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月別アーカイブ: 2012年7月

12-025. 「独立国家のつくりかた」

 まずこのセンセイショナルなタイトルに惹かれて買った。
著者坂口恭平は1978年熊本生まれというからまだ34歳だ。
「一人で、0円で国をつくった男の記録」として
2011年5月10日に銀座で建国されているらしい。

 それはさておき、この本の提起する問題は大きく深く重い。
そして発想の仕方が面白い。
新しいタイプの論客の登場を感じさせる。

 そして、かれが繰り返し述べているのは「普通に考える」ことの重要性である。
引用してみる:
・・・常識は怖い。普通の思考を僕たちはできなくなっているのだ。
 普通に考えよう。常識というものは、文句を言わないようにというおまじないである、
まずは、そのおまじないから解放される必要がある。
おまじないからの解放は、「考える」という抑制によって実現する。」

 実際にかれの具体的に行っていることはこの本をお読みください。

 

 

12-024. 売上を上げるということ

売上を上げるということ、について考えてみる。
われわれの業界、不動産の仲介について具体的にイメージしてみる。
個人プレーがほとんどになってしまうので、営業はひとりひとりが自分の案件を追いかけることとなる。
難しい案件、易しい案件、時間がかかる案件、すぐに終わりそうな案件、大きな案件、小さな案件、
重要な案件、それほど重要でないと思われる案件・・・
営業マンはひとつひとつの案件をどのように判断評価して、毎日の行動に反映させているのだろうか。(時間の取り方、スケジュールの組み方・・・)
顧客のことをどの程度知っているのだろうか。(インターネットで会社のことを調べたのだろうか・・・)
顧客の考えを十分に聞き取っているのだろうか。(質問力を営業マンは身につけているだろうか)
顧客は、本当に必要なものとして求めているのだろうか。
金額は、期限は、場所は、・・・どこまで妥協できるのか。
話相手は決定権があるのだろうか。

このようないろんなファクターが最終的に売上をあげられるかどうかに関連してくると思うのだが、いかがでしょうか。

不動産を探す場合、いいものがあったら欲しい、良いものがあったら持っといで!といった話も多い。
結局ないものを探すことになりかねない。
ないものはない、見つからないものは見つからない、このような結論を明確にすることも必要だ。
そして、次に行く。

売上を立てるということは、最後まで行く、ということではないか。
0スタート点から始まった案件が最終点10まで一つのサイクルを完了することで、その結果として売上というものになる。
もしそうだとすれば、最終的にその案件が不調に終わり、もう買わない・借りないという結論が出た場合、やはり売上を立てたのと意味は同じだろう。(金額はゼロにしても)
そして、次の別の案件に進むことができる。

良くないのは、訳も分からずグズグズ停滞することだ。
最終点から見て今どこにいるのも分からず、いつ終えようとするのか想像もできず、毎日毎日右往左往している状況である。
あっちもやらないといけない、こっちもやらないといけない。
人から要求ばかりされて動かされている状況である。

売上を立てるということは、自分で最終点まで導いていくことである。
自分で結論を判断することである。

こんなことを考えてみました。

12-023. 「社長のテスト」

一気に読んでしまいました。
面白いビジネス小説(フィクション)です。
IT業界の雰囲気、起業家の発想などよく窺える。
社長業の特色などもわかりやすい。

こんな文章を見つけた:
・・・打てば響くような優秀な人間がずらりとそろっていた。
自分で考えて動き、上司に判断を仰ぐ時には
「自分はこうしたいのですが、いいでしょうか」という言い方をするものだった。
 ところが、うちの社員はすぐに「どうしたらいいですか」と訊いてくる。

12-022. 動け! 動け! 動け!

動け! 動け! 動け!
動き回れ!
動ける間は大丈夫。
動いている間は大丈夫。

止まるな!
閉じこもるな!
自分を閉じ込めるな!
出て行け! 外へ出て行け!

犬も歩けば棒に当たる!

12-021. 他流試合

日頃指導を受けている囲碁インストラクターがプロのご主人と二人で開催されている囲碁セミナーに参加させていただいた。
4局打ってそのうち1局は指導碁、2勝1敗。
まあまあの成績か。

普段は仲間内でやっているので、そのときと比べると緊張感が違う。
初めての人に対して失礼があってはならないと思う。
こんな他流試合は必要だなぁと思った。

井の中の蛙にならず、外の世界でも通じるようにならないといけない、
外へ出ていかないといけない、と感じた次第であります。

 

 

 

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