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28-034 「うごくもの うごかないもの」平成28年10月号その2

28-034 「うごくもの うごかないもの」平成28年10月号その2

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うごくもの うごかないもの
─ 人・企業・不動産 ─
平成28年 10月号 その2
まぐまぐ ID 99461    (KS)
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● 3匹の独り言

なんでこうなの? 何が違うの? どうしてなの?

まずクイズ:私は誰でしょう?

A 私は「ネズミや蚊などと異なり、XXXXが特定の病気を媒介することはない」

「そのグロテスクな姿やカサカサと早い動き方からもあって現代の日本では一般的には忌み嫌われる」

B 私は「糸を出し、上顎に毒腺を持ち、それを用いて小型動物を捕食する、肉食性の陸上節足動物」である

「農業害虫の天敵であるため益虫として重視される。人家の内外にも多くの種類が生息し、これらは衛生害虫(ハエ、蚊、ダニ、ゴキブリなど)を捕食するため、クモは家庭生活圏においても益虫の役割を果たしている」
「しかし近年では、主に都市生活者の間で、その容姿から不気味な印象を持ち忌み嫌う人や、いわゆる「虫嫌い」の増加などの理由で、不快害虫のカテゴリーに入れられる場合もある」

C 私は「人類にとって最も有害な害虫」である

「媒介される病気による死者は1年間に75万人にもおよび、2位の人間(47万5000人)を押さえて「地球上でもっとも人類を殺害する生物」となっている」

答え
A  ゴキブリ
B 蜘蛛
C 蚊

うちでの対処法
A ゴキブリを見つけたら、ゴキブリが出てきたら
女性軍は大声をあげて逃げる
男性は勇気を持ってスプレーで虐殺行為を試みる
必ずしも成功するとは限らない

B 蜘蛛を見つけたら、仏教徒らしく用意したコップかビンに優しく閉じ込め家の外へと放してあげる

C 蚊は見つければ両手で必殺パチン!
しかし知らないうちに刺されてかゆい!かゆい!となり、薬を塗ることになる
蚊取り線香を焚いて攻撃の防御とする

なんでこんなに違うの?
ゴキブリ かわいそう

なぜ?
見た目のどこが悪いのだろうか
● 今里でのお通夜

彼女は91歳で亡くなった。
闘病3年、あちらで休んでいることでしょうと、遺族の方が語るような最後であったようだ。

前にあった防波堤が一枚一枚剥がされていく。
津波が押し寄せてくる。
我が時がやってくる。

その日はそんなに遠くないぞ!
準備はできているか?
まだまだできていない。

とにかく
今日は、今夜は、生きている。
そんなことをひとりごちながら帰った。
● 午後10時停留所から午前6時停留所まで
トンネルをいかにして通り抜けるか
明日に至る道のり

昨日までできていたのだから特に心配する必要はないのだろう。
いや、心配していないのになんとなく不安であるであるのは心配しているせいだろう。

胸騒ぎがする。
胸で鳥たちが騒いでいる。
羽音を小刻みに立てて騒いでいる。

消灯の時刻だ。
夜へと放り出される時が来た。
ここから明日の朝の光まで同じ間隔で刻まれているはずなのだが
病人の頭の中では、病人の瞼の中では、曲がりくねっていたりゆがんで途切れていたりして
流れていく。

一時間毎に停留所があると理性的には想定しているのだが
そんなことを確かめたことは一度もない。

最初に目が醒めるのが一時間後であったためしはない。
大抵は半とか20分とか途中停車となる。

特に不安があって目を覚ましたわけではない。
悪夢にうなされたわけでもない。
次の眠りに潜り込むことも上手くなった。
今日から明日へ、午後から午前へ寝返りを打って移行する。

3時半という停留所が難関だ。
起きてしまうには早すぎる。
まだまだ明日はやってこない。
明日までに何があるかわからない。
心拍数が気になる。
自分の体に問いかける質問数が増加する。
確信が確信でなくなる。
本を読みたくなる。
文字を頭の中に入れて頭脳を綺麗に構築したくなる。

無理に肉体を思い起こす。
性を想像する。
無駄な努力だとわかっている。

峠を越える、という表現が、単なる表現でなく肉感される一瞬。
光はどこからやってくるのか。
そしてこの光はいつかやって来なくなるのだろう。
その時まで不安は続く、恐怖は続く、死へ向かって生きていくことになるのか。

午前6時停留所は夜の旅行の終着駅だ。
安心していい。
もう怖いものはない。

怖いものはない?

● 映画の話

ドイツの映画が面白い
独特の緊迫感とスピードがある
「ミケランジェロの暗号」「ラン・ローラ・ラン」

ただナチのお話なんかを聞いていると
やっぱりトランプさんではまずいんちゃうかという気がする。
クリントンさんでやってもらって任期途中で副大統領にでも交代するような筋書きはどうなんだろうか?
閻魔さんに聞いてみないとわからないような話になっちゃうが・・・
「東京オリンピック1964」

いい映画、優れた映画。
真っ正直な映画。参加者全てに対する視線。思いやり。
当時の日本人の制服姿の多さにびっくり。
アメリカとソ連の二大国。新興国日本。
みんな若かった。

2020年どうする?
あんな純粋な対応ができるのだろうか?
建設ゼネコン万歳の経済効果以外に期待できるものがあるのだろうか?
誰がどんな映画を作ることができるのだろうか?

世界が高齢化しているというより気持ちが老齢化しているような気がする。
レストレーションというよりルネッサンスを目指すべきなのではないだろうか・・・などとボケた頭で考えて見る。

最後までお付合いくださりありがとうございます
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