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14-025. 一緒に食事をしましょう

14-025. 一緒に食事をしましょう

 

 8月3日の毎日新聞を読んでいるとこんな記事に出くわした:

サル化する人間社会

 京大の山極寿一教授の「時代の風」というシリーズものである。

ちょっと長いが引用させてもらう:

サルの食事は人間とは正反対である。

群れで暮らすサルたちは、食べるときは分散して、なるべく仲間と顔を合わせないようにする。

数や場所が限られている自然の食べ物を食べようとすると、どうしても仲間と鉢合わせしてけんかになる。・・・

 

けんかの種になるような食べ物を分け合い、仲良く向かい合って食べるなんて、サルから見たらとんでもない行為である。

なぜこんなことに人間はわざわざ時間をかけるのだろうか。

それは、相手とじっくり向かい合い、気持ちを通じ合わせながら信頼関係を築くためであると私は思う。

・・・

ところが、・・・近年の技術はこの人間的な食事の時間を短縮させ、個食を増加させて社会関係の構築を妨げているように見える。

自分の好きなものを、好きな時間と場所で、好きなように食べるには、むしろ相手がいないほうがいい。

そう考える人が増えているのではないだろうか。

 

 でも、それは私たちが食事によって育ててきた共感能力や連帯能力を低下させる。

故人の利益だけを追求する気持ちが強まり、仲間と同調し、仲間のために何かしてあげたいという心が弱くなる。

勝ち負けが気になり、勝ち組に乗ろうとする傾向が強まって、自分に都合のいい仲間を求めるようになる。(引用終わり)

 

結論:さぁ どこか一緒に食事にいきましょう。

 どこかいい料理屋かレストランに招待いたしますよ。

 お声を掛けていただいたら、どこへでも喜んでお伴します。

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