♪ きょうはたのしいひなまつり ♪
2010.03.3
ひなまつりといっても特に何もしないが、娘がいるのでひな人形を飾っている。
段飾りはとうてい無理なので、ガラスケースに入った内裏びなだけのものだが・・・。
ひな人形の登場人物
お内裏様(男雛、お殿様)とお雛様(女雛、お姫様)
京雛は、御所における王座の位置、日本古来の「左上座」に基づいて、向かって右がお内裏様、向かって左がお雛様になっている。
現在広く一般に売られている関東雛は、向かって左がお内裏様、向かって右がお雛様。明治時代、西洋の流れを受けて国際礼儀である「右が上位」の考え方が取り入れらるようになったらしい。
お内裏様とお雛様のすぐ下の段に並ぶのは三人官女。三人官女は、お姫様のおつきの女官。
しかも、楽器を奏で、歌を詠み、家庭教師もこなすとゆうマルチなお三方。その中でも一人だけ中央に鎮座する眉の無い女官は、眉を剃り、お歯黒をつける既婚女性。ちなみに中央の眉なしの女官を挟んで、両側の女官のどちらが右でどちらが左かは、女官がどちらの脚を前に出して立っているかを見れば確認できる。台の外側の脚が前に出るよう左右の女官を立たせる。
五人囃子は楽団で元服前の貴族の師弟。元服前なので髪型はお殿様とは違い、少年の髪型になっている。ちなみに、五人囃子の並び順は、向かって右から謡、笛、小鼓、大鼓、太鼓と音の大きい順に並んでいる。
朝廷では左側が上座、右側が下座となり、ひな壇に向かって右が「老」の左大臣、向かって左が「若」の右大臣として配置。