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お知らせ

27-038 「うごくもの うごかないもの」 平成27年11月号

25-038 「うごくもの うごかないもの」 平成27年11月号

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     うごくもの うごかないもの
       ─ 人・企業・不動産 ─
        平成27年 11月号
       まぐまぐ ID 99461    (KS)
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○ 柿の話

11月の頭痛の種、それは柿である。

庭に柿の木が二本ある。

この季節になると驚くほどの実をつける。

一年間放っておかれたのを誇るかのように実をつける。

 

まず実を採るのが大変である。

いくつくらいなるのかと数えてやろうと思いつくとこれまたなかなか大変である。

一挙に採って数えようとしても採るのも数えるのも大変である。

 

少しずつ採り数えてやろうと決心して今年始めてみたが

これまた大変でどうも続きそうにない。

 

そこで「柿」そのものを辞書で調べて「柿」を取り込んでやることにした。

 

Connais-tu le plaqueminier? と

フランス人に訊いてみるがいい、plaqueminier を知っているか、と。

この単語は僕の持っている「プチ・ロワイヤル仏和辞典」(旺文社)には入っていないが、

SHOGAKUKAN GRAND ROBERT では見つかった。…

なんのことはない「柿」のことなのだが、フランス語では通常 kaki という。

和英辞典で調べると persimmon という言葉があった。

(参考)として「英米でも食用としては日本原産のかきが有名で、

これらは特に Japanese persimmon, kaki と言う」と説明されていた。

 

さて、そこでわれらがウイキペディアをみてみよう。

「日本から1789年にヨーロッパへ、1870年に北アメリカへ伝わったことから学名にも kaki の名が使われている。」

そのままフランス語版ウイキペディアに移動してみるとこちらにもなかなか面白いことが書いてある。

1768年クック船長の最初の旅行に同行した植物学者マテオ・リッチ・ジョゼフ・バンクスによって

ヨーロッパに知られるようになった、とある。

柿の木の植物学的描写はリンネの弟子カール・ペーテル・ツンベルクによる。

かれは1775-76年日本に滞在した、とある。

 

カール・ペーテル・ツンベルク(Carl Peter Thunberg)

1743年11月11日 – 1828年8月8日)は、スウェーデンの植物学者、博物学者、医学者。

カール・フォン・リンネの弟子として分類学において大きな功績を残した。

また出島商館付医師として鎖国期の日本に1年滞在し、日本における植物学や蘭学、西洋における東洋学の発展に寄与した。

出島の三学者の一人。

オランダ語を勉強してオランダ人として日本に滞在したようである。

異国日本での一年は寂しいものだったようだ。

ツンベルクの命名した植物は多い。

 

柿をめぐって世界中いろんな人物が登場してくる。

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」は

正岡子規とは知らずに芭蕉だばかり思い込んでいた。

 

柿が 「雌雄同株であり、雌花は点々と離れて1か所に1つ黄白色のものが咲き、

柱頭が4つに分かれた雌しべがあり、周辺には痕跡的な雄しべがある。

雄花はたくさん集まって付き、雌花よりも小さい」なんてこと知っていましたか?

 

柿ひとつでなかなか実りの多い旅行ができる。

 

 

 

○ お化粧

化粧というものは嫌いだった。

「本来の姿」を隠して誤魔化すような気がしたからだ。

キツネやタヌキが騙すようなものに思えた。

電車の中でお化粧をするのは礼儀に反しているといった議論も聞かれた。

毎朝歯を磨く、髭を剃る、髪の毛に串を入れてそろえる。

男の私の朝の簡単な身支度だけで結構時間がかかる。

女性は毎朝化粧をするのだ。

時間をかけて身を整えるのだ。

このことがすごいことだと思うようになった。

化粧をすることは非常に人間的なことだ、文化的な行為だと気がついた。

「本来の姿」などというおとぎ話を単純に信じていたのが恥ずかしい。

「本来の姿」であれば人はなぜ服を着るのか、なぜ生まれたままの裸でないのか。

見られた姿がその人そのものなのだ。

だからどのように見られるかを自分で作り出さねばならない。

人は「劇的」なものである、劇・ストーリー・物語を演じるものである。

あらゆる次元で化粧しなければならないのだ。

おそらく女性はそれをよく理解している。

人間社会の中で人間的につまり文化的に生きていく方法をよく理解している。

お化粧はまず第一の礼儀なのだ。

礼儀作法の基本なのだ。

そのため毎日時間をかけ丹念にメイクアップする。

それは決して自分のためではない。

自分をよく見せようといった姑息な考えに基づいているのではない。

それはみんなのためなのだ。

このような根本的真理に思い至った私はすべての女性の毎朝の行為に敬意を抱くようになった。

そして資生堂が果たしている文化的文明的貢献に思い至った。

ノーベル文明賞に値すると思う。

しかし十分に儲けているので賞金を渡す必要はないだろう。

 

 

 

 

○ 強いということ 勝つということ

 

強い奴は強い、強い奴は勝つ、勝つ奴は強い

ラグビーでフランスはニュージーランドにこてんぱんにやられた。

残念至極。しかしどうしようもない感じ。

囲碁では井山が強い。
失った王座戦にも挑戦者として立ち上がってきて
2勝目を挙げた。

全体を見て判断できる。

決して諦めない。

前の手を活かす。

強い奴は強い。

鍛えられている。

訓練することだ。

やってみよう。

真摯に、謙虚に。

すべて、奥は深い。

 

 

○ 猫を撫でる

猫好きの人も多い

猫のどこがいいのだろうか

飼い主とか人間とかには鼻もひっかけず勝手気ままにしているところが気に入っているのではないだろうか

猫は撫でられても喜ぶように思えない、うまく撫でるのも難しそうだ

土日になると不愉快なことが必ずある

人が休んでいるのに遠慮会釈せず安息の家庭に踏み込んでくる電話である

その声たるや 猫撫で声である

本来の自然体から程遠い猫かぶりの声をだして・・・

あー本当に嫌になる。
気持ち悪いと思うのだが、
テレマーケッティングと称して
こんなんで営業ができるとは・・・

化け猫が猫撫で声を出しているような気がするのだが・・・

○ 我が東成区で大阪市内ナンバーワンのもの

 

東成納税協会ではいろんなことを教えてもらう。
教えてもらったホカホカのネタをご紹介しよう。

東成区に大阪市内でナンバーワンのものがある。

自慢するのにはちょっと気が引けるかもしれない。

 

大阪市内の交通事故多発交差点のランキングのお話である。

第5位は、平野区瓜破西の瓜播交差点で15件、同5位、西区新町の西大橋交差点。

第3位は、西区立売堀の阿波座駅前交差点、同じく16件北区曽根崎の梅新東交差点。

2位が北区東天満の東天満交差点17件。

そして第1位19件と圧倒的な優勝を果たしたのが我が東成区大今里の今里交差点というわけである。

内訳は、追突7件、右折直進5件、出会い頭2件、左折時1件、その他4件。

事故発生は10時~12時に4件、18時~22時に7件ではあるが、どの時間帯でも注意が必要、とのコメントがついている。

 

今里ロータリーは鬼門のようだ。

運転には安全運転を心がけ、交通事故を起こさず仕事に励みましょう。

 

 

○ ナポレオンとマリー・アントワネット

「第六回巴里カフェ」のタイトルは「ナポレオンとフランス革命」ということで
ナポレオンについてちょっと勉強させてもらったが
大事な点と思ったのはナポレオンの「革命の申し子」という点である。

フランス革命がなかったらナポレオンはナポレオンとなっていなかっただろう。
時代と人物とが出くわしたのだ。

フランス革命という時代と不幸な出会いをしたのがマリー・アントワネットだと言える。
全く凡庸だ歴史的な役割を果たす器量のない女性がギロチンにかけられ生涯を終えることになる。
不幸というより歴史との不運な出会いというべきでしょう。

振り返って我が日本での維新の会や橋下といった政治家がうまく時代と出会っているのかどうか。
どんな歴史書が描かれるのだろうか。

プーチンにせよ習近平にせよ 独裁者は独裁者に共感を覚えるものなのだろうか。
独裁者は外部から学ぶことがあるのだろうか。
それとも独裁者はすべての法則が独裁者自身に内在していると感じているのだろうか。

 

 

○ 会社設立50周年記念観劇会ならびに会食

 

 杉浦実業株式会社が株式会社として登記されたのが 昭和40年(西暦1965年)8月2日のことである。

 8月2日は初代社長の誕生日に当たる。

 今年はあれから50年の節目の年になる。

 記念のイベントとしてはフランスへの社員旅行も計画しているが、
とりあえず一度お祝いを行いたいということで二か月遅れになったが10月2日に観劇会と会食をした。

 

 大阪の会社らしく、またみんなが楽しめるようにと「なんばグランド花月」での新喜劇の観賞、
その後法善寺横丁のカモ料理「「おら鴨」での会食を計画してくれた。

 吉本新喜劇特別公演は「大坂の陣新喜劇『成安道頓』夢を掘った男」

 

道頓堀を作る時の大阪商人のお話で面白かったし勉強にもなった。
実際の舞台での芸人たちの肉体の動きを目の前にして観客とのやり取りやアドリブを聞いていると

プロのすごさにほとほと感心してしまった。

大阪ミナミの夜の賑わいに元気づけられた。

 

 

○ モノづくりのまち東大阪の一端をご紹介しましょう

モノづくりの先進都市東大阪市にはあらゆる技術が集結しています。
順次ご紹介するとして、まず大枠から・・・
面積 61,81キロメーター
人口504,822人 (平成26年4月1日現在」)

中小企業の集積地
事業所数を見るとビックリするようなことがわかります。
全国主要都市別事業所数の表を見ると
大阪市  19,223
名古屋市 11,299
京都市   8,522
横浜市   6,873

それに続く 全国第5位 6,546
(政令指定都市を除けばダントツの1位)
 
6位は 大田区 4,933
7位   浜松市 4,779

工場密度では全国第1位!

私たちが毎日目にしている中小企業製造業の活躍の場が
数字の上からもよくわかります。

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