原子力発電所も大波に呑まれました。
科学技術を進歩させて生き延びてきた私たちは、
これからも自然に対して謙虚に対峙していかなければなりません。
しかし生命をつなぐための人類の知力、精神力を信じて、
これからも自然との共生に挑戦していかなければならないと思います』
春
2011.04.7