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司法書士 佐野晋一

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「法定相続情報証明制度」のご紹介
2017年8月22日
司法書士 佐野晋一

みなさま、こんにちは。

私はこのたび、杉浦実業さんのホームページにスペースをいただき、ブログを不定期連載させていただきます、司法書士の佐野晋一といいます。私の紹介は当事務所のホームページをご覧いただけましたら幸いです。ブログのトップページの下段にリンクアドレスがありますので、よろしければお立ち寄りください。

さて、記念すべき第1回目のお題は、「法定相続情報証明制度」。
のっけから固い話かと思われた方、すみません。ブログの名前は「司法書士の内緒話」ですが、それほど内緒の話があるわけでもありませんので、ひとまず内緒でもなんでもない、公の制度の紹介をいたします。

この法定相続情報証明制度、運用開始からまだ3ヶ月弱のできたてほやほや・・本当はもっと早くにブログをアップして、ほやほや感を出すはずだったのですが・・の制度です。
ではどのような制度かといいますと、我が日本司法書士会連合会(略して日司連。間が「歯」の一時期話題になった団体と読みは同じです)のホームページをご確認ください。私がつらつらと説明文をここに書くよりよほど分かりやすいです!
http://www.shiho-shoshi.or.jp/html/hoteisozoku/index.html

ご覧になっていただけましたでしょうか。桜庭ななみさん、キレイですよね。
さて、要はこの制度、人が亡くなった場合の、故人の法定相続関係を、A4サイズの証明書で証明してくれる制度なんですね。
我々司法書士が得意とする相続登記(故人名義の不動産を相続人名義に変更する手続)のみならず、故人名義の銀行口座の解約、有価証券の相続、そういった手続をする場合、故人の相続関係を証明するため、けっこうな数の戸籍を手続の窓口に提出しなければなりません。
しかし、この法定相続情報証明書があれば、戸籍を提出しなくても手続が行えるということなんですね。
故人の相続関係を証明するために、戸籍を集めないといけないのは従来と変わりませんが、それを法務局に提出して、証明書を発行してもらえば、あとは各手続の窓口に戸籍を提出する必要はないんですね。

これは便利!・・なんですが、そもそも一般の人にほとんど知られていないこの制度、一般の人どころか関係業界(たとえば金融機関)にも周知されていないのが実情で、このブログを書いている現在(2017年8月)、法務局(=登記所)以外で本当に使えるのか定かではありません!
国の制度ですから、いずれは当たり前に使えるようになるはずですが、黎明期といえるこの時期、様子見が賢明ではないかな、というのが正直なところです。

というわけで、法定相続情報証明書の手続きは当事務所にお任せください!と言いたいところですが、当事務所は当面の間、法定相続情報証明書の手続きは積極的にはおすすめいたしません。

 

佐野司法書士さんのご紹介

 

佐野司法書士写真

 

経歴
平成9年2月 大阪府立清水谷高校卒業
平成9年3月 父親の司法書士事務所に入所
平成17年11月 司法書士試験合格
平成18年3年 大阪市内の大手司法書士法人に入所
平成22年12月 同法人を退職
平成23年2月 生野区で佐野司法書士事務所開設
平成27年5月 事務所を現在地に移転

 

自己紹介 (ホームページより抜粋)

昭和53年に東大阪市で普通のサラリーマンの子として出生した私は、その後ぐれるでもなく、いじめられるわけでもなく、順当に育ちましたが、高校時代にすっかり人生に対する情熱を失い、高校卒業後にニートになりかけました(当時ニートなんて言葉はありませんでした。

しかし、私の高校卒業数年前に、サラリーマンだった父親が一念発起して司法書士試験に合格、独立開業しており、私のあまりに投げやりな人生観を見かねて自分の事務所に拾いました。それがこの「司法書士」という仕事との出会いです。
それでも、すんなり司法書士になれたわけではありません。司法書士試験は難関ではありますが、やる気を出してしっかり勉強すれば、誰でも受かる試験だと思います。
でもそのやる気は半端なものではダメなのも事実で、私はそれがなかなか出ず、父親の事務所に入ったのが平成9年だったにも関わらず、司法書士試験に受かったのは平成17年のことでした。
この8年間は、ずいぶんとダラダラとしていました。父親もよく見放さずに辛抱強く見守ってくれたものです。父親の事務所では、多くの個人事務所がそうであるように、主に不動産登記の業務をやっておりました。

その後、平成18年に父親の事務所を離れ、大手の司法書士法人に入所しました。この事務所は父親の事務所とは規模も忙しさも段違いで、そこで主に会社・法人登記、債務整理業務を担当していました。ここでの業務は本当にいい経験でした。成り行きで入ったこの業界の社会的役割や、使命を知ったのもこの時期です。

居心地のいい事務所で、ずっとここに居るのもいいなぁと思いましたが、居心地はいいものの大手法人であるがゆえの拡大志向だったので、ゆくゆくは父親のようにこじんまり、地域密着型の事務所でやっていきたいと思っていた私は、平成22年末に法人を退職し、平成23年2月に独立を果たしました。

地域密着、といっても特に地元の方々に大したアピールをしているわけでもなく、たまにタウンページを見た方からの問い合わせがある程度。これでは到底地域密着などと標榜できないと思い、ホームページを作成しました。

どうしてこのような割と情けない過去もホームページに掲載したかといいますと、「司法書士」なんて言ったって、どこにでもいる人間に過ぎないということを知っていただきたかったからです。
やはりまだまだ我々士業に、誰の紹介もなくコンタクトを取るのは敷居が高く感じられてしまうもの。
ですが私は本当にどこにでもいる、それなりの欠点も持つただの一個人です。偉い人間ではありませんし、偉い人間でない以上、えらそぶることもありません。

どうぞお気軽に私あてにコンタクトを取っていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐野司法書士写真司法書士バッジ

司法書士 佐野晋一氏の書類との戦いの中で気づくあれこれをご紹介。
裏話も交えながら、会社の司法業務にプラスになることをお伝えしたいと思います。(杉浦実業株式会社)

佐野司法書士事務所
税理士 佐野晋一
大阪府東大阪市高井田元町2-9-20
TEL:06-4307-6397
ホームページ:http://www.sano-shihou.jp/

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