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お知らせ

29-009 「うごくもの うごかないもの」 平成29年2月号

29-009 「うごくもの うごかないもの」 平成29年2月号

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うごくもの うごかないもの
─ 人・企業・不動産 ─
平成29年 2月号
まぐまぐ ID 99461    (KS)
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2月になってしまいました。
28日と短い月です。
すぐに過ぎ去って行ってしまいそうです。

この2月のことはまず横に置いて年末年始のことから書いてみます。

年末大阪市内のマンションに引っ越したことを書きました。
マンション・ライフについて感想を一言:

◯ マンション・ライフで「格差社会」「上下関係」を感じたということ。

河内の国から摂津の国の都会に引っ越してきて、庭の雑草刈りから解放されて、
バリアーフリーのマンション住まいを満喫している。
話題のタワーマンションの高層階に住むには高所恐怖症で目も足もすくむので、
歩ける高さ4階を最高可能階として物件を見つけたのです。

実際にマンションに住んでみて面白いことを発見した。
昔は「阿保と煙は高い所へ昇る」とか言っていたように思うのだが、
どうも上層階に住む人は空間的に上にいるだけでなく、社会的にも上にいる気になっている感じがする。

エレベーター止まったらどうするの、火事になったらどうするの、
駅から何分と数えたら上層階ほど遠くなるわけだから不動産価値も下がるのではないか、
などなどこちらは心配するのだけれど、どうも上の階を好む人が多いみたいだ。

それに実際上層階のマンションの方が値段が高い。
また上の人は上から目線で下の階の人を見ているような気がしてくる。
これは私のひがみだろうか、
マンション・ライフには上下関係があるのだろうか。

◯ 性根を入れる

毎月14日は月命日である。

去年暮れに大阪市内のマンション住まいになって仏壇も移動することになった。
12月に性根を抜いてもらって1月に入れてもらった。
紅白饅頭をお供えして、ロウソクもこの日は赤だという。

さあ、生きてるこちとらも性根を入れて頑張るとするか。
あの世がどうなっているのか、
誰もこちらに来て教えてくれる人がいないので、
とりあえずこちらにいる間、
つかのまの間は、
魂入れて頑張ることとするか。

◯ まもなくやってくる

毎年楽しい新年会を開催してくれる会社がある。

社員さんが一年かけて準備をして自分たちが演奏をしたり寸劇をしたりして出席者を楽しませてくれる。
今年もホテルでのパーティに参加させてもらって和やかに遊ばせてもらった。
毎年顔をあわせる人たちに新年の挨拶ができた。

ところが週末を越えるとその会社の社長の訃報が入ってきた。

最近は100歳まで生きる人が増えていると聞くのになんということだろうか。
こればかりは・・・

私自身その時が近づきつつあることを切実に感じている。
正直言えばまだ準備ができていないので、
後3年くらいは生きていたいと思っているが・・・

しかしまもなくやってくる。
確実にやってくる。
防波堤はない。

生まれた時から分かっていたことなのに。

◯ 大阪エヴェッサ 応援

一月も後半に入り22日の日曜日家でテレビを見て「エヴェッサ」を応援した。

テレビ放送されるんだ!!!
大阪でやるときは弊社の名前も映らないのかなぁ、
サポーター企業として!?
みんなして見に行こう!!
応援しよう!!

◯ 「貫く棒のごときもの」2016年ー2017年

朝新聞をゆっくり読むのは心地よい。

日曜日1月8日に中島京子という作家が、高浜虚子の俳句を引用している。
新年を詠んだ有名な句だそうな:
「去年(こぞ)今年 貫く棒の ごときもの」

2016年から2017年に貫かれたる棒のごときものはなんだろうか。

日本国内においては、熊本なのか、福島なのか
東京オリンピックなのか、アベノミックスなのか、

国際的には、グローバル化なのか、格差の拡大なのか、
IT化なのか、テロなのか。

自分の心の中にどんな棒が貫いているのだろうか?

一年間貫くものは何なのだろうか?

◯ 「ふるさと納税」

「ふるさと納税」については話だけは聞いていましたが、
実際にはどんな風にやればいいのかわからなかったのですが、
昨年末いろいろ教えてもらって、31日時間切直前駆け込みでカード決済で申し込みました。

お正月明け手紙が来て、そのあとお土産物が到着。
楽しみができました。

地元の八尾市にも「ふるさと納税」をしました。

しかし、鰻に目がくらんで鹿児島方面にもしてしまいました。

まぁ、いいか。

今年は「なんでもやってみよう」の年にしたいと思っています。

◯ 今年は酉年

もう「明けましておめでとうおめでとうございます」を言うには一ヶ月遅すぎますが、
本年もよろしくお願いいたします、と書いておきましょう。

今年は鶏の年。

弊社にとって縁起の良い年となるはずです。

鶏は弊社のシンボルマークみたいなもの。

5日の初出には鶏のネクタイをしていきました。

◯ 年末の感謝

一年でいろんなことが起こり、いろんな人との出会いがある。

去年を振り返って嬉しいことを書いておこう。

縁があってある銀行からサッカー天皇杯のチケットをもらった。

私は行けなくて家でテレビ観戦をしたが、会社の知り合いが大喜びしたようだ。

今年もきっといろんな幸運がやってきそうだ。

◯ 新年の悪夢

新年早々、恐ろしいものを見、難しい問題に頭を悩ませ、
これからどうなるのか心配で不眠症になりそうです。

映画「帰ってきたヒトラー」を見ました。
ヒトラーの姿をした男が突如街に現れ、復帰にテレビ出演、
男は、テレビで自信に満ちた演説で、大衆の心を掴む。
70年前と全く変わっていない現代のネット社会は、煽動者にとって願ってもない環境である。
恐ろしいことが起こりうる。

現代の世界の独裁者(ロシア、中国、東欧、トルコ、中近東、アラブ、パキスタン、アフガニスタン、アメリカ?)の行動パターンが描かれる。
次に、小説「虚人の星」を読みました。
戦争が自己過信によって始まり、泥沼化し、
出口を見失うと語られています(p310)

国家という怪物の恐ろしさ、国家は元々、心も人格もない機関に過ぎないのに、
いざその操縦席に座ると、万能の権力を与えられたかのような錯覚を起こし、
巨額の予算や強大な軍隊、官僚組織、そしてあらゆる情報を思いのままに操れる主にでもなったつもりで、
権力者は横暴を働き出し、「国家を守ることが、国民を守ることだ」と声高に叫び、
国家権力を私物化します。(p314)

国は全て王国なのか?
王様が必要なのか?

どこへ逃げようか?

◯ 東成区ご紹介

当社が在するのが東成区です。

東成区は大阪市の東に位置し、中小企業の多い区です。
といっても、カッターナイフで有名なオルファさんや、文房具のコクヨさん
ペットフードのドギーマンハヤシさんなどの大企業の本社もある、
実はポテンシャルの高い区でもあります。

生活環境にも優れているため、近年は住宅地が工業地の中に増え、
工場操業が難しくなりつつあるのが悩みの種となり、近隣に住宅がなく、
広い道路に面している工場用地の需要が非常に高い地域で、
工場用地の売り物件が絶えず不足しています。

今後ともこの傾向が続くと思われ、住宅地と工業地のより良い棲み分けが近年の課題です。

コクヨの本社は大阪市東成区だよ。

東成区はどうもおとなしい気質のようだ。
西には天王寺区や中央区というブランド区があり、
北には大阪城の東の城東区・鶴見区が最近JR京橋駅を中心に活性化されている。
東を向くと大和国・奈良の境となる生駒信貴の山々が見え、
河内国の中心部東大阪市や八尾市と隣接しており、
南のお隣は生野区という特徴ある元気な地域である。

そんな中にあって本社を東成区に100年以上活躍している老舗の企業コクヨの名前が新聞紙上を賑わすことになった。
コクヨの黒田会長が関西同友会のの代表幹事2017年度ー2018年度の代表幹事に就任することに決定したからだ。

関西経済界の代表を東成区から排出するほど東成区のポーテンシャル・底力があることを示したのである。

◯ 生野区ご紹介

「あたたかい街 生野区」

地方議会の議員さんってなかなか大変なんじゃないか、と思う。

特にこの頃の大阪の府会議員は難しいのではないか。
自民党というとこれまた大変難しいのではないか、などと心配してしまう。

そんな心配は無用ですよとばかりに生野区の府会議員さんが「ホームページでつぶやいたひとこと集」を送ってくれた

それによると「熊本地震義援金各区内訳」では
8600万のうち生野区だけで1370万ほど、ダントツである。

東成は920万くらい、阿倍野区が990万。

地方議員さんは政党や会派よりも人そのものだとは聞いているが、
家業に成ったりするのはまずいだろう。

いろんな考えの人が新しい感覚でたずさわれるようになるべきだろう。

そんなことを考えた。

それにしても、区によってんなんでこんなに差があるの?

◯ 東大阪市ご紹介

東大阪市 2019年ラグビーワールドカップに向けて

2019年のラグビーワールドカップでは東大阪市の花園ラグビー場で試合が開催される。
「花園ラグビー場」は全国高校ラグビー大会のメッカとして高校生の憧れの地であり
すでに日本において知名度は高いが、世界レベルでは当然まったく知られていない。

このイベントは東大阪市にとって大きな起爆剤となることだろう。
海外から多数の観客が来るだけでなく、テレビ放映を通じて世界中に東大阪の名前を宣伝することになる。

日本の優秀な製造業の下支えをしている中堅・中小企業の集積地としてさらに注目を集めるいい機会である。

しかし、国際試合のレベルに達するためには現在のラグビー場を改修し2万5千ほどに座席数を増やし、
ナイター設備や大型スクリーンを新設しなければならない。

総工費約72億6千万円で、東大阪市の負担の41億円のうち企業や個人の寄付を2億4千万円期待している。
11月末現在1億1千万で、ふるさと納税でも寄付できるらしいし、
5万円以上寄付するとラグビー場に名前を残せるようだ。

最近の日本ラグビーの活躍を見るとこれからの東大阪市花園ラグビー場の話題を中心に
観光・産業の面からも東大阪は注目を集めていくだろう。
八尾市については 我らが「田中しんじ議員」に語ってもらおう。
◯ 「田中しんじ議員 新春に吠える !」杉の実倶楽部 異業種交遊会

1月16日 本年度第1回目の異業種交遊会では杉浦実業株式会社の社員で八尾市会議員(大阪維新の会)の田中くんがお話をしてくれました。

議員になってみて中から見た八尾市、具体的な問題点、市議会活動の会派活動・・・
議会に是非傍聴にきてほしいと要望していました。

身近に市会議員がいることで地域の政治が身近に感じられました。

また住民に向いて物事を変えていかなければいけないと訴えていました。

公務員は自分たちの組織を守ることが目的になってします傾向があるようです。

質疑応答も活発でした。

その後は 我らがアイドル「流しの歌姫」かとうあいちゃんのあの声による語りと歌を楽しみました。

◯ 巴里カフェ」2017年1月例会開催

1月20日金曜日

染色アーティストの中居公子さんがフランスのサロン・ドトンヌに出品・入賞した時の体験を中心に
日本とフランスとのつながりなどを話してくれました。

新たな参加者も増え賑やかな和やかな例会でした。

次回は カミュからアルジェリアとフランスをテーマに取り上げます。
日本とフランスとのつながり、交流、違いといったことを、気軽に話し合います。

最近の日本とフランスの関係でこんなことを感じました。

日本経済新聞の最終ページの文化欄に「私の履歴書」といコーナーがある。
経済人のみならず知識人・文化人・芸術家など幅広い人たちが書いている。
2016年から2017年にかけてのこのコーナーを読まれただろうか。
何か今の日本とフランスとの関係・つながりといったことを象徴している気がする。

2016年12月の登場人物は「高田賢三」、今年77歳で、
1964年11月に横浜からアジア・中近東・アフリカ・欧州を回ってフランスのマルセイユへ行っている。
1968年パリでの5月革命にも立ち会っている。
1964年の東京オリンピック、70年の大阪万博といった高度成長期の時代にパリで活躍している。

私にとっては ほとんど同時代人、ちょっと前を走っている先駆者といった感じである。
ファッション界を内側から、ゲイの世界を実名でもってあからさまに語っており、極めて興味深い記録になっている。

年が明ける2017年お正月1月1日の「私の履歴書」は「カルロス・ゴーン」である。
肩書きは日産自動車社長となっている。
まず、グローバル化の現代で「アイデンティティを失わずに多様性を受け入れることだ」と述べ、
彼自身のアイデンティティをこんな風に語っている:
祖父はレバノンからブラジルに移った移民、彼自身ブラジルで生まれているが、レバノンで高校まで過ごし、フランスで大学に通っている。アメリカでも長くいた。
そして日本での活躍は我々もよく知っている。

30回の原稿のうちさすが現職の経営者、3分の2は日産の経営がいかにうまくいっているかを語っている。
多様性に関して「ダイバーシティ」という言葉を用いている。
日産自動車の執行役員52名のうち20人は外人で(おそらく日本人以外という意味だろう)、
国籍は10ケ国以上という。

最近日本の経営者や政府関係者も参加するようになった「ダボス会議」に触れている。
昔話になるが1980年に僕自身ダボス会議に出席して日本経済新聞の同じく文化欄に一面書かせてもらっている。(1980年昭和55年4月11日)

現在の日本とフランスのような二国間関係は他の国と国では考えられないのではないか。
◯ コンカッション concussion  トランプ旋風 脳震盪 ナイジェリア アメリカ

アメリカでトランプが大統領になって何か好き勝手やっているが、
そんなんでいいの、というような映画を見た。

タイトルは「コンカッション」、
(カタカナで映画の題名をつけるのはどうも賛成でないのだが)

英和辞典を引くとconcussionと書くようだ。
医学用語で脳震盪と訳されている。
(脳震盪 のうしんとう という音はよく聞くが、漢字をつらつら見たことがなかった。
盪 とう というのは皿の上に湯が乗っているんだ!)
第一の意味として、衝突転倒などによる衝撃、激動と書かれている。

ストーリーは、死体解剖から死人の生き方が浮かび上がる推理小説風で、
実話に基づいているそうだ。
ナイジェリアからアメリカに夢を抱いてやってきたベネット・オマル(ウィル・スミス)は、
検死官を務める医師でアメリカンフットボールを引退した花形選手マイク・ウェブスターの解剖から
頭部へのタックルが脳の病気を引き起こすことを発見する。
しかし、オマル医師の見解をNFLは全面否定し、
巨大組織とナイジェリア人との戦いが始まる。

事実真実の隠蔽、その傲慢な手口。
一方理想のアメリカ像を貫こうとする国籍を求める移民ナイジェリア医師。

やっぱりトランプさんでいいのかなぁ。
やっぱりまずいん違うかなぁ、って考えてしまう映画。

ウィル・スミス 好演。
お勧めします。

最後までお付合い、ありがとうございます。

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